どんな保育士になりたいか?進学・就活・転職の面接に役立つ例文特集

保育士を目指したとき、さまざまな場所で聞かれる「どんな保育士になりたいか?」という質問。保育士になりたい気持ちが強くても、その思いを言葉にするのは難しですよね。そこでこの記事では、代表的な「なりたい保育士像」の例文をご紹介します。進学・就職・転職など、シーン別のポイントも解説しますので参考にしてください。
「どんな保育士になりたいか?」と聞かれる理由
面接対応をおこなう前に、まずはなぜ目指す保育士像について尋ねられるのか、その理由を確認してみましょう。質問の意図がわかれば、より気持ちを言葉にしやすくなるかもしれません。
どんな保育観を持っているか知りたい
どのような保育士になりたいかは、人によってそれぞれです。問われる内容に正解はなく、どのような保育観を持っているか聞くことで人間性を確認しています。性格や人となりを知れる、定番の質問といえるでしょう。
保育園の方針と合っているか確認したい
保育園によって、その方針はさまざまです。そのため、保育園とカラーが合っているか、無理なく働けるかなどを確認しているとも考えられます。早期教育を重視している保育園の面接で「自由にのびのびと…」と答えると、やや方針が合わないと感じられるかもしれません。
熱意を持って続けられるか知りたい
「どんな保育士になりたいか」という質問の答えからは、本気度も確認できます。キャリアプランを考えられているか、熱意を持って前向きに働けるか確認することで、ミスマッチを防げるといえるでしょう。
「どんな保育士になりたいか」例文9選
「子どもとしっかり遊んであげたい」「子どもの思いを大切にしたい」など、どんな保育士になりたいかがぼんやりしている人も多いのではないでしょうか?ここからは、例文を9つ紹介します。面接での一言や作文など、シーンに合わせてアレンジしてみましょう。
子どもと一緒に思いっきり遊ぶ保育士
● どんなに忙しくても、子どもと一緒に思いっきり遊ぶ時間を大切にする保育士になりたいです
● 「子どもは遊びから学ぶことが多い」と考えているため、いつも一緒に遊べる保育士になりたいです
● 子ども心を忘れず、友達のように一緒に遊べる保育士を目指しています
● 「子どもは遊びから学ぶことが多い」と考えているため、いつも一緒に遊べる保育士になりたいです
● 子ども心を忘れず、友達のように一緒に遊べる保育士を目指しています
子どもの個性を大切にする保育士
● 子ども一人ひとりと向き合い、それぞれの個性を大切にする保育士を目指しています
● 子どもそれぞれの特性を理解して、決して否定せず寄り添えるような保育士になりたいです
● 子どもの個性を伸ばせるよう、一人ひとりとじっくり向き合える保育士になりたいです
● 子どもそれぞれの特性を理解して、決して否定せず寄り添えるような保育士になりたいです
● 子どもの個性を伸ばせるよう、一人ひとりとじっくり向き合える保育士になりたいです
子どもの小さな不安に寄り添える保育士
● 子どもが抱える小さな不安に寄り添い、安心感を与えられる保育士になりたいです。
● 子どもの声や表情に耳を傾け、不安な気持ちに寄り添える保育士になりたいです
● 子どもの声や表情に耳を傾け、不安な気持ちに寄り添える保育士になりたいです
自然体験を大切にする保育士
● 四季を感じながら、自然で遊ぶ楽しさを伝えられる保育士になりたいです
● 自然体験を大切にし、生命の大切さを伝えられる保育士になりたいです
● 外遊びや自然体験を重視して、豊かな感受性の発達をうながせる保育士を目指しています
● 自然体験を大切にし、生命の大切さを伝えられる保育士になりたいです
● 外遊びや自然体験を重視して、豊かな感受性の発達をうながせる保育士を目指しています
いつも笑顔で明るい保育士
● 子ども達に元気を与えられるよう、いつでも笑顔の保育士になりたいです
● 明るい笑顔を大切に、子ども達にワクワク感を与えられる保育士になりたいです
● 常に笑顔で、子ども達に安心感を与えられる保育士を目指しています
● 明るい笑顔を大切に、子ども達にワクワク感を与えられる保育士になりたいです
● 常に笑顔で、子ども達に安心感を与えられる保育士を目指しています
子どもの興味関心を惹きつける保育士
● 多くの引き出しを持ち、子どもの興味関心を惹きつけられる保育士になりたいです
● 設定保育はもちろん、普段の関わり合いから子どもの興味関心を惹きつけられるような魅力あふれる保育士になりたいです
● 設定保育はもちろん、普段の関わり合いから子どもの興味関心を惹きつけられるような魅力あふれる保育士になりたいです
保護者の気持ちに寄り添える保育士
● 保護者の気持ちに寄り添い「この人なら…」と、安心して預けてもらえるような保育士になりたいです
● 子育てと仕事の両立に悩む保護者の気持ちに寄り添える保育士になりたいです
● 子ども達の笑顔を通して、保護者に安心感を与えられる保育士を目指します
● 子育てと仕事の両立に悩む保護者の気持ちに寄り添える保育士になりたいです
● 子ども達の笑顔を通して、保護者に安心感を与えられる保育士を目指します
チームでクラスを盛り上げられる保育士
● 保育はチームでおこなうものだと考えています。そのため、一緒に働く先生方と協力して、チームでクラスを盛り上げられる保育士になりたいです。
