【保育士】20代で転職はOK?成功させるポイントと注意点を解説

座っている女性
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慣れない社会人としての生活や、悩みの尽きない保育士としての仕事。20代の保育士のなかには「もう仕事をやめたい」「ほかの保育園に転職したい」と考えている人も多いのではないでしょうか?もっと自分に合う場所があると考えるのは、悪いことではありません。

この記事では、20代の保育士が転職を成功させるときのポイントを解説します。今の生活を少しでも良い方向に変えられるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

20代保育士は働き盛りで引っ張りだこ!

JOB
20代だからといって、転職が早すぎることはありません。働いてみてから分かることもあり「まだ1年しか経っていない」「経験を積めていない」など、思い悩む必要はないため安心してくださいね。

そして、20代だからこそできることも多くあります。保育士不足の昨今、実は20代保育士は売り手市場です。20代保育士の転職には、以下のような期待が持たれます。

新しい保育園の方針にも柔軟に対応できる

20代保育士は、新しい保育園にもすぐに馴染んでくれると期待できます。保育観が凝り固まっていないことが、転職の良いポイントになるでしょう。

「採用するなら経験を積んだベテランが良い」と思いがちですが、場合によっては保育観の違いにより人間関係がこじれることも。若い保育士は経験が浅いため、周囲の意見を聞き入れやすいと考えられます。

若く体力があるため頼りにされる

保育士に体力は必要不可欠です。子どもと遊ぶときはもちろん、行事の準備など体力が求められる場面が多くあります。日々の体力仕事で、足腰に不安を感じている年配保育士も少なくありません。

そのため、子どもに負けない体力を持っている20代保育士は体力があり頼りにされます。20代という若さは、大きなアピールポイントとして活用できるでしょう。

経験があれば即戦力として期待できる

保育士に体力は必要不可欠です。子どもと遊ぶときはもちろん、行事の準備など体力が求められる場面が多くあります。日々の体力仕事で、足腰に不安を感じている年配保育士も少なくありません。

そのため、子どもに負けない体力を持っている20代保育士は体力があり頼りにされます。20代という若さは、大きなアピールポイントとして活用できるでしょう。

長く勤めてくれる可能性がある

保育士に限らず、どのような職種でも新人を育ててすぐに退職されるのはとても痛手です。「採用したら長く勤めてほしい」と考えるため、20代は転職に有利といえるでしょう。

そのため、結婚や出産の予定がないこともアピールになります。予定があったとしても、休みを挟みながら続けられることを伝えれば問題ありません。

20代保育士の平均年収

笑顔の保育士さんと子供
保育士が転職を考えるには、さまざまな理由があります。「事務作業ばかりで子どもの遊びたい気持ちに寄り添えない」「先輩保育士が厳しくて人間関係が辛い」など、その悩みは人それぞれです。

また、給与に関する不満も多く挙げられます。保育士の平均月収は約25万6千円、ボーナスの平均は約74万4千円です。単純に計算すると、保育士の平均年収は約381万円となります。

参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

もちろん、年齢や地域にもよるため一概には言えませんが「今よりもっと高い給与をもらえる保育園に転職したい」と考える人も多いでしょう。どのような理由でも、今よりもっと良い生活を求めるのは、悪いことではありません。

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20代の転職を成功させるときのポイント

マル印
いざ転職を考えても、やはり勇気がでないという人に向けて、転職を成功させるポイントを解説します。

転職するタイミングを見計らう

保育士が転職するときは、タイミングを見計らう必要があります。担任を持っているなら、子どもや保護者に迷惑をかけないことが第一条件です。特別な理由なく中途半端な時期に退職すると、転職先から不信感を持たれてしまう可能性があります。

できれば年度末の3月まで働いてからの転職がベストです。難しい場合は欠員を埋められるよう早めに申し出ましょう。職場に不満はないものの「働くことが辛い」と感じる人は、働き方を変えるのもおすすめです。貯金など、金銭的な余裕があればパート保育士に変更しても良いでしょう。

