保育士の仕事の探し方って?長く働ける保育園の探し方のコツ

保育士の仕事の探し方って?長く働ける保育園の探し方のコツ
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今回は保育士の仕事探しでお困りの方に、保育園の仕事を探す際のコツや注意するべきポイントをご紹介します。具体的な仕事の探し方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

保育士の仕事探し3つのコツ

保育士の仕事探し3つのコツ
保育士の仕事探しに限らずどの職種での仕事探しでも言えますが、まずは自分が求めている仕事の条件や職場環境を整理することが大切です。

その後に、自分の希望に見合った仕事探しを進めていくことでより理想的な仕事を見つけることができます。

保育士の仕事探しのコツ ①希望条件の整理

保育士の仕事探しでは、保育士としての希望条件と勤務の希望条件の2つに分けて考えながら、希望の条件や職場環境の整理をしてみましょう。


【保育士としての希望条件】
保育士の仕事を希望している理由を考えてみましょう。
保育士の仕事の理由が“子どもが好き”という理由の場合は、乳児のお世話がしたいのか、幼児クラスで毎日走り回りたいのかで、希望の保育園が分かれる場合もあります。

その他、「英語保育」に興味がある人もいれば、得意の「ピアノを活かしたい」と考えている人もいます。
人によって保育士として働きたい理由が少しずつ違うと思います。
自分の場合は保育士としてどんな想いがあるのか、保育士の仕事探しの前にブラッシュアップしてみましょう。ここでブラッシュアップすることで、保育士としての希望条件が分かってきます。


【勤務の希望条件】
保育士の仕事を探している人には、新卒から30代、40代、50代と様々な年代の方がいます。
そして、年代や家族構成などによって、求める勤務条件は違ってきます。
例えば、子育て中だから朝は遅く出勤したい人もいれば、早番や遅番をして勤務にメリハリを付けたい人もいます。

ここでは、自分の希望の勤務条件を考えていきましょう。
  • 保育園の場所、通勤時間 (自宅から徒歩で行ける距離など)
  • 通勤方法と交通費 (マイカーOKか、駐車料金やガソリン代など)
  • 勤務したい曜日、時間 (土曜日出勤の有無、早番遅番に入る回数など)
  • 給与条件 (月収20万円は絶対、賞与は月3ヶ月欲しいなど)
  • 借り上げ制度はあるか、福利厚生 (住宅手当、借り上げ制度の金額など)
  • 扶養内なのか扶養外なのか (いくら稼ぎたいのか)
条件を挙げたら、さらに優先順位を付けておきましょう。
自分の理想の働き方が整理できると思います。

雇用形態を知っておくと、仕事探しをするときにも役立ちますよ。

[正規雇用]

正社員…雇用期間の定めがない

[非正規雇用]

契約社員…雇用期間の定めがある。待遇面では正社員と同等という場合も

パート・アルバイト…1年更新など期間の定めがあり、短時間勤務で時給制の直接雇用が多い

派遣社員…派遣元と雇用契約を結び、派遣先で就業する働き方。間接雇用

それぞれの雇用形態にメリットとデメリットがあります。
自分が保育士としてどの雇用形態で働きたいのかを考えてみましょう。

保育士の仕事探しのコツ ③保育施設の種類を知る

保育園には、マンモス園と呼ばれる保育園から、乳児だけの短時間開園の保育園など様々な形態があります。
こちらでは、保育施設の形態についてご紹介します。


【公立保育園】
各自治体の公務員の保育士職の人が働いています。
敷地の基準も満たしているので、子どもの定員数も多いです。
パートや非常勤保育士の仕事内容や勤務時間を明確にしている保育園が多いです。

【私立保育園】
企業や社会福祉法人運営の施設が多いのが私立保育園です。
保育園によって、英語やモンテッソーリ教育など独自の教育・保育方針を掲げています。
早朝や延長などで、開園時間が長い保育園もあります。

【小規模保育園】
0~2歳までの定員6~19名の小さな保育園です。
2歳までのお子さん対象で定員が少ないので、大きな行事は少な目です。
保護者の負担を減らす対策を重視している保育園が多いです。

