子どもに関わる仕事とは?子ども好き&資格なしの人におすすめの仕事

笑顔の保育士さん
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「子どもが好き」「子どもに関わる仕事がしたい」と、考える人も多いでしょう。
そこでこの記事では、子どもが好きだけど資格がない人、保育士資格を持っていて就職・転職を考えている人に向けて、それぞれにおすすめの仕事をご紹介します。

また、子どもと関わる仕事に向いている人の特徴や、やりがいについても詳しく解説しますので参考にしてください。

子ども好き必見!資格がなくても働けるおすすめの仕事

遊具で遊ぶ子供
子どもが好きでも「保育士資格の取得はハードルが高い」と、感じる人も多いでしょう。
まずは、資格がなくてもできる子どもと関わる仕事をご紹介します。
仕事内容や必要なスキルも解説しますので、ご自身の特性に合っているか参考にしてみてくださいね。

保育補助

保育園での保育補助は、保育士資格がなくても勤務可能です。
保育士不足により、保育補助を求めている保育園はたくさんあります。
主な仕事内容は、子どものオムツ交換や遊びの見守りです。

子どもとしっかり関われるため、これから保育士を目指す人にもおすすめです。
しかし、多くの場合は時給制となるため、収入に不安を感じる可能性があります。

給食の調理員

保育園や小学校の給食調理員も、無資格で募集されています。
管理栄養士や調理師の指示に従って、簡単な調理を担当します。

一緒に給食を食べる機会があれば子どもと関われますが、勤務先によっては挨拶程度の触れ合いになる可能性も。
大人数の給食を作るため、体力的に負担がかかりますが「子どもの健康を守っている」というやりがいを感じられる仕事です。

用務員やバスの運転手

保育園や小学校の用務員は、同じ施設内で働くため子どもと密に関われます。
名前を覚えて慕ってくれることもあるでしょう。
事務作業や機械が得意な人に向いています。

また、バスの運転手は保育園・幼稚園・小学校など、さまざまな場所で募集されています。
子どもの命を守る大切な役割のため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
挨拶程度の関わりになりますが、警備員もおすすめです。

病院の受付や事務

病院の受付や事務は、来院した子どもと関わります。
とくに、小児科や歯医者などは子どもの来院が多くなります。
とはいえ、病院のため子どもの笑顔が見られないかもしれません。

無資格・未経験でも募集されていますが、医療事務の資格があれば有利です。
付き添いできた子どもをキッズスペースで見守ることも少なくないため、業務内容をしっかりチェックしてみましょう。

子ども服の販売スタッフ

子ども服を取り扱うお店のスタッフになれば、来店した親子を接客できます。
靴やおもちゃ売り場もおすすめです。
子ども向けの商品を販売しているうちに、子どもの発育に関する知識も身に付きます。

正社員の募集も多く、安定した働き方が期待できます。
資格がなくても働けますが、立ち仕事で体力が必要です。
また、接客業のためコミュニケーション能力が欠かせません。

テーマパークのスタッフ

テーマパークのスタッフになれば、子どもたちとたくさん触れ合えます。
小さな子どもから高校生まで、子ども達のとびきりの笑顔が見られる仕事です。
アトラクションへの誘導や接客はもちろん、清掃、点検、販売など、その仕事は多岐にわたります。

とてもやりがいのある仕事ですが、外仕事が多いため夏や冬は大変です。
また、どんなに疲れていても、明るい笑顔での接客を求められます。
「楽しいことが大好き」「声が大きくて盛り上げるのが得意」という人に向いている仕事といえるでしょう。

プレイパークのスタッフ

商業施設や野外で運営されているプレイパークは、子ども達に人気の遊び場です。
保護者が一緒に入場して遊ぶ施設もあれば、保護者が買い物中に子ども達だけを預かる施設もあります。

遊具で遊ぶ子ども達と関わるうちに、子どもの発達に関する知識も身に付きます。
子ども達がケガや事故なく遊べるよう、安全に配慮して見守る力が求められるでしょう。
キャンプ場など、野外のプレイパークは力仕事も多く男性にもおすすめです。

