【保育園】面接でのカバンの置き方は?就職活動・採用試験に役立つマナー

かばんの写真
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希望する保育園で働くため、避けて通れないのが「面接」です。正しい面接マナーを身に付けて、面接官に好印象を持ってもらいたいですよね。数多くあるマナーのなか、迷ってしまうのが面接時のカバンの置き方です。

この記事では、面接でのカバンの持ち方や置き方のポイントをご紹介します。また、カバンの選び方や、実技があるときの対応についても解説しますので参考にしてください。

シーン別!面接カバンの置き方

面接の様子
面接といっても、受付から面接終了までシーンによって立ち振る舞いはさまざまです。それぞれの場面に合わせた対応を知っておくことで、落ち着いて面接に臨めると考えられます。ここからは、面接の流れに合わせたカバンの取り扱い方を確認していきましょう。

受付

面接会場に到着したら、受付へ向かいます。その際、カバンを片手に持ったまま挨拶や自己紹介をおこないます。

● カバンの底は汚れているため受付の机や棚の上に置かない
● 受付で提出する書類があれば事前に取り出しやすくしておく
● 両手を使用する際はカバンを自分の足元に置く

待機

面接までの間、別室や廊下で待機を促されます。座って待機するとき、カバンはイスの脇に置きましょう。

● カバンの底は汚れているため膝の上に置いて抱えない
● イスの脇に置いたカバンが倒れないよう注意する
● カバンのなかをゴソゴソあさらず姿勢を正して待機する

入室

面接会場へ入室するときは、片手にカバンを持ってドアをノックします。ドアを開け、入室したらカバンを体の前に持ってお辞儀します。

● ドアをノック&開けるときは利き手と反対の手でバッグを持つ
● 面接官に背中を向けないようカバンを利き手に持ち替えてドアを閉める
● お辞儀するときは左右どちらかの体の横、または体の前に持つ

着席

着席を促されたら、再度お辞儀をします。着席と同時にカバンをイスの脇に置きましょう。

● カバンの底は汚れているためイスの上や膝の上には置かない
● カバンが自立しない場合はイスに立てかけるように置く
● 床にカバンを置くときは音を立てないよう注意する

離席

面接を終えたら、立ち上がると同時にカバンを持ち上げます。

● 時間をいただいたことに対するお礼を伝える
● カバンを体の横、または両手で前に持ちお辞儀する
● 利き手と反対の手でカバンを持ちながらドアの方向へ歩く

退室

退室時は、利き手と反対の手でカバンを持ち、利き手でドアを開けます。

● 利き手でドアを開けたら面接官の方向を振り返りお辞儀する
● ドアを閉めてからも姿勢を崩さず出口まで向かう
● 面接会場を離れるまでカバンのなかをゴソゴソあさらない

こんなときどうする?カバンの置き方Q&A

面接を受ける女性
頭のなかで面接の流れをくり返し確認しても、いざ本番になると想定外の事態が起きることも珍しくありません。いざというときに困らないよう、さまざまな事例を確認しておきましょう。

「バッグ置き場」が用意されているとき

面接会場に入室し着席するときは、基本的にイスの脇にカバンを置きます。しかし、場合によっては「そちらにカバンをどうぞ」と、用意されている台へ誘導されることも。その際は、お礼を伝えてから遠慮せずにカバンを置かせてもらいましょう。

カバンを置くタイミングを見失ってしまったとき

緊張のあまり、着席後にカバンを膝の上に持ったまま、床に置くタイミングを見失うことも珍しくありません。そんなときは、慌てず気付いたタイミングで「失礼します」と一言添えて静かにカバンを置きましょう。

遠方から来てなんだか荷物が多いとき

面接会場が遠く、泊まりで参加する場合は手荷物が多くなってしまいます。その際は、あらかじめ最寄り駅のコインロッカーなどに預けておきましょう。「普段から荷物が多い」という場合も、持ち物は必要最低限に絞り、スマートに見えるよう意識しましょう。

冬の面接でコートやマフラーがあるとき

カバン以外に、コートやマフラーなどを持っているとゴチャゴチャした印象を与えます。そのため、コートやマフラーは畳んで腕にかけるなど、きれいに見えるように整える必要があります。また、着席時は畳んだ状態でバッグの上に置くと良いでしょう。

カバンを置くときに大きな音を立ててしまったとき

着席時にカバンを勢いよく置いてしまうと、裏の留め具が床に強く当たり大きな音が鳴ってしまいます。その気がなくても「雑な扱い」「大きな態度」と感じられてしまう可能性があります。その際は「失礼しました」と、一言伝えると印象を変えられるかもしれません。

面接で慌てない!カバンの選び方

面接用のかばん
面接の準備として、スーツや靴と同じくカバン選びも重要なポイントです。荷物がないからといって、バックを持たずに面接に行くことは望ましくありません。そこでここからは、面接で慌てないためのバッグ選びのポイントを解説します。

デザイン

面接に使用するカバンは、黒や紺のビジネスバッグを選びましょう。「私生活でも使えるように」「かわいいものが良い」など、個性を出しすぎると悪印象になってしまう可能性があります。具体的には、以下のようなバッグは面接に不向きと考えられます。

● リュックサック
● トートバッグ
● ハンドバッグ
● 柄のついたバッグ
● 派手な色のバッグ


黒や紺の単色のものを選ぶと、落ち着いた印象を与えられます。また、過度な光沢感は派手な印象を与えてしまうため注意しましょう。

素材

カバンの素材は、革や合革がおすすめです。ナイロンやポリエステル生地はややチープな印象を与えます。また、コットンやキャンパス生地はスーツとの相性が悪くおすすめできません。サブバッグとして使用する際は、事前にコインロッカーなどに預けておくと良いでしょう。

大きさ

面接会場で、企業に関する資料を渡されることも少なくありません。そのため、A4サイズの書類を折らずに収納できるくらいのサイズ感を意識しましょう。また、持ち手が長いと体の前で持ったときに、床に擦れてしまう可能性があります。肩にかけるとお辞儀でずり落ちてしまうこともあるため、取っ手の長さにも注意したいですね。

機能性

面接で使用するカバンは、なんといっても自立できるものがおすすめです。着席時、カバンが床で倒れているのはやや不格好な印象に。また、雨が降っても問題ないよう撥水加工が施されているものを選びたいですね。

保育園の面接では実技や見学もある!

ピアノ
保育士の採用試験を保育園内でおこなう場合、ピアノ演奏の実技試験があるケースも少なくありません。カバン置き場があれば問題ありませんが、とくに決まった説明がない場合は、面接と同様に足元にそっと置くと良いでしょう。

また、そのまま「よかったら保育園の雰囲気を見学しませんか?」と、園内を案内してもらえることもあります。とくに指示がなければ、カバンは片手で持ちながら歩きましょう。

まとめ

いざ面接本番になると、戸惑ってしまうカバンの置き方。面接練習をおこなうときは、本番のようにカバンを持って流れを確認してみることをおすすめします。

ビジネスバッグがない場合は、革のシンプルなバッグでも代用可能です。しかし、足元に置いたカバンがクタッと倒れていると、あまり良い印象を与えません。安くても良いので、自立するものを準備しておきたいですね。
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