【企業主体型保育園】
企業に勤めている社員を主に保育する保育園です。
保育園によっては、企業のお子さん+地域のお子さんの半々でお預かりしているところもあります。

保育士の仕事を探す時に要注意!5つのポイント

保育士の仕事を探す時に要注意!5つのポイント
仕事探しの中でも、保育士の仕事を探す上で見落としがちな、特に注意すべきポイントをご紹介します。

要注意ポイント①給与・待遇面

保育士の仕事を探し、実際に保育士として採用されてからの不満で多いのが給与面です。
例えば、「月収例:180,000円」や「月収200,000円〜」などの給与欄の表記だけをみて給与の比較をしないようにしてください。
理由としては、月収例や月収の表記が、年間の賞与などの手当を全て含んだ「年収」を月に換算した表記のことがあるからです。

給与・待遇面は、採用後に「こんなはずじゃなかった」と認識にズレが発生することがあるため、応募前や選考時にしっかり確認することが重要です。

年収例の記載や、手当や昇給・賞与は具体的な金額などの記載があるか確認すると安心です。

要注意ポイント②残業の有無

保育士の仕事を探すなら、絶対にチェックして欲しいのが残業の有無です。
保育士を辞めたいと思う理由で上位にあがるのが「残業が多い」という理由だからです。

一方で保育士の残業問題は、データとしてなかなかあがってこないことが多いのが現実です。
「残業は少な目」「行事前に少しある程度」の記載があっても、具体的に月何時間の残業があるのか、また持ち帰り作業はあるかなどをきちんと確認しましょう。

保育園の運営団体の方針や、園見学で質問をするなど、自分自身でも確認することがポイントです。

要注意ポイント③保育方針

保育士の仕事を探す時、いくら他の勤務条件が整っていても、保育園の方針に共感できなければ快く働けません。
自分の理想の保育と、出来る限りマッチした保育園に勤めるのがベストな選択ですね。

自分の理想の保育がわからない場合は、いろいろな保育園のホームページで保育方針や保育目標などをチェックして情報収集することもオススメです。

要注意ポイント④仕事内容

保育士として仕事を探す場合は、仕事内容も確認しましょう。
同じ正社員、派遣やパート社員であっても仕事内容は保育園によって違う部分があります。

正社員なら、どこまでが本部や園長の仕事になるのかをしっかり確認してください。
保育園によっては、正社員は毎月の保育料の清算や会計に追われて保育士業務ができないなんてことも…。

派遣社員やパート社員なら、契約時に書類作成業務の有無は確認することをオススメします。
連絡帳・年間計画・月間計画・週案・日案など保育士の仕事に書類作成はたくさんあります。
細かいと感じるかもしれませんが、契約して働く以上は事前に仕事内容の確認は必要です。
担任業務や行事の担当なども合わせて業務内容の確認をしましょう。

要注意ポイント⑤園見学

保育士の仕事を探すなら、応募前の保育園見学がおすすめです。

園長先生とじっくりと話しをすること、また保育園での日常の保育を見学しながら、自分が働く姿を想像することで、前向きに応募に進めるはずです。
実際に働いている保育士の笑顔や人数もしっかりチェックしましょう。

もし、保育園を見学した中で自分の求めている保育環境と違うところや、何か違和感があった場合には選考を辞退することもできます。

保育士の仕事の探し方

保育士の仕事の探し方
最後に、保育士の仕事探しの方法をご紹介します。
保育業界は人手不足が叫ばれる業界であり、さまざまな方法で保育士求人情報を探すことができます。
具体的な保育士の仕事探しは以下の通りです。
  • ハローワークに登録する
  • 保育士の人材紹介や派遣に登録する
  • 保育士の求人サイトを使って検索する
  • 一般求人情報のフリーペーパーや求人サイトを探す
  • 友人や近所の情報から保育園を紹介してもらう
保育士の仕事の探し方にはいろいろな方法がありますので、ご希望の方法で理想の保育園を見つけてください!
より理想的な保育園を見つけるために、いくつかの方法を平行するのもおすすめです。

保育士の仕事探しを進める時には、こちらの記事の「保育士の仕事探しの3つのコツ」や「保育士の仕事探しの5つの要注意ポイント」を参考にしてくださいね。
保育士・幼稚園教諭・保育教諭などの就職・転職をお考えの方は、ぜひ保育士ワーカーにご相談ください!
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