イベントスタッフ

イベントスタッフは、ヒーローショーや展示会などに集まった子ども達と関わる仕事です。
司会や出演者として会場を盛り上げれば、子ども達の注目の的となるでしょう。

とくに必要な資格はありませんが、アルバイトとしての募集が多く正社員としての勤務は狭き門です。
また、会場準備、機材の搬入、警備など、子どもと関わらない業務を担当することもあります。

一般企業

子ども達と関わる仕事は、一般企業でも叶います。
例えば、おもちゃや子ども向け食品の開発。
子ども向け商品を扱う一般企業に入社すれば、子ども達と関われます。

配属される部門によっては、間接的な関わりになりますが「子ども達の豊かな生活を支えている」というやりがいを感じられるでしょう。

カメラマン

カメラマンになれば、子ども達のとびきりの笑顔をシャッターに収められます。
写真スタジオのカメラマンは、家族写真やお誕生日の記念、お宮参り、初節句、七五三、入学など、子どもの成長に合わせて素敵な記念写真を撮影できます。

もちろん、スタジオだけでなくフリーのカメラマンもおすすめです。
保育園や幼稚園の運動会など、行事に出張撮影するカメラマンなら子どもの笑顔と触れ合えます。

習い事の先生

なにか得意なことがあれば、習い事の先生になるのもおすすめです。
子どもを指導する、代表的な習い事は以下のとおりです。

●     ピアノ
●     ダンス
●     英会話
●     学習塾
●     スイミング
●     体操教室
●     サッカー
●     野球
●     空手
●     将棋
●     書道
●     絵画
●     プログラミング

そのほか、何か特技があれば仕事につながるかもしれません。
正社員としての募集は少なく、個人で開業して指導する人が多いようです。
また、ほかの仕事をしながら趣味や副業として子どもと関わるのもおすすめです。

保育士資格がある人におすすめの仕事

保育士さんと子供
保育士資格があれば、子どもと関わるさまざまな施設で勤務できます。
医師、看護師、助産師、保健師などの資格を持っている場合も、子どもと関わる仕事の選択肢が広くなるでしょう。

ここからは、保育士資格を持っている人におすすめの仕事をご紹介します。
転職を考えている人、または保育士資格取得を目指している人は参考にしてみてくださいね。

保育園

保育園での仕事は、子ども達の成長を肌で感じながら密に関われます。
正社員やアルバイトなど、資格さえあればライフスタイルによって働き方を変えられるのも嬉しいポイントです。

しかし、給料が安い、残業や持ち帰り仕事が多い、人間関係が難しいなどの問題も多くあります。
就職・転職を考える場合は、条件や保育園の特徴をしっかり確認しましょう。

幼稚園

幼稚園での勤務には「幼稚園教員免許」が必要です。
保育士資格のみ保有している人は、実務経験や大学などでの必要単位の履修により、幼稚園教諭免許を取得できる特例制度があります。

「保育士以外の経験をしたい」「幼稚園にも興味がある」という人におすすめです。
幼稚園は子ども達の降園時間が早いため、保育園とは違った雰囲気を味わえますよ。

託児所

託児所は、基本的に無資格でも勤務可能です。
しかし、保育士資格や保育士歴があれば優遇されるといえるでしょう。

主に、商業施設や駅などに併設されており、利用人数は保育園のように多くありません。
「大人数の保育に疲れた」「ゆっくり一人ひとりの子どもと向き合いたい」と考える人におすすめです。

幼児教室

幼児教室では、子ども達の可能性を伸ばすための早期教育をおこないます。
習い事のような場所で、子ども達の学ぶ力を後押しする仕事です。

1時間単位で教室を任されることが多く、自分のペースで働けるという特徴があります。
場合によっては、子どもの指導だけでなく、熱心な保護者への適切な対応も求められます。

