フィンガーペインティングのやり方って?保育のねらい・年齢別の遊び方まで解説

フィンガーペインティングは聞いたことがあるけれど、まだ保育に取り入れた事がない方が多いのではないでしょうか?実は、フィンガーペインティングは乳児クラスからでも楽しめます。そこで今回は、フィンガーペインティングについてご紹介します。
フィンガーペインティングとは?
フィンガーペインティングとは、指先や手に絵の具を付けて紙や布などに色を塗っていく表現技法の一つです。では、フィンガーペインティングの保育のねらいと効果・材料・やり方について詳しくみていきましょう。
フィンガーペインティング『保育のねらいと効果』
フィンガーペインティングの保育のねらいと効果には、次の3つが考えられるでしょう。
①五感が刺激される
②創造力や想像力が育つ
③自由な表現技法によるストレス発散ができる
肌に絵の具を直接付けて塗ることで、皮膚から脳への刺激につながり子どもの成長が促進されます。また、上手く言葉で表現ができない年齢の子どもが、フィンガーペインティングの表現技法によって素直な気持ちを表現することもあります。
①五感が刺激される
②創造力や想像力が育つ
③自由な表現技法によるストレス発散ができる
肌に絵の具を直接付けて塗ることで、皮膚から脳への刺激につながり子どもの成長が促進されます。また、上手く言葉で表現ができない年齢の子どもが、フィンガーペインティングの表現技法によって素直な気持ちを表現することもあります。
フィンガーペインティング『使う材料』
フィンガーペインティングに使う基本の材料は、画用紙や模造紙・絵の具です。汚れても良い格好、床を汚れからガードするためには新聞紙や工作シートなどを用意しましょう。年齢や状況によって、小麦粉・片栗粉・食紅を使う場合もあります。
フィンガーペインティング『やり方』
フィンガーペインティングのやり方をみていきましょう。
①まず汚れ対策をした上で、画用紙や模造紙、布などを敷きます。フィンガーペインティングの際に着用する服は、防水のスモックや汚れてもいい服装にしましょう。
②次に、手や指に付けた絵の具をこすりつけながら色を塗っていきます。水の量を調整しながら五感を使って表現を楽しんでいきましょう。
①まず汚れ対策をした上で、画用紙や模造紙、布などを敷きます。フィンガーペインティングの際に着用する服は、防水のスモックや汚れてもいい服装にしましょう。
②次に、手や指に付けた絵の具をこすりつけながら色を塗っていきます。水の量を調整しながら五感を使って表現を楽しんでいきましょう。
【年齢別】フィンガーペインティングの遊び方
フィンガーペインティングは、年齢ごとに材料を変えると良いでしょう。特に乳児クラスでは、注意しなければいけないポイントがあります。年齢別にフィンガーペインティングの遊び方のポイントをみていきましょう。
【0歳児・1歳児・2歳児】遊び方のポイント
乳児クラスでは、安全にフィンガーペインティングができるような配慮が必要です。手にした物をなんでも口に入れてしまう時期には、材料に小麦粉や食紅などを選びましょう。
また、ハイハイや一人歩きができて行動範囲が広がり出した子どもは、絵の具を投げる、バケツをひっくり返すなどの行動も。乳児の行動を配慮し、材料の位置なども工夫します。集中力も短いので、短時間で思いっきり取り組めるような環境を整えてあげたいですね。
また、ハイハイや一人歩きができて行動範囲が広がり出した子どもは、絵の具を投げる、バケツをひっくり返すなどの行動も。乳児の行動を配慮し、材料の位置なども工夫します。集中力も短いので、短時間で思いっきり取り組めるような環境を整えてあげたいですね。
【3歳児・4歳児・5歳児】遊び方のポイント
幼児クラスでは、自由な発想でフィンガーペインティングができるように配慮しましょう。「こうあるべき」という固定概念を外し、自由な発想で取り組めるように楽しくフィンガーペインティングするには、保育士さんの雰囲気作りも大切です。
また、幼児クラスでは「木」を土台にしたフィンガーペインティングが人気です。保育士さんがあらかじめ描いた木の上から、子どもが葉や花をフィンガーペインティングで描いていく作品は力強く迫力がありますよ。
また、幼児クラスでは「木」を土台にしたフィンガーペインティングが人気です。保育士さんがあらかじめ描いた木の上から、子どもが葉や花をフィンガーペインティングで描いていく作品は力強く迫力がありますよ。
保育で使える!フィンガーペインティングの作品とは
季節を感じるおしゃれな作品にするなら
季節を感じる作品を作りたい場合には、色合いにこだわってみましょう。
●夏を感じるフィンガーペインティング
夏のフィンガーペインティングには、涼しげな色合いを使うのがおすすめです。青や水色で子どもたちが描いたフィンガーペインティングは見た目がとても涼しげ。遊んだ後には「海」や「川」として壁面装飾の土台にも使えそうですね。
●秋を感じるフィンガーペインティング
秋には茶色や緑色の絵の具を使ったフィンガーペインティングがおすすめです。土台にアースカラーを入れ、一度乾かした後に赤や黄色の絵の具を重ねていくと「秋」の自然を感じるフィンガーペインティングになりますよ。
●夏を感じるフィンガーペインティング
夏のフィンガーペインティングには、涼しげな色合いを使うのがおすすめです。青や水色で子どもたちが描いたフィンガーペインティングは見た目がとても涼しげ。遊んだ後には「海」や「川」として壁面装飾の土台にも使えそうですね。
●秋を感じるフィンガーペインティング
秋には茶色や緑色の絵の具を使ったフィンガーペインティングがおすすめです。土台にアースカラーを入れ、一度乾かした後に赤や黄色の絵の具を重ねていくと「秋」の自然を感じるフィンガーペインティングになりますよ。
汚れないフィンガーペインティング製作
●ジップロックを使ったフィンガーペインティング
「汚れるのが嫌」という場合や、「もっと手軽にフィンガーペインティングを楽しみたい!」という時におすすめなのが、ジップロックを使ったフィンガーペインティングです。
ジップロックと同じサイズにカットした画用紙に、点々と好きな絵の具を乗せていきます。その絵の具を乗せた画用紙をそっとジップロックの中に入れましょう。ジップロックの封を閉じたまま、上からさすったり、叩いたりして色の広がりを楽しみます。
「汚れるのが嫌」という場合や、「もっと手軽にフィンガーペインティングを楽しみたい!」という時におすすめなのが、ジップロックを使ったフィンガーペインティングです。
ジップロックと同じサイズにカットした画用紙に、点々と好きな絵の具を乗せていきます。その絵の具を乗せた画用紙をそっとジップロックの中に入れましょう。ジップロックの封を閉じたまま、上からさすったり、叩いたりして色の広がりを楽しみます。
フィンガーペインティングを子どもと楽しもう!
今回は、保育で挑戦してみたいフィンガーペインティングをご紹介しました。年齢によって材料ややり方を調整しながら、自由な発想で楽しく保育に取り入れてみましょう!





