保育士が給料を上げるには?今からできる3つのポイント!

「今働いている園は好き。でもこのまま給料が上がらないかも……」
そんな不安を感じている方は少なくないはず。
そんな不安を感じている方は少なくないはず。
そんな方のために、今回は給料を上げるためのヒントを3つご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
1.|後輩の指導を担当する
現在、後輩の指導を担当していない方は、指導担当になることで給料が上がるきっかけになります!
なかには
「クラスを回すことに精一杯で、指導をしている余裕がない」という方もいるはず。
「クラスを回すことに精一杯で、指導をしている余裕がない」という方もいるはず。
しかし、指導担当を率先して引き受けることで、前向きな姿勢を園長や副園長などに見せることができ、給料アップの可能性が広がります。
教える立場になることは、自分の業務を見直すきっかけになり、今までよりも業務や園について把握ができるようになります。
指導する立場になることは、自分自身が成長できるチャンスです!
負担や責任は増えますが、成長する機会を逃さないようにしましょう。
後輩の育て方の基本
「指導担当に手を挙げてみようかな…」と、一歩進むことができた方のために、指導の基本をご紹介します。
■育て方の基本は5つ
①>的確な指示
育成をするためには、的確な指示が必要です。
指示をする目的は何か、そのために行う具体的な行動は何か、明確に業務の指示を伝えるようにしましょう。
指示をする目的は何か、そのために行う具体的な行動は何か、明確に業務の指示を伝えるようにしましょう。
相手は「知らないことだらけ」だということを忘れず、丁寧に明確に教えましょう。
また、後日同じ質問を受けたときのためにも、自分の中で返答を統一しておくことも大切です。
②>褒めることが大切
叱るばかりではなく、褒めることがとても大切です。
「さっきの声かけ良かったよ!」など、小さなことでも言葉にして褒めましょう。
「さっきの声かけ良かったよ!」など、小さなことでも言葉にして褒めましょう。
先輩からの前向きな言葉や温かい言葉は、自信やモチベーションに繋がります。
良いところを見つけたら、言葉にして伝えてあげてくださいね。
良いところを見つけたら、言葉にして伝えてあげてくださいね。
③>注意するときは感情的にならない
何かミスがあり、注意しなければならない場面でも、感情的に叱るのはNG。
感情的になると、大事なことが伝わらないだけでなく、言葉の選択を間違ったり、お互いにとって良い事はありません。
まずは自分が冷静になり、注意するポイントをおさえて「理由」と「今後どうしてほしいのか」を簡潔に伝えましょう。
そして伝えるべきことを伝えたら、引きずらないことも大切です。
④>失敗はしっかりフォローする
後輩が何かに挑戦して失敗してしまったときは、しっかりとフォローを入れましょう。
失敗を恐れて、なかなか挑戦ができない方の方が多いと思います。
そんななかで、安心して色々な経験を積んでもらうには、まずは先輩の自分がお手本を見せ、学んでもらい、挑戦したときは見守り、必要な時にはフォローすることが大切です。
まずは挑戦したことを褒めることで、挑戦しやすい環境だと感じてもらうことも大事ですね!
⑤>こまめにコミュニケーションを取る
入ったばかりの頃、質問があっても「先輩に聞きづらいな…」と感じた経験が、一度はあるのではないでしょうか。
質問や相談がしやすい関係性を作るためには、日頃からこまめにコミュニケーションを取ることが大切です。
挨拶や仕事の会話だけでなく、何気ない雑談をするなど、自分からコミュニケーションを取りにいって、信頼関係を築いていきましょう。
2.|キャリアアップ研修に参加してみよう
給料を上げる2つ目のヒントは「キャリアアップ研修」への参加です。
保育士として3年以上の経験があるけれど、キャリアアップ研修を受けたことが無いという方は少なくないはず。
詳しく知らない方のために、キャリアアップ研修がどんな研修なのか、また研修を受けるメリットもあわせて紹介していきたいと思います。
キャリアアップ研修とは?