ベビーシッター

ベビーシッターの多くは、登録制で利用者から指名してもらうシステムです。
そのため、保育士歴や子育て経験が有利となるでしょう。
ベビーシッターは、自身の空き時間を利用して活動できるため、とても融通が利く仕事です。

保護者や子どもと関係を作れたら、リピートで依頼してもらえることも多くあります。
忙しい家庭を支えているというやりがいも強く感じられるでしょう。

放課後児童クラブ

放課後児童クラブとは、小学校低学年の子ども達を放課後や学校休業日に預かる施設です。
学童クラブ、学童保育とも呼ばれています。保育士や教員免許があると歓迎されますが、無資格でも働けます。

学校や家庭とは違う、子ども達が落ち着くような居場所作りを担っているため、やりがいを感じられる仕事です。

児童福祉施設

保育士資格があれば、さまざまな児童福祉施設で勤務できます。
例えば、以下のような施設があります。

●     助産施設
●     乳児院
●     児童養護施設
●     母子生活支援施設
●     児童厚生施設
●     知的障がい児施設
●     肢体不自由児施設
●     児童自立支援施設
●     児童家庭支援センター

保育士とは違った知識を身につけたい、保育士としてさらに経験を積みたい人におすすめです。

子どもに関わる仕事に向いている人

肩車をする保育士さんと子供
子どもに関わる仕事をするためには「子どもが好き」であることが大切です。
もちろん、子どもが苦手でも働けますが、不満が募り長く続かない可能性があります。
ここからは、子どもと関わる仕事に向いている人の特徴をご紹介します。

誰とでも笑顔で話せる人

自分から積極的に話せなかったり、話しかけられてもうまく返せなかったりする子どもは少なくありません。
そのため、関わる大人の「誰とでも笑顔で話せる力」はとても大切です。

体力に自信がある人

子どもは疲れ知らずです。とくに楽しい遊びは、休憩を挟まず何度でも繰り返します。
また、子どもは大人をよく見ているため、体力があり一緒に遊んでくれる大人に寄ってきます。
そのため、子どもの遊びに対応できる程度の体力は欠かせません。

おおらかで優しい人

子どもはまだ未熟なため、失敗を繰り返します。
ジュースをこぼしたり、物を壊したりすることは日常茶飯事です。
ときには暴言を吐いたり、大人をからかうような仕草を取ったりすることも。
おおらかに優しく受け止め、しっかり指導できることも大切なポイントです。

子どもに関わる仕事のやりがい

笑いかける大人と子供
子どもと関わる仕事には、以下のようなやりがいがあります。

子どもの成長を感じられる

不特定多数の子どもを相手にする場合は感じにくいかもしれませんが、特定の子どものお世話をする仕事は、その成長過程を近くで見守れます。
とくに、習い事の先生など、子どもの能力を育てる仕事は大きなやりがいを感じられるでしょう。

無邪気な笑顔から元気をもらえる

子ども達の無邪気な笑顔は、自然に大人を元気にしてくれます。
とくに、テーマパークやプレイパークなど、子どもが全力で楽しむ姿を見るとやりがいを感じられますよ。
より子どもが楽しめる方法を考える仕事は、大人もワクワクするはずです。

社会貢献していると実感できる

子どもの成長に寄り添うことは、社会貢献にもつながります。
とくに、保育園や学童クラブでの勤務は、増加する共働き家庭の大きな支えとなるでしょう。
保護者から感謝の気持ちを伝えられることも多いため、直接的なやりがいを感じられます。

まとめ

資格がなくても子どもと関われる仕事はたくさんあります。
今回ご紹介した職業はどれも、子ども達の素敵な笑顔に囲まれたり、成長を見守れたりするやりがいのある仕事です。
自身の得意なことや、チャレンジしてみたいことを軸に、進む道を決めてみてはいかがでしょうか?
保育士・幼稚園教諭・保育教諭などの就職・転職をお考えの方は、ぜひ保育士ワーカーにご相談ください!
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