閉じる【保存版】子どもに人気の手遊び一覧！盛り上がる＆静かになる歌
新米保育士もベテラン保育士も、子ども達の前で毎日のように使う手遊び。
レパートリーが多いほど、あらゆる場面で柔軟に対応できます。
しかし「レパートリーが少なくてマンネリ化してきた」「月齢に合わせた手遊び選びが難しい」と、悩む人も多いのではないでしょうか？
この記事では、子どもに人気の手遊びを一覧にしてご紹介します。
現役保育士はもちろん、保育士を目指して実習に励む学生さんも参考にしてみてくださいね。
レパートリーが多いほど、あらゆる場面で柔軟に対応できます。
しかし「レパートリーが少なくてマンネリ化してきた」「月齢に合わせた手遊び選びが難しい」と、悩む人も多いのではないでしょうか？
この記事では、子どもに人気の手遊びを一覧にしてご紹介します。
現役保育士はもちろん、保育士を目指して実習に励む学生さんも参考にしてみてくださいね。
定番！子どもに人気の手遊び一覧
まずは、子どもに人気の定番手遊びを一覧にしてご紹介します。
手指をうごかす手遊び | あたまかたひざポン／グーチョキパーでなにつくろう／むすんでひらいて／てをたたきましょう／おちたおちた／いとまき／はじまるよ／おはなしおはなし／ひげじいさん／いっぽんゆびではくしゅ／ふうせんのうた／チョキチョキダンス／おおきくなったらなんになる／おおきなたいこ／ならのだいぶつ／こどものけんか／いろんなめがね |
動物がでてくる手遊び | パンダうさぎコアラ／こぶたぬきつねこ／げんこつやまのたぬきさん／くいしんぼうのゴリラ／いっちょうめのドラネコ／さかながはねて／ワニのかぞく／いわしのひらき／こぶたがみちを／むしむしジャンケン |
食べ物がでてくる手遊び | おべんとうばこのうた／コロコロたまご／まあるいたまご／パンやさん／りんごコロコロ／カレーライス／たこやき／ガリガリかきごおり／スイカのめいさんち／なっとう／みつやサイダー／キャベツのなかから／やきいもグーチーパー／やおやのおみせ／やさいのうた |
季節を感じる手遊び | ちいさなにわ／かたつむり／みずあそび／おおきなくりのきのしたで／サンタのおじさん／ゆきだるまのチャチャチャ／おにのパンツ |
保育園で楽しまれている手遊びは、ほかにもたくさんあります。
また、曲調が同じで歌詞を変えたアレンジもたくさん！
たとえば、定番の「おべんとうばこ」の手遊びは「サンドイッチ」にアレンジされていたり、「ひげじいさん」は、さまざまなキャラクターで応用されたりしています。
また、曲調が同じで歌詞を変えたアレンジもたくさん！
たとえば、定番の「おべんとうばこ」の手遊びは「サンドイッチ」にアレンジされていたり、「ひげじいさん」は、さまざまなキャラクターで応用されたりしています。
盛り上がる手遊び
手遊びは、子ども達の楽しい気持ちを盛り上げる効果があります。
そのため、休み明けで子ども達がぼんやりしている日は、盛り上がる手遊びを取り入れましょう。
主に、以下のような手遊びがおすすめです。
● あたまかたひざポン
● おちたおちた
● パンダうさぎコアラ
● バスごっこ
最初はゆったり歌い始めて、どんどんスピードを早くしていくのがポイントです。
保育士も間違えるくらいスピードアップすると、みんな大笑いで盛り上がります。
そのため、休み明けで子ども達がぼんやりしている日は、盛り上がる手遊びを取り入れましょう。
主に、以下のような手遊びがおすすめです。
● あたまかたひざポン
● おちたおちた
● パンダうさぎコアラ
● バスごっこ
最初はゆったり歌い始めて、どんどんスピードを早くしていくのがポイントです。
保育士も間違えるくらいスピードアップすると、みんな大笑いで盛り上がります。
静かになる手遊び
手遊びのタイミングや終わり方によって、子ども達を静かにさせることも可能です。
落ち着きのない日や、このあとの活動に注目してほしいときは、静かになる手遊びを取り入れてみましょう。
主に、以下のような手遊びがおすすめです。
● はじまるよ
● りんごコロコロ
● さかながはねて
● おはなしおはなし
「手はおひざ」「お口はチャック」「シーシー」など、手を口や膝に持っていくような歌を選ぶのがポイントです。