「保育士等キャリアアップ研修」は、2017年(平成29年)4月から全国一斉に始まった、保育士の専門性の向上と処遇改善を目的とした研修制度です。
これを機に、一般保育士と主任保育士の間に以下3つの役職が新設されました。
・職務分野別リーダー
・専門リーダー
・副主任保育士
・専門リーダー
・副主任保育士
一般保育士から次のステップになる「職務分野別リーダー・若手リーダー」になるには、1分野以上の研修修了が必須要件となっています。
キャリアアップ研修を受けるメリット
キャリアアップ研修を受けることで得られるメリットを紹介したいと思います。
◇昇進・昇給を期待できる
キャリアアップ研修を修了していれば、昇進や昇給の可能性が高くなります。
しかし、研修を修了すれば給料が上がるわけではなく、職務分野別リーダーや若手リーダーなどの役職に就くことで、給料アップに繋がります。
◇キャリアが途切れない
キャリアアップ研修の修了証は全国で通用するため、引っ越しで他の都道府県へ移ることになっても、これまで築いたキャリアを維持して転職することが可能です。
新たな役職ができたことで、主任保育士以上でなくても転職先の役職に空きがあれば同じ役職で転職することも可能になり、キャリアを途切れさせずに済むようになりました。
◇転職や復職するときにアピールポイントになる
キャリアアップ研修を受講し修了証を持っていることで、保育士としての実力を示すことができます。
たとえ現在役職に就いていなくても、修了資格があれば転職を有利に進められます。
また、修了証は更新の必要がないため、一度仕事を離れてから復職する場合でもアピールポイントにすることが可能です。
キャリアアップ研修で得られるメリットを3つ紹介しましたが、この研修を受講する最大のメリットは、専門知識や技術を身につけることができることです。
1分野15時間以上の研修で得た知識や技術は、すぐに日常の保育で役立つだけでなく、今後の保育士人生の財産になるでしょう。
経験年数3年以上と短い経験年数から受講できるので、率先して研修を受けておくことで将来の選択肢を広げられます。
研修にはどんな分野があるの?
キャリアアップ研修の分野は全部で8つ。
修了するには、1分野につき15時間以上の受講が必要です。
修了するには、1分野につき15時間以上の受講が必要です。
各分野で、他の保育士への助言や指導ができる力や実践力を身につけることが研修の狙いとなっています。
3.|転職を考えてもいいかも?!
給料を上げるヒント、最後は「転職を考えてみる」です。
給料は上げたいけれど、仕事内容や職場の人間関係が良好だと、できればこの園で働きたいと思いますよね。
しかし、
すでに役職が埋まっていて、転職や退職する方がいない場合、自分が役職に就ける機会はいつになるかわからず、給料もなかなか上がらないでしょう。
すでに役職が埋まっていて、転職や退職する方がいない場合、自分が役職に就ける機会はいつになるかわからず、給料もなかなか上がらないでしょう。
給料を上げたいと思っているのなら、いつ空くか分からないポストを待つよりも、役職のポストが空いている園に転職するほうが、給料アップが叶います。
キャリアアップ研修を受講するなど、既にスキルアップのために努力してきている方であれば、そのスキルを持って転職することをおすすめします。
まだキャリアアップ研修などを受講していないのなら、今の園で働いている間に受講して修了してから転職を考え始めるといいでしょう。
役職の求人はどうやって探せばいいの?
役職が空いている園といっても、たくさんある求人の中からどう探せばいいのか迷いますよね?!
求人情報を見ても、募集している役職が明記されていないことも多くあります。
求人情報に記載がない場合は、電話をして確認するか面接時に聞くしかありません。
そこで、おすすめなのが「オープニング求人」を探す方法です。
オープニング求人は、知識や経験がある方を積極的に募集しており、役職に就ける保育士も同時に探しています。
そのため、狙っている役職が空いている可能性がとても高く、経験のある保育士の採用率も高めです。
また、役職に就けなかったとしても、現職のお給料を伝えることで今より高い給料をもらえるケースも少なくありません。
自分で探すのが不安なら
自分で求人を探すのが不安な方もいるでしょう。
そんな方は、転職エージェントに相談して探してもらうのがおすすめです。
そんな方は、転職エージェントに相談して探してもらうのがおすすめです。
トライトの保育士ワーカーなら、担当のキャリアアドバイザーに希望条件を詳しく伝えられるので、狙っている役職の求人を探してもらえます。
園に確認しなくても、キャリアアドバイザーが事前に確認して、希望に合った求人を紹介してくれるので、安心して応募することができます。
ぜひ、保育士ワーカーのキャリアアドバイザーを活用して、希望が叶う職場を探してくださいね!



