【保育士】インターナショナルスクールで働きたい!仕事内容や待遇を解説

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「得意な英語を活かせる場所で働きたい」という保育士には、インターナショナルスクールがおすすめです。
就職や転職を考えたときに気になるのが、一般的な保育園との違いですよね。

そこでこの記事では、インターナショナルスクールで働く保育士の仕事内容や待遇について詳しく解説します。
また、インターナショナルスクールで働くために必要な資格や英語力もご紹介しますので参考にしてください。

インターナショナルスクールとは?どんなところ?

おもちゃで遊ぶ子供たち
インターナショナルスクールとは、英語保育をおこなう施設のことです。
基本的には、母国語が英語の子どもが、慣れ親しんだ環境で保育を受けられる場所となっています。
一方、混同しがちなプリスクールは、日本の子どもが英語習得のために通う施設です。

しかし、英語教育が重要視される近年、インターナショナルスクールに通う日本の子どもが増えています。
プリスク―ルとの違いも曖昧になり、名称だけでは判断できないのが現状です。

また、インターナショナルスクールやプリスク―ルは、認可外保育施設に分類されます。
そのため、保育園のように朝から夕方まで保育をおこなう施設もあれば、夕方から英語教育をおこなう英会話教室のような施設もあります。

保育士として英語教育に携わりたいと考える場合は、名称だけでなく施設それぞれの特徴を確認することが大切です。

インターナショナルスクールで働く保育士の仕事内容

保育士さんに抱かれる子供
インターナショナルスクールで働く保育士の1日の仕事内容は、一般的な保育園と大きな違いはありません。
ここからは、朝から夕方まで保育を担うインターナショナルスクールを例に、仕事内容をご紹介します。

インターナショナルスクールで働く保育士の1日のスケジュール

時間

仕事内容

8:30

登園/受け入れ・体調管理・ミーティング

9:00

朝の会/挨拶・歌・ダンス

10:00

午前の活動/レッスン・ワークブック・クラフト

11:30

昼食/準備・片付け

13:00

お昼寝/書類作成・順次休息

15:00

おやつ/準備・片付け

16:00

午後の活動/リトミック・語学レッスン

17:00

順次降園/申し送り・清掃

基本的には、上記のような流れで過ごします。
スクールの方針によっては、日本語や日本の文化について勉強したり、散歩や園外保育を楽しんだりします。

一般的な保育園と同じ「生活面のサポート」

インターナショナルスクールでも、一般的な保育園と同じく基本的生活習慣を身に付けるためのサポートをおこないます。
昼食時の見守りはもちろん、衣服の着脱、トイレトレーニング、お昼寝など、必要に合わせてサポートをおこないます。
また、保護者とのコミュニケーションも欠かせません。

季節の行事に合わせた「企画や製作」

インターナショナルスクールでは、海外や日本の行事にまつわる企画や製作を楽しみます。
一般的な保育園のように、行事に合わせて催しを開催したり、製作した物をお部屋に飾ったりします。
保育士は、英語を中心に事務作業や製作準備をこなします。

言語習得のための「日本語(英語)の学び」

英語の指導はもちろん、日本語習得のための学びを提供するインターナショナルスクールも少なくありません。
一般的な保育園での「設定保育」と同じ時間に、日本語または英語に触れる機会をつくります。

インターナショナルスクールで働く保育士の待遇

電卓と手帳
ここからは、インターナショナルスクールで働く保育士の待遇について解説します。
施設によって違いはありますが、就職・転職の参考にしてみてくださいね。

インターナショナルスクールで働く保育士の年収

インターナショナルスクールの求人の一例を確認してみましょう。


インターナショナルスクール保育士(正社員)

【月給】22~25万円

【賞与】年3回 計50万円

あくまでも一例ですが、上記の求人では年収300~350万程度です。
地域や経歴によっても違いがあるため、自身の希望年収に応じた求人を探してみましょう。

インターナショナルスクールで働く保育士の求人

インターナショナルスクールの求人は、一般的な保育園ほど多くはありません。
そのため、希望に合った求人を見つけた際は、早めに応募することをおすすめします。

通勤圏内にインターナショナルスクールがない場合は、プレスクールや英語教育に力を入れている保育園、英会話教室で探してみても良いでしょう。

インターナショナルスクールで働く保育士のキャリアアップ

インターナショナルスクールでも、主任保育士などの役職を設けている施設も少なくありません。
そのため、長く勤めていくうちにキャリアアップを目指せるといえるでしょう。
また、新設施設の立ち上げ、海外研修など学ぶ機会はたくさんあります。

インターナショナルスクールの保育士になるには?

就職活動
インターナショナルスクールで働きたいと考えたとき、気になるのがその方法です。
ここからは、必要な資格や英語力などについて詳しく解説します。

インターナショナルスクールで働くために必要な資格

インターナショナルスクールで働くときは、保育士資格や幼稚園教員免許があれば有利です。
施設によっては、サポート役として資格なしでOKなケースも。求人情報をしっかり確認してみましょう。

インターナショナルスクールで働くために必要な英語力

施設によって、必要な英語力には差があります。

●     英語検定2級以上
●     TOEIC700点
●     日常会話ができるレベル
●     働きながら身に付くため英語力不問

なかには、英語力に合わせて手当が支給される[1] 求人も。
設定保育のみ英語で指導するのか、日常会話やスタッフ間のコミュニケーションも英語を使うのかによっても違いがあります。求人に記載されていることが多いため、事前にチェックしておきましょう。

インターナショナルスクールで働くときの面接

働きたいと思ったインターナショナルスクールをいくつか見つけたら、まずは情報収集をおこないます。
「自身の英語力で対応できるか?」「スクールの方針に共感できるか?」「待遇に問題はないか?」などを確認し、見学・面接を申し込みましょう。

面接時には、志望動機や英語教育に対する考え方などを話します。
その際、自分でスクールの特徴をしっかり聞き出すことも大切です。
ホームページの記載とは異なる点が多いケースも少なくないため、注意しましょう。

インターナショナルスクールで働く保育士のやりがい

インターナショナルスクールでの勤務は、英語が好きな保育士にとってとてもやりがいのある仕事です。
英語で挨拶を交わし、朝の会で英語の歌を歌う。そして、ダンスやアートを披露する…。

一般的な保育園と言葉が違うだけのように見えて、そこにはユーモア溢れる空間が広がっています。
英語教育を通して、子どもの可能性を最大限に引き出すことへのやりがいを感じられるでしょう。

まとめ

昨今のインターナショナルスクールには、母国語が英語の子どもだけでなく、早くから英語教育を始めたいと考える日本の子どもも通っています。

しかし、インターナショナルスクールの数は一般的な保育園よりも少ないため、良い求人に巡り合えないかもしれません。
見つけたときは、早めに応募することが大切です。
また、施設によって必要な英語力が異なるため、求人をしっかりチェックしましょう。
保育士・幼稚園教諭・保育教諭などの就職・転職をお考えの方は、ぜひ保育士ワーカーにご相談ください!
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