こう思った時が転職のタイミング!保育士さんの転職セルフチェック【あなたの園は何点?】

保育士はお子様たちの未来を支える大切な仕事。
子どもたちの笑顔が飛び出したとき、芽生えたばかりのみずみずしい感性に触れたとき、自分のことを特別な存在として頼ってくれたとき、保育士のやりがいはさまざまです。
でも…ずっとこの園にいていいのかな?
「いつまでも保育士として働きたい」と思うからこそ“転職”を考えることもあるはず。
働く場所は、自分で選ぶことができます。
保育方針、職場の人間関係、お金、結婚や転居などのライフステージ……保育士の転職理由は人それぞれです。
本記事では日々、保育士さんのよりよい環境への転職のために「転職」を考えるときに役立つチェックリストをつくりました。
どこまで我慢すべき?
こんなことで転職してしまっていいのかな?
こんなことで転職してしまっていいのかな?
とお悩みの方、まずはこのセルフチェックシートで、お勤めの園を採点してみませんか。
減点方式で【マイナス10点】が転職のサイン。
あなたの園は何点ですか?
Check【1】働く環境
最初のチェックは「働く環境」について。
保育士ライフの基本になる重要な要素です。
保育士ライフの基本になる重要な要素です。
保育方針のような、保育士としての価値観にかかわる要素も働く環境に含まれます。
「通勤時間が長いんだよね……」
など、一つひとつはモヤッとする程度のことでも、積み重なれば大きな転職理由になります。
など、一つひとつはモヤッとする程度のことでも、積み重なれば大きな転職理由になります。
まずは自分の感覚でチェックしてみて!
☑園の保育方針が合わない:-2点
<コメント>
園の方針は、子どもたちへの関わり方や声かけに直結します。
「あなたの園は、園児をしっかり管理する方針ですか?」
「それとも、のびのび自由な方針ですか?」
保育方針は、その園で働き続けるあいだは大きく変わることはありません。
もし違和感を感じていたら、今後大きな悩みになるかもしれません。
園の方針は、子どもたちへの関わり方や声かけに直結します。
「あなたの園は、園児をしっかり管理する方針ですか?」
「それとも、のびのび自由な方針ですか?」
保育方針は、その園で働き続けるあいだは大きく変わることはありません。
もし違和感を感じていたら、今後大きな悩みになるかもしれません。
☑保育士の配置基準が守られていない:-3点
<コメント>
国が定めた配置基準がきちんと守られていないのであれば要注意!
ただ、基準を満たしていても安全面が保てていない場合は要注意です。
国が定めた配置基準がきちんと守られていないのであれば要注意!
ただ、基準を満たしていても安全面が保てていない場合は要注意です。
☑突然の理不尽な解雇がある:-10点
<コメント>
これはダメ。一発OUTです。
もし解雇された保育士さんに原因があったとしても、法律上許されることではありません。
理不尽な解雇は園自体に大きな問題があるので、転職を検討されることをおすすめします。
これはダメ。一発OUTです。
もし解雇された保育士さんに原因があったとしても、法律上許されることではありません。
理不尽な解雇は園自体に大きな問題があるので、転職を検討されることをおすすめします。
Check【2】職場の人間関係
一般的な転職の理由でもいつも上位にランキングされる「職場の人間関係」
保育士さんも例外ではありません。
園長や同僚、保護者など、人間関係をチェックしてみましょう。
園長や同僚、保護者など、人間関係をチェックしてみましょう。
☑園長と信頼関係を築けない:-1点
<コメント>
特に個人経営の園では、園長の考えが保育方針やルールに反映されるので、信頼を置けない場合は大きな問題になるかも。
それでも園の規模によって園長との関係は変わりますから、すぐに「危険!」とは言えませんが重要なポイントです。
特に個人経営の園では、園長の考えが保育方針やルールに反映されるので、信頼を置けない場合は大きな問題になるかも。
それでも園の規模によって園長との関係は変わりますから、すぐに「危険!」とは言えませんが重要なポイントです。
☑担任・副担任・補助職員のチームワークが悪い:-2点
<コメント>
園長よりも転職理由になりやすいのは「担任・副担任・補助職員」との関係です。
仕事は日々のチームワークの上に成り立っていますから、円滑でないとかなりキツい状況になってしまいますよね……。
園長よりも転職理由になりやすいのは「担任・副担任・補助職員」との関係です。
仕事は日々のチームワークの上に成り立っていますから、円滑でないとかなりキツい状況になってしまいますよね……。
☑パワハラ・セクハラがある:-10点
<コメント>
もちろん、一発OUTです。
業務上の指導や指摘はどこの場にもありますが、一線を越えてハラスメントになっていたら、自分の責任だとは思わずに迷わず行動してください。
もちろん、一発OUTです。
業務上の指導や指摘はどこの場にもありますが、一線を越えてハラスメントになっていたら、自分の責任だとは思わずに迷わず行動してください。
Check【3】給料や経費
次は「給料や経費」について
実際のところ、保育士さんは給料よりも仕事内容にやりがいを感じて頑張っている方がほとんど。
ですから給料が転職理由になることは比較的少ないのですが、もちろん大事なポイントです。
基本給だけではなく経費や有給休暇の取得状況などもチェックしてみて!
