保育士の服装の重要性とは?選ぶポイント3つとおすすめの服装も紹介

ブロックで遊ぶ男の子
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保育士にとって服装は印象を左右する重要なもの。何を着るか迷っている方へ、3つの選び方のポイントやジャージ・ズボン・エプロンの基本の服装をお教えします。春夏秋冬ごとにおすすめのコーディネートも紹介。基本を押さえつつおしゃれな保育士を目指しましょう!

保育士の服装選びの重要性

保育士に限らず、社会人として身だしなみは最低限のマナーです。保育士は子どもたちのお手本であり、保護者からも信頼される存在でなくてはなりません。

服装を含む身だしなみを整えることは、安全面や衛生面でも必要となります。「子どもたちにとって危険な物を身に付けていないか」「清潔な服装か」を重視して服装を選びましょう。

保育士はおしゃれをしてもいいの?

保育士は安全で衛生的な服装をする必要があります。ポイントさえ押さえればおしゃれを楽しむこともできます。

そのためには服装選びのポイントを知り、NGな服装を知ることが必要です。

保育士の服装選びのポイント3つ

保育士の服装を選ぶ上で特に重要なのが「動きやすいか」「清潔感はあるか」「安全であるか」です。他にも「洗いやすいか」や「子どもの肌に優しい素材か」なども服装選びで確認したい点です。

では具体的にはどのような服装を選べば良いのでしょうか。

1. 動きやすい服装

保育士は子どもと一緒に遊び身体を常に動かすため、服装を選ぶ上で動きやすさが重要となります。ジャージ、ポロシャツ、Tシャツ、チノパンなど軽くて可動域が広いものが動きやすいです。

逆に動きにくい服装は適していません。スカートなどいざというときに動きにくいものは選ばないようにしましょう。

2. 清潔感のある爽やかな服装

保育をする中で子どもが衛生的に過ごせるように配慮するのも保育士の仕事の1つです。汚れのない清潔感のある服装を心がけましょう。汚れにくい服や洗いやすさを重視した服装選びも清潔感のある服装を選ぶポイントです。

不潔や不衛生に見える服装は当然NGです。汚れや臭いにも注意しましょう。だらしなさを感じる露出の多い服や派手な服も清潔感を感じられないので避けましょう。

3. 安全性を重視した服装

子どもの安全を守ることも保育士の大切な役割です。子どもと触れ合う中で危険な可能性があるものは避けましょう。

例えば引っ張られる可能性のあるフード付きパーカーやピアスなどのアクセサリーです。保育園によっては禁止されているアクセサリーもあるので選ぶ際は注意しましょう。

保育士の基本の服装はこれ

シンプルで動きやすい保育士の基本の服装は「Tシャツ」「ズボン」「エプロン」です。派手な服装や蛍光色などの色味は避けましょう。キャラクターものなどかわいいデザインが子どもたちにも人気です。

ズボンについてはジーンズはNGのところもあるので保育園によって適した服装を選びましょう。

ジャージやチノパンも必須

Tシャツ・ズボン・エプロンの他にも用意しておきたい服が「ジャージ」や「チノパン」です。動きやすく乾きやすいので保育士にとってこちらも必需品です。

ジャージ、チノパンは種類が豊富なので、選ぶ際には派手すぎないものや装飾のないものを選ぶようにしましょう。

季節に合った服装とは

服装を選ぶ際は季節によって気温などに対応する服装を選び、着ている際の快適さだけでなく、乾きやすさなどにも注目しましょう。

季節ごとの気温の特徴や注意点、具体的な服装を紹介するので参考にご覧ください。

過ごしやすい気候の春のおすすめの服装

春は比較的過ごしやすい暖かさです。薄手の長袖の上着などで紫外線をカットしつつ、すぐに脱ぎ着できるような格好がおすすめです。

重ね着しても動きやすいジャージや、紫外線対策のためにアームカバーを使用するのも効果的です。

汗をかきやすい夏におすすめの服装

夏は気温が高く日焼けや熱中症に注意が必要です。半袖や7分丈の上着やズボンを着るようにしましょう。高温で汗をかきやすいので速乾性のある肌着や熱のこもりにくい素材の服を着るのも効果的です。

室内は空調など寒さに敏感な方は体を冷やさないようカーディガンなどの羽織りものを持っていってもいきましょう。

寒暖差のある秋におすすめの服装

秋は1日の間で気温差があります。朝や夕方の気温と昼間に気温が上がることを想定して脱ぎ着できる服装を選びましょう。

秋は春と同じく過ごしやすい気温ですが、春よりも寒さ対策をした服装がおすすめです。

寒さに気をつけたい冬におすすめの服装

冬は気温が低く、短時間の外遊びや散歩でも寒さ対策が必要です。体温を逃さない素材の下着や暖かい素材の上着を着るなどの工夫をしましょう。

さらに冬は気温が低いことに加えて空気が乾燥しているため風邪が流行る季節でもあります。体調管理には充分気をつけて身体を冷やさないようにしましょう。

服装以外の保育士の身なりで気を付けること

保育士には服装以外にも気をつけたい身だしなみがあります。トラブル回避のために必要なのはどんな身なりなのでしょうか。

服装と同じように清潔感や動きやすさ、安全性の高さに注目しながらヘアスタイルやアクセサリーなどの選び方を紹介します。

髪の長さや髪色は?

ヘアスタイルで大切なのはまずは「清潔感」です。肩にかかる髪は束ねて、前髪は目が隠れないようにヘアゴムで上にあげましょう。ヘアピンを使うと子どもたちがくわえたり危険なので使用は控えましょう。

髪色にも注意が必要で、黒髪など落ち着いた色が無難です。先輩保育士の髪色なども参考にしましょう。

アクセサリーはつけてもいい?

イヤリングやピアス、ネックレスなどのアクセサリーは万が一落ちたりすると飲み込む可能性もあり危ないなので着用は控えましょう。

ヘアゴムの色なども園によって規定のあるところあるので確認しておきましょう。

メイクは派手じゃなければいい?

保育士のメイクの濃さは「ナチュラルメイク」が無難です。子どもが触れる可能性もあるのでノーメイクが好ましいという意見や、人前に出るのはメイクをするのがマナーなど意見は様々。しかしどの保育園でも、派手なフルメイクや香水の匂いをさせるなどはNG。

保育園によってメイクの規定や特徴も異なるので確認しておきましょう。

ネイルはしてもいい?

子どもの怪我を防止するためにも長い爪はNG。短く切って手のひら側から見て常に爪が見えない長さにする必要があります。

目立たない色のネイルなら許されている園もありますが、その際でも剥がれやすいネイルはNGです。トラブル回避のためにネイルはしない方が良さそうです。

保育士は子どもたちのお手本になる服装を心がけましょう!

保育士の服装の選び方の3つポイントや、季節や行事ごとのおすすめの服装を紹介しました。保育士の服装はポイントさえ押さえれば、おしゃれで可愛い服装にすることも可能です。

服装などの身だしなみは社会人として最低限のマナーであり、子どもたちの安全を確保するために重要な要素です。子どもたちのお手本になると共に、保護者からの信頼も厚い保育士になれるように正しい服装を心がけましょう!

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