● 得意不得意は誰にでもあるものだと考えているため、チームで協力しながら保育を盛り上げられる保育士になりたいです
● 得意不得意は誰にでもあるものだと考えているため、チームで協力しながら保育を盛り上げられる保育士になりたいです
子どもの成長を長く見守る保育士
● 保育園での成長はもちろん、その後の成長を長く見守れるよう地域に根ざした保育士になりたいです
● 私自身が生まれ育ったこの地域で、子ども達の成長を長く見守れるよう「いつでもここにいる」と安心してもらえる保育士になりたいです
● 担任を持った子どもが大人になって親になったとき、その子どももお世話できるような…そんな長く勤められる保育士になりたいです
● 私自身が生まれ育ったこの地域で、子ども達の成長を長く見守れるよう「いつでもここにいる」と安心してもらえる保育士になりたいです
● 担任を持った子どもが大人になって親になったとき、その子どももお世話できるような…そんな長く勤められる保育士になりたいです
【進学】保育学校の受験で答えるときの注意点
保育学校に進学するための受験で「どんな保育士になりたいですか?」と聞かれることも珍しくありません。しかし、これから保育について勉強する学生としては、答えにくい質問ですよね。そのような場合は、保育士になろうと思ったきっかけを交えると良いでしょう。
● 保育士として働く母を見て「母のようにいつも笑顔の保育士になりたい」と思った
● 幼い妹のお世話をしているうちに「優しく頼られる保育士になりたい」と思った
● 通っていた保育園の先生に憧れて「元気でパワフルな保育士になりたい」と思った
実体験を交えることで、保育士になりたい気持ちや理想の保育士像を伝えやすくなりますよ。
● 保育士として働く母を見て「母のようにいつも笑顔の保育士になりたい」と思った
● 幼い妹のお世話をしているうちに「優しく頼られる保育士になりたい」と思った
● 通っていた保育園の先生に憧れて「元気でパワフルな保育士になりたい」と思った
実体験を交えることで、保育士になりたい気持ちや理想の保育士像を伝えやすくなりますよ。
【新卒】就職活動の面接で答えるときの注意点
「どんな保育士になりたいですか?」という質問は、新卒保育士の就職活動でも定番となっています。新卒保育士が面接を受けるときに意識したいのは、保育園の方針です。
とはいえ、保育園の方針を意識して「なりたい保育士像」を偽る必要はありません。しっかりリサーチして、自分に合った保育園を選ぶことが大切です。保育観が合っていれば、採用率が上がるかもしれませんよ。
とはいえ、保育園の方針を意識して「なりたい保育士像」を偽る必要はありません。しっかりリサーチして、自分に合った保育園を選ぶことが大切です。保育観が合っていれば、採用率が上がるかもしれませんよ。
【転職】転職活動の面接で答えるときの注意点
転職活動の場合は「どんな保育士になりたいか」という質問に「またすぐに転職しないか確認したい」という意味も込められています。そのため、自分の強い思いを伝えることも大切ですが、柔軟性があることも伝えたいですよね。
とくに、こだわりが強すぎる保育士像だと「ほかの保育士とトラブルを起こさないかな?」「子育てについて保護者にキツく指導しないかな?」など、不安を与えてしまいます。謙虚な姿勢と優しい思いを言葉にできると良いでしょう。
とくに、こだわりが強すぎる保育士像だと「ほかの保育士とトラブルを起こさないかな?」「子育てについて保護者にキツく指導しないかな?」など、不安を与えてしまいます。謙虚な姿勢と優しい思いを言葉にできると良いでしょう。
「どんな保育士になりたいか」がどうしても思いつかないとき
なんとなく思うことはあるものの、これといって「理想の保育士像」が思いつかない…。そんなときは、以下のようなポイントを意識してみましょう。
保育士になりたいと思ったときのきっかけを思い出す
理想の保育士像に悩んだら、なぜ保育士を目指したのか動機を思い出してみましょう。いつ頃からの夢だったのか、どんなことがきっかけだったのかなど…。そこにヒントがあるかもしれません。
自分の長所を活かせるよう意識してみる
自分の長所を理想の保育士像に当てはめるのもおすすめです。「人よりも体力があるから子どもと思いっきり遊べる」「ピアノが得意だから音楽の楽しさを伝えられる」など、長所を活かせるよう意識してみましょう。
子どもと関わったときのエピソードを盛り込む
歳の離れた兄弟のお世話をしたり、大学で保育実習に参加したりしたときのエピソードを盛り込んでも良いでしょう。実際の経験から感じたことであれば、説得力が増しますよ。
実際に見たことのある保育士の姿を参考にする
実際に会った保育士のなかで「ステキ」「憧れる」と感じた人を、保育士像のモデルにするのもおすすめです。魅力を感じたポイントをまとめることで、良い答え方が見るかもしれません。
まとめ
「どんな保育士になりたいか?」という質問は、聞かれる機会が多いためいつでも答えられるようにしておきたいですね。思いが伝わるよう、自分で考え自分の言葉で伝えることが大切です。
理想の保育士像が思いつかないときは、保育士を志した理由や実際に子どもと触れ合ったときのエピソードを参考にしてみましょう。
理想の保育士像が思いつかないときは、保育士を志した理由や実際に子どもと触れ合ったときのエピソードを参考にしてみましょう。





