初めてのWeb面接でも安心!基本的なやり方と注意点を徹底解説

Web面接
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保育士ワーカーでは、新型コロナウイルス感染・拡大防止の観点からWeb面接を実施しています。さまざまな業界においても、Web面接を取り入れる企業は徐々に増えてきました。
しかし実際にWeb面接を体験したという方の割合は少なく約2割程度とされています。Web面接を行うにあたって何が必要なのか、どのようなことに気を付けたらよいのか、知らない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回、初めてWeb面接を受けるかたのために面接時の注意点や必要なものについてわかりやすく解説していきます。是非参考にしてみてくださいね。

Web面接とは?Webならではのメリットとデメリット!

Web(ウェブ)面接とは、地方や海外など遠隔地に在住していて企業に直接訪問することが難しいといった方のため、または感染症予防の観点から、Web上で行う面接方法のことをいいます。パソコンやスマートフォンなどのWebカメラを通してリアルタイムに行われます。

直接企業に訪問する必要がないことから、移動時間や交通費を気にすることなく面接を受けられるといったメリットがあります。企業側にとっても、日程の調整がしやすいためここ数年でWeb面接を採用する企業はかなり増えてきています。リアルタイムのWeb面接だけでなく、事前に撮影した動画を専用のプラットフォームに投稿する録画面接も増えています。日程調整の手間がないため、倍率の高い求人では特に重宝される面接形式です。録画面接もWebカメラを使用する点で似ており、押さえるポイントもWeb面接と共通のものが多いです。

Web面接と対面面接の違い!タイムラグに注意

Web面接と対面面接の違いについてですが、面接における「服装、髪型、言葉遣い、質問内容」はどちらも特に変わりはありません。
しかしWeb面接の場合はリモートで面接を行うため、ネット環境や使用する端末によっては映像と音声にタイムラグが発生してしまう恐れがあります。万が一タイムラグによって音声が聞き取りにくくなってしまうと、面接官に不快感を与えてしまうことも…。Web面接での失敗を回避するためには、普段話すスピードよりもゆっくりとわかりやすく伝えなければなりません。
また、視覚情報をわかりやすく提示することも大切です。見た目の印象や表情を意識するだけでも面接官によい印象を与えることができますよ。

Web面接時の準備するもの

では次に、Web面接を行うために必要なものについて見ていきましょう。

【準備するもの】
・デバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)
・Webカメラ※搭載されていない場合、画質が悪い場合
・イヤホンとマイク
・使用するツールやソフトとアカウント
・スーツ
・履歴書やエントリーシートのコピー
・筆記用具、メモ帳

通信機器はWeb面接の必須アイテム

Web面接で使用する機材は、主にPCもしくはスマートフォンやタブレット端末、Webカメラ、イヤホンとマイクなどがあります。

■PCもしくはスマートフォンやタブレット端末
Web面接は、基本的にはスマートフォンやタブレットなどを含め、どの端末を使用しても問題はありません。ただしスマートフォンやタブレットを使用する場合、手持ちで行うと手ぶれで画面が揺れてしまったり、うっかり落として面接が中断されてしまったりする恐れがあります。必ず手持ちではなく三脚などを使って端末を固定するようにしましょう。
面接中に充電が切れないように必ず事前にフルで充電しておき、万が一に備えて充電器やモバイルバッテリーを用意しておくことがおすすめです。

■Webカメラ
使用機器によっては、カメラが搭載されていなかったり画質が荒く見えづらいものがあります。事前に一度使ってみて面接には適さないといったときは、外付けのWebカメラを用意しましょう。安いものですと3,000円以内で購入できるものもありますので、是非検討してみてくださいね。

■イヤホンとマイク
パソコンやスマートフォンでは、音声が拾えない場合や相手の声が聞き取りづらいといったケースがあります。この場合はマイク付きのイヤホンがおすすめです。

■ツールの確認と専用アカウント
Web面接のスタイルは、Skype、Whereby、Zoom、FaceTimeなどツールを介して行います。どのツールを使用するかは企業によって異なりますので事前に確認しておきましょう。

初めて使用する場合には、アプリやソフトをダウンロードし、専用のアカウントを取得します。企業とのやり取りで使用するものですので、プロフィールやアイコンには注意が必要です。その点、保育士ワーカーではSOKUMENというツールを使用しています。SOKUMENは会員登録やアプリのインストールが不要となっており、アドバイザーから送られてくるURLをクリックするだけでWeb面接を受けることが可能です。

服装は対面面接と同じように

Web面接といっても基本的なマナーは対面面接と同じです。スーツは上下を着用し、白もしくは派手過ぎない色のシンプルなシャツを選びましょう。髪はきちんと整えて、顔が隠れてしまわないようにピンで前髪を留めるなど工夫をしてください。
Web面接だから大丈夫だろうとカメラに映る部分だけに気を遣い、下は部屋着やパジャマのままで面接に臨もうとする方が少なからずいます。面接官と直接会って話さないからといって服装をないがしろにしてはいけません。
企業によっては、全身の服装をチェックすることもあります。カメラ越しでも面接官は身なりをしっかりチェックしていますので油断せずに臨みましょう。

履歴書やエントリーシートのコピーがあると安心!カンペには注意!