☑給与に不満がある:-1点
<コメント>
転職で給与待遇が上がるケースもあります。
目の前だけでなく、キャリアアップやあなたが目指す保育士像を考えるうえでも大切なポイントかも。
転職で給与待遇が上がるケースもあります。
目の前だけでなく、キャリアアップやあなたが目指す保育士像を考えるうえでも大切なポイントかも。
☑保育用品、事務用品、行事に必要な経費が認められない:-1点
<コメント>
保育園はイベントの連続です!
だからこそ仕事に必要な経費管理をしてくれる園は働きやすいもの。
持ち帰り仕事やサービス残業ともかかわる要素です。
転職活動に入るときにもしっかりチェックして。
保育園はイベントの連続です!
だからこそ仕事に必要な経費管理をしてくれる園は働きやすいもの。
持ち帰り仕事やサービス残業ともかかわる要素です。
転職活動に入るときにもしっかりチェックして。
☑残業代がいっさい支払われない:-10点
<コメント>
違法ですので、すぐに行動を!
こうした園は残業代だけでなく残業時間もかなり増える傾向があり、ワークライフバランスにも影響が出てきがちです。
違法ですので、すぐに行動を!
こうした園は残業代だけでなく残業時間もかなり増える傾向があり、ワークライフバランスにも影響が出てきがちです。
Check【4】キャリアと生き方
ラストは「キャリアと生き方」です。
子どもたちを見守り、寄り添う保育士さんだからこそ、ご自身の人生を後回しにしてほしくない!
自分自身のキャリアやライフイベントとのバランスを保てるかが、長く働ける職場を見つけるポイントです。
☑経験年数と役職がマッチしていないと感じる:-1点
<コメント>
もっとも大切なのは、あなたが考えるキャリアプラン。
主任・副主任・リーダー、役職を経験することで視野も広がり、やりがいにも繋がりますから、ご自身の保育士歴と照らし合わせてイメージしてみましょう。
もっとも大切なのは、あなたが考えるキャリアプラン。
主任・副主任・リーダー、役職を経験することで視野も広がり、やりがいにも繋がりますから、ご自身の保育士歴と照らし合わせてイメージしてみましょう。
☑産休・育休がとれない:-10点
<コメント>
一発OUT。
今でもこのような園があります(レアケースですが……)。
条件を満たして産休をとることは法律で定められているのに「妊娠したら雇用継続できない」という園もあるそうです。
子どもたちを預かる保育士さんが「子どもを産むことで、周囲の迷惑になってしまう」と感じてしまうことは絶対にあってはなりません。
一発OUT。
今でもこのような園があります(レアケースですが……)。
条件を満たして産休をとることは法律で定められているのに「妊娠したら雇用継続できない」という園もあるそうです。
子どもたちを預かる保育士さんが「子どもを産むことで、周囲の迷惑になってしまう」と感じてしまうことは絶対にあってはなりません。
▶転職活動を始める前に
チェックをしてみて「ヤバい...」という方も、「やっぱり自分の園は最高!」と思った方もいるのでは?
しかし、ほとんどの方はその中間の結果だったのではないでしょうか。
働いていて多少の不満がある、他の園がよく見える、もっと自分が活躍できる場所があると感じる、そう思いながら、仕事をしている保育士さんは多いです。
でも、
大切なのは自分自身の現状と目指すべき姿が見えていること。
大切なのは自分自身の現状と目指すべき姿が見えていること。
このチェックリストが、少しでもその役に立てばとても嬉しいです。
もし、ご自身の現状や目指す姿に不安があれば、まずは気持ちを「ご家族やご友人」など、誰かに話してみることから。
もし専門的に保育士の転職について知りたいときは「保育士ワーカー」のキャリアアドバイザーに、いつでも相談してくださいね。