ふたつの手遊びを掛け合わせるなど、アレンジしても良いでしょう。
落ち着きのない日や、このあとの活動に注目してほしいときは、静かになる手遊びを取り入れてみましょう。
主に、以下のような手遊びがおすすめです。
● はじまるよ
● りんごコロコロ
● さかながはねて
● おはなしおはなし
「手はおひざ」「お口はチャック」「シーシー」など、手を口や膝に持っていくような歌を選ぶのがポイントです。
ふたつの手遊びを掛け合わせるなど、アレンジしても良いでしょう。
年齢別！おすすめの手遊び
いくら楽しい手遊びでも、年齢に合っていなければ一緒にしてくれなかったり、飽きてしまったりする可能性があります。
そこでここからは、年齢ごとにおすすめの手遊びをご紹介します。
そこでここからは、年齢ごとにおすすめの手遊びをご紹介します。
0歳児向け手遊び
0歳児の手遊びは、心地よくなるリズムの歌を選ぶと良いでしょう。
また、歌いながらスキンシップをとれるようなものもおすすめです。
● ラララぞうきん
● コロコロたまご
● ふうせんのうた
● 10人のインディアン
「10人のインディアン」をアレンジして、出席確認のときに子ども達の頭をなでながら「ひ～とり、ふ～たり、さんにんのよいこ ♪ 」と数えてあげると、朝の会の流れを覚えてくれるようになります。
また、歌いながらスキンシップをとれるようなものもおすすめです。
● ラララぞうきん
● コロコロたまご
● ふうせんのうた
● 10人のインディアン
「10人のインディアン」をアレンジして、出席確認のときに子ども達の頭をなでながら「ひ～とり、ふ～たり、さんにんのよいこ ♪ 」と数えてあげると、朝の会の流れを覚えてくれるようになります。
1歳児向け手遊び
1歳児は、手を動かす簡単な手遊びにチャレンジしてみましょう。
リズム感を養うために、まずは覚えやすいリズムの曲を選ぶことが大切です。
● むすんでひらいて
● りんごコロコロ
● ひげじいさん
● パンダうさぎコアラ
「りんごコロコロ」には、「パイナップルプル～ ♪ 」という2番もあります。
たくさんの果物や野菜が登場するので、子ども達にも大人気です。
リズム感を養うために、まずは覚えやすいリズムの曲を選ぶことが大切です。
● むすんでひらいて
● りんごコロコロ
● ひげじいさん
● パンダうさぎコアラ
「りんごコロコロ」には、「パイナップルプル～ ♪ 」という2番もあります。
たくさんの果物や野菜が登場するので、子ども達にも大人気です。
2歳児向け手遊び
2歳児は、繰り返しが多くリズム感のある曲を選ぶと喜びます。
話せる言葉も増えてくるので、語彙力を刺激するような手遊びも良いですね。
● おべんとうばこ
● チョキチョキダンス
● キャベツのなかから
● いとまき
手を開いたり閉じたり、真似を楽しむことで「自分でできた」と、達成感を味わえます。
気に入ったものを繰り返したいと感じる年齢でもあるので、無理にレパートリーを増やす必要はありません。
話せる言葉も増えてくるので、語彙力を刺激するような手遊びも良いですね。
● おべんとうばこ
● チョキチョキダンス
● キャベツのなかから
● いとまき
手を開いたり閉じたり、真似を楽しむことで「自分でできた」と、達成感を味わえます。
気に入ったものを繰り返したいと感じる年齢でもあるので、無理にレパートリーを増やす必要はありません。
3歳児向け手遊び
3歳児になれば、保育士の模倣が上手になります。
そのため、少し難しいものや聞いたことのない言葉が出てくる手遊びを選ぶと良いでしょう。
● さかながはねて
● なっとう
● おおきなたいこ
● グーチョキパーでなにつくろう
難しい言葉は、イラストなどを用いて紹介してあげると分かりやすいでしょう。
「グーチョキパーでなにつくろう」は、子ども達の発想力を頼って、新しい動きを取り入れるのもおすすめです。
そのため、少し難しいものや聞いたことのない言葉が出てくる手遊びを選ぶと良いでしょう。
● さかながはねて
● なっとう
● おおきなたいこ
● グーチョキパーでなにつくろう
難しい言葉は、イラストなどを用いて紹介してあげると分かりやすいでしょう。
「グーチョキパーでなにつくろう」は、子ども達の発想力を頼って、新しい動きを取り入れるのもおすすめです。