事前に提出している履歴書やエントリーシートは同じものを印刷しておくのがおすすめです。自分が履歴書に書いたことを面接官が深掘りしてくることが多いため、手元に履歴書があれば今何を聞かれているのか確認しやすくなります。
伝えたいことや質問内容を書いたメモ書き、いわゆるカンペもあらかじめ用意しておくと安心ですが、毎回視線を落として確認することは避けたいです。面接官に悪い印象を与えてしまいますので、当日は極力見ないようにしっかり内容を覚えておきましょう。

もしくは、手元に書類を置いておくのではなく、目線の先にある壁やWebカメラ付近に貼っておくことで、視線をまっすぐ保つことができますよ。

Web面接で気を付けるべきところ

面接場所はインターネット環境が重要

Web面接を受ける場所は、周囲の雑音や騒音に配慮しインターネット環境が安定した場所を選びましょう。カフェなどの公衆Wi-Fiは、回線が安定していないことが多くおすすめできません。また、外や人のいる場所での面接は周囲の音が聞こえてしまい、自分も面接官も気が散ってしまいます。静かな自宅で、安定したWi-Fi環境や有線LANケーブルをつかって面接に臨みましょう。
自宅で面接を行う際は、背景の映り込みにも注意が必要です。壁に貼ったポスターや装飾品は避けて、シンプルな壁やカーテンを背景にするといいですね。ほかにも、家族がいる場合は面接中に邪魔が入らないように事前に面接日程を伝えておくようにしましょう。

■自宅以外で受けられる場所は?

自宅が最適とはいえ、ネット環境が整っていない場合やどうしても雑音が入ってしまう場合も。そんな方には、コワーキングスペース、駅の個室ワークスペース、ビジネスホテル、レンタルサービスの個室がおすすめです。
コワーキングスペースは、会員登録して一定期間利用することが前提とされていたり、場所によっては個室ではなく雑音が多かったりすることがあるので、念入りに下調べをすることが重要です。駅の個室ワークスペース、ビジネスホテル、レンタルサービスの個室なら、完全個室なのでその点安心ですね。ビジネスホテルはWeb面接のみの利用なら、宿泊より安いデイユースのプランがおすすめです。

面接前には映像の確認をしよう

端末をセッティングしたら、面接の前に必ず映像の確認をしてください。自身の顔が暗くなりすぎていないか、カメラの角度で上から目線になってしまっていないか、映像に乱れは生じていないかなど、一つひとつチェックしましょう。
顔が暗く見えてしまう場合は、部屋の照明をつけたり、デスクライトやリングライト、スマートフォンのライトで顔を照らしたりしましょう。顔の下に白い紙やハンカチを置くだけでも光が反射して明るく見えますよ。

Web面接でもマナーは忘れずに

必ず面接が始まる10分前にはカメラの前にスタンバイできるよう準備を整えておきましょう。デバイスやアプリ・ソフトの起動に時間がかかることがあるので、遅刻しないためにも準備は非常に重要です。面接開始時は、いきなり通話を始めるのではなく先にメッセージなどで準備が整っている旨を伝えてください。
お互いの姿が確認できたら、まずはこちらから一礼し「こんにちは、○○と申します。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶をしましょう。そして面接終了時には、「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。失礼いたします」と言い一礼して通話を終了します。

面接中のパソコン操作はNG

相手の画面には映らないからと、ネットサーフィンやSNSをチェックするのはやめましょう。あなたの視線やキーボード操作、クリック音などで相手にわかってしまいます。
また、パソコンでメモをとったほうが早いだろうと面接中に打ち込む方もいらっしゃいますが、カタカタと聞こえてくるタイピングの音は相手に不快感を与えてしまう恐れがあります。メモをとりたいときには、用意した紙に書くようしましょう。

トラブルが起きた場合は緊急の連絡先へ

パソコンやネット回線の不具合でトラブルが起きてしまったら慣れない方は突然のことに慌ててしまい、とっさに対応できないこともあるかと思います。万が一、面接途中でトラブルが起きてしまっても慌てるのはNGです。まずは、相手先の企業に電話やメールなど別の手段で不具合の連絡をしましょう。ネットの接続ができない場合は、一度ルーターをリセットし接続し直してみてください。それでも復旧の目途が立たないときは、至急採用担当者に電話で謝罪し改めて面接をしていただけるよう日程の調整をしてもらいましょう。
トラブル時の対応によっては、マイナスの印象をプラスに変えることもできます。焦らず冷静に対処できるように万が一の場合を想定しておきましょう。

会話は笑顔でハキハキと!

Web面接では通常の対面面接のとき以上に表情が重視されます。第一印象をよくするためにも、最初は笑顔でハキハキと明るい挨拶をするよう心がけましょう。自分が話すときはタイムラグを考慮しつつ、一呼吸して間を置いてから話し始めます。また、相手に内容をしっかり伝えるためにもできるだけ大きめの声とトーンで話すことが大切です。

十分な準備をしてWeb面接を成功させよう!

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことを目的に、企業は続々とWeb面接を導入し始めています。日程調整がしやすく移動等の負担がないといったメリットがある一方で、面接を行うための道具や予備知識が必要です。通常の対面面接を経験した方でも、初めてのWeb面接では勝手がわからず緊張してしまうこともあるでしょう。当日になんらかのトラブルが起きてしまい、とっさに対応できず面接に失敗してしまわないためにも、基本的な知識と対応策を身につけて面接に臨みましょう。
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