これからのライフイベントを考慮する

20代であれば、今後さまざまなライフイベントが考えられます。自身がどのような人生を歩むか、計画を考慮しながら転職を進めましょう。安定を考えるのであれば、公立保育園での勤務がおすすめです。公務員試験には年齢制限があるため、20代のうちにチャレンジしてみても良いですね。

また、産休・育休を経ても続けている保育士がいるか、時短勤務はどのくらい浸透しているかなどを確認すると、長く続けられる保育園を見つけられるかもしれません。 

転職理由と志望動機を明確にする

転職を成功させるためには、転職理由と志望動機を明確にしておく必要があります。「なんとなくイヤになって辞めた」「とりあえず目に入った求人に応募した」となれば、同じ失敗を繰り返してしまう可能性も。

「流れ作業のような保育に疑問を感じたため、ゆっくり関われる小規模保育園を志望する」など、理由を明確にしておくと転職先候補を探しやすくなりますよ。

20代保育士が求人を探すときの注意点

笑顔の保育士さん
転職を決意したら、いよいよ転職先探しです。注意点は以下のとおりです。

転職を後ろめたく感じない

大きな決意を持って転職を決めたのであれば、後ろめたさを感じる必要はありません。自分の将来のため「今よりもっと良い保育士生活を!」と、自信を持って求人を探しましょう。

また、モヤモヤした気持ちは転職活動中に担当者に伝わってしまいます。「人間関係がうまくいかなかったから」「労働条件に不満があったので」などといえば、転職後も同じような課題を抱えるのではと不安を与えてしまうでしょう。どのような理由でも、前向きに進められるようにしたいですね。

情報収集に時間をかける

求人情報に記載されている項目が少ないと、働き始めてからミスマッチに気付く恐れがあります。転職を繰り返すと、いくら20代でも面接で懸念されてしまう可能性があります。そのため、情報収集にしっかり時間をかけることが大切です。

今の保育園を続けながら就職活動をする人も、一度退職してからゆっくり考える人も、転職時期から逆算して計画的に進めたいですね。

詳しい人に力を借りる

20代で転職に不慣れな場合は、詳しい人の力を借りるのもおすすめです。給与や休日など、待遇はどこのサイトにも記載されていますが、保育園の雰囲気や人間関係は詳しい人にしか分かりません。一人で進めると、ブラック保育園を見抜けない可能性も。

保育士ワーカーでは、専任アドバイザーが希望求人が見つかるまで徹底的にサポートします。一般の求人では知り得ない情報の提供はもちろん、給与などの条件交渉までおこないます。

20代で保育士からほかの職業に転職

いろいろな洋服
「自分に保育士は向いていない」「もう少し待遇の良い職場で働きたい」と思う人は、思い切って関係のない業種にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?事務や販売など、異なる職種に就くことで、新しい自分を見つけられるかもしれません。保育士に戻りたくなっても、資格さえあればいつでも保育士として働けます。

また、保育士の資格を活かして、子ども関連の職種に就くのもおすすめです。幼児教室や
子ども服のお店など、保育士資格で有利になるかもしれません。

20代で未経験から保育士を目指す

20代、未経験から保育士への転職もまったく問題ありません。資格がなければ、まずは保育士試験の取得から検討してみましょう。保育士試験は幅広い年代が受験しているため、20代に限らずいくつになってもチャレンジしやすい仕事です。

まとめ

20代保育士の転職は、珍しいことではありません。転職を考えるなら、少しでも働きやすい保育園を見つけたいですね。具体的に転職を考えていない人でも「通勤圏内にどんな保育園があるかな?」「私の待遇は一般的なのかな?」など、参考程度に求人を見比べてみるのもおすすめです。
保育士・幼稚園教諭・保育教諭などの就職・転職をお考えの方は、ぜひ保育士ワーカーにご相談ください!
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