4歳児向け手遊び
4歳児にもなれば、手遊びへのリクエストがあるかもしれません。
さまざまな手遊びを取り入れて、子ども達の興味関心を刺激しましょう。
● ワニのかぞく
● カレーライス
● あたまかたひざポン
● いわしのひらき
簡単すぎる手遊びを選ぶと、少し恥ずかしがって一緒にしてくれないことも。
気持ちを盛り上げられるよう、少し難易度を上げても良いでしょう。
さまざまな手遊びを取り入れて、子ども達の興味関心を刺激しましょう。
● ワニのかぞく
● カレーライス
● あたまかたひざポン
● いわしのひらき
簡単すぎる手遊びを選ぶと、少し恥ずかしがって一緒にしてくれないことも。
気持ちを盛り上げられるよう、少し難易度を上げても良いでしょう。
5歳児向け手遊び
5歳児では、とにかくおもしろい手遊びが人気です。
少し笑っちゃうような歌詞が入っている手遊びを選ぶと、笑いながら楽しんでくれますよ。
● おおきくなったらなんになる
● ならのだいぶつ
● おおさかうまいもん
● みつやサイダー
「だれが一番ゆっくり歌えるか」「だれが一番はやく歌えるか」など、スピードをアレンジすると盛り上がります。
少し笑っちゃうような歌詞が入っている手遊びを選ぶと、笑いながら楽しんでくれますよ。
● おおきくなったらなんになる
● ならのだいぶつ
● おおさかうまいもん
● みつやサイダー
「だれが一番ゆっくり歌えるか」「だれが一番はやく歌えるか」など、スピードをアレンジすると盛り上がります。
小学生向け手遊び
手遊びは、小学生にも人気です。
手足だけでなく頭を使う手遊びは、年長さんはもちろん学童さんでも盛り上がります！
● おちたおちた
● やおやのおみせ
● おてらのおしょうさん
「おちたおちた」や「やおやのおみせ」は、問題を出す保育士も頭を使います。
途中で詰まってしまうと面白さに欠けるので、困ったときのメモを用意しておくと安心です。
手足だけでなく頭を使う手遊びは、年長さんはもちろん学童さんでも盛り上がります！
● おちたおちた
● やおやのおみせ
● おてらのおしょうさん
「おちたおちた」や「やおやのおみせ」は、問題を出す保育士も頭を使います。
途中で詰まってしまうと面白さに欠けるので、困ったときのメモを用意しておくと安心です。
番外編！子どもをひきつける面白いわらべ歌
手遊びのなかでも、昔から歌い継がれてきた「わらべ歌」は大人気です。
動きやリズムが簡単で真似しやすく、保育現場でも頻繁に取り入れられています。
また、歌詞や表現が古く、子ども達のさまざまな感覚を養います。
子どもたちも珍しい言葉に興味津々になるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
動きやリズムが簡単で真似しやすく、保育現場でも頻繁に取り入れられています。
また、歌詞や表現が古く、子ども達のさまざまな感覚を養います。
子どもたちも珍しい言葉に興味津々になるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
乳児におすすめのわらべ歌
聞きなれない言葉が使われているものの、どこか懐かしさを覚えるわらべ歌。
乳児さんも同じく、心地よさそうに聞いてくれます。
とくに、以下のわらべ歌がおすすめです。
● ちょちちょちあわわ
● いっぽんばしこちょこちょ
● にらめっこ（だるまさん）
● あがりめさがりめ
● げんこつやまのたぬきさん
乳児さんも同じく、心地よさそうに聞いてくれます。
とくに、以下のわらべ歌がおすすめです。
● ちょちちょちあわわ
● いっぽんばしこちょこちょ
● にらめっこ（だるまさん）
● あがりめさがりめ
● げんこつやまのたぬきさん
幼児におすすめのわらべ歌
幼児さんには、わらべ歌ででてくる言葉の意味を解説してあげましょう。
意味を理解できれば、親しみを持って遊べるようになります。
● ずいずいずっころばし
● おてらのおしょうさん
● いちじくにんじん
● でんでらりゅうば
意味を理解できれば、親しみを持って遊べるようになります。
● ずいずいずっころばし
● おてらのおしょうさん
● いちじくにんじん
● でんでらりゅうば
体を動かして盛り上がるわらべ歌
お友達と一緒に遊ぶわらべ歌も人気です。
動きが大きいのでしっかりスペースを確保して遊びましょう。
幼児から小学生まで、長く遊べるのが特徴です。
● かごめかごめ
● あぶくたった
● あんたがたどこさ
● おちゃらかホイ
動きが大きいのでしっかりスペースを確保して遊びましょう。
幼児から小学生まで、長く遊べるのが特徴です。
● かごめかごめ
● あぶくたった
● あんたがたどこさ
● おちゃらかホイ
保育園や幼稚園で手遊び歌を取り入れるときのポイント
せっかく手遊びを披露するなら「しっかり集中してほしい」「一緒に手を動かして楽しんでほしい」と思いますよね。
そのためには、以下のようなポイントを意識しましょう。
そのためには、以下のようなポイントを意識しましょう。
手遊びのタイミングを知る
手遊びを取り入れるタイミングは、主に活動の前がおすすめです。
絵本を読むために集合してほしいとき、自由遊びから気持ちを切り換えて集中してほしいときなどに活用しましょう。
絵本を読むために集合してほしいとき、自由遊びから気持ちを切り換えて集中してほしいときなどに活用しましょう。
月齢に合わせた手遊びを選ぶ
手遊びは、子ども達が真似しやすいように月齢に合ったものを選ぶことが大切です。
アレンジ次第で、幅広い年齢に対応できる万能な手遊びを準備しておくのも良いですね。
とくに、異年齢保育をおこなう場合は、どの年齢も楽しめるような配慮が必要です。
アレンジ次第で、幅広い年齢に対応できる万能な手遊びを準備しておくのも良いですね。
とくに、異年齢保育をおこなう場合は、どの年齢も楽しめるような配慮が必要です。
次の活動につながる手遊びを選ぶ
手遊びを選ぶときは、次の活動を意識すると良い導入になります。
動物がでてくる絵本を読む前は、「パンダ・うさぎ・コアラ」の手遊びをするなど、臨機応変に対応できるようにレパートリーをたくさん持っておきたいですね。
動物がでてくる絵本を読む前は、「パンダ・うさぎ・コアラ」の手遊びをするなど、臨機応変に対応できるようにレパートリーをたくさん持っておきたいですね。
季節感を大切にする
手遊びの時間は、子ども達に季節感を伝えられます。
おいもほり前には「やきいもグーチーパー」、節分前には「おにのパンツ」など、春夏秋冬さまざまな手遊びを知っておきましょう。
1ヶ月ごとに「今月の手遊び」として、季節を感じられるものを選んでおくのもおすすめです。
おいもほり前には「やきいもグーチーパー」、節分前には「おにのパンツ」など、春夏秋冬さまざまな手遊びを知っておきましょう。
1ヶ月ごとに「今月の手遊び」として、季節を感じられるものを選んでおくのもおすすめです。
明るく大きな声で歌う
子ども達の前で手遊びをするときは、注目を集められるよう明るく大きな声で歌うのがポイントです。
子ども達が「なんだか楽しそう！」「真似してみたい！」と思えるよう、まずは保育士が楽しみながら取り組みましょう。
子ども達が「なんだか楽しそう！」「真似してみたい！」と思えるよう、まずは保育士が楽しみながら取り組みましょう。
右手と左手に注意する
子ども達と手遊びを楽しむとき、保育士は向かい合うように位置することが多くあります。
そのため、「右手は～」と言いながら左手を出すなど、子ども達から見て分かりやすいように手を動かしましょう。
そのため、「右手は～」と言いながら左手を出すなど、子ども達から見て分かりやすいように手を動かしましょう。
まとめ
道具を準備せずに、気軽に楽しめる手遊び。
毎日のように使う手遊びだからこそ、年齢や季節、場面に合わせて最適なものを選びたいですよね。
今回ご紹介した手遊びを参考に、お気に入りのレパートリーを増やしてみましょう。
なお、年代や地域によって、手遊びのタイトルや歌詞、リズムが異なる場合があります。
子ども達が混乱しないよう、保育園内で統一できると良いですね。
毎日のように使う手遊びだからこそ、年齢や季節、場面に合わせて最適なものを選びたいですよね。
今回ご紹介した手遊びを参考に、お気に入りのレパートリーを増やしてみましょう。
なお、年代や地域によって、手遊びのタイトルや歌詞、リズムが異なる場合があります。
子ども達が混乱しないよう、保育園内で統一できると良いですね。
