【0歳児】運動系の室内遊びアイディア13選!すぐできる&雨の日にも!

遊ぶ幼児
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遊びのレパートリーが限られる0歳児ですが、健やかな発達を促すため、運動系の室内遊びもしっかり取り入れたいですよね。そこでこの記事では、0歳児にピッタリの運動遊びをご紹介します。普段の活動はもちろん、戸外遊びができない雨の日にも、ぜひ取り入れてみてくださいね。

0歳児の室内遊びにはバランス良く運動遊びを取り入れよう!

階段の遊具で遊ぶ幼児
0歳児といっても、成長段階はさまざま。ねんねの赤ちゃんもいれば、歩き出す子もいます。個々の発達を細かく把握していなければ「もっと体を動かしたい」という欲求を満たしてあげられない可能性も。

なかなか午前睡をせず寝ぐずりしていると思ったら、実は眠いのではなく活動に満足していなくてグズっているだけだった…ということも少なくありません。そのため、室内遊びにもバランス良く運動遊びを取り入れましょう。

0歳児向け!室内での運動遊びアイディア13選

ぬいぐるみと赤ちゃん
ここからは、0歳児におすすめの運動系の室内遊びのアイディアをご紹介します。

体を触るふれあい遊び

対象:3ヶ月~
準備物:なし

ねんね期には、体を触るふれあい遊びを取り入れましょう。0歳児であれば「一本橋こちょこちょ」「ちょちちょちあわわ」「ラララぞうきん」などがおすすめです。歌をうたいながら体を触ることで、良いスキンシップにもなりますよ。

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月齢に合わせたプレイマット運動

対象:3ヶ月~
準備物:プレイマット

プレイマット(プレイジム)の模様や、おもちゃなどの仕掛けで、寝返りやずりばいなどの運動を促します。五感を刺激するような仕掛けがついたものを選んだり、届かない場所に魅力的なおもちゃを置いたりするのもおすすめです。いつの間にか手が届くようになるので、誤飲には十分注意しましょう。

ボールテントで風船遊び

対象:6ヶ月~
準備物:ボールテントやボール

ボールテントで、外と中の出入りを楽しむ運動遊びです。ボールを触ったり、ハイハイで追いかけたりすることで、手足の運動を促します。ボールテントのような閉鎖的な空間が苦手な子どもも多いため、無理強いしないよう注意しましょう。

ビニールプールでボール遊び

対象:6ヶ月~
準備物:ビニールプールやボール

大きなビニールプールでボール遊びを楽しむアイディアです。大きく広いビニールプールであれば、十分に移動を楽しめます。伝い歩きができる月齢になると、ビニールプールの高さを乗り越えようとするため、転倒の危険がないよう注意が必要です。

真似っこを楽しむダンス

対象:7ヶ月~
準備物:音楽

お座りができるようになったら、真似っこを楽しむダンスを楽しんでみましょう。もちろん、しっかりとしたダンスができるわけではありません。保育士が楽しそうに大きく両手を広げる姿を見て、体を揺らしたり、手をパチパチさせたりしながら楽しんでくれます。お座りが安定しない間は、転倒に注意したいですね。

マラカスや太鼓で腕の運動

対象:7ヶ月~
準備物:マラカスや太鼓

お座りが安定したら、マラカスや太鼓などを楽しんでみましょう。音楽遊びのようにも思えますが、赤ちゃんにとって楽器を鳴らすのは一苦労!運動遊びとしてもピッタリです。棒をバチに、ミルク缶の裏をお太鼓に見立てても良いでしょう。危険がないよう、しっかり見守ってあげてくださいね。

お布団マットで山登り

対象:8ヶ月~
準備物:布団や座布団など

布団や座布団を重ねて山のように重ね、ハイハイで登る運動遊びです。でこぼこの道をハイハイすることにより、バランス感覚を養えます。子どもに手を添えながら、ころころ転がしてあげても良いですね。ケガがないよう、広い空間を準備しておきましょう。

ロープをたぐりよせる遊び

対象:8ヶ月~
準備物:ロープやハンカチ

お座りの状態で、長いロープをたぐり寄せる運動遊びです。ロープの続きを箱のなかに入れておくと「あれ?」「いつまで続くの?」と、子どもの好奇心を刺激できます。ハンカチをいくつも結んで長くするのもおすすめです。誤って首に巻きつかないよう、しっかり側で見守ってあげましょう。

すずらんテープキャッチ

対象:8ヶ月~
準備物:すずらんテープ

すずらんテープを上から吊るし、子どもに引っ張ってもらう運動遊びです。洗濯物のように、色とりどりのすずらんテープを吊るすと、触れるだけでゆらゆら揺れて子どもの興味関心を惹きつけます。引き取ったすずらんテープを口に入れないよう注意しましょう。

パラバルーンでハイハイ運動

対象:8ヶ月~
準備物:パラバルーン

大きなパラバルーンを広げ、ハイハイで移動を楽しむ運動です。広げたパラバルーンの上はもちろん、中にもぐって遊んでも良いでしょう。その際、中で子ども同士がぶつからないよう、配慮が必要です。

フラフープでサーキット遊び

対象:8ヶ月~
準備物:フラフープ

さまざまなフラフープを使ったサーキット遊びです。保育士がフラフープを立てて、中をハイハイでくぐって移動します。なかなか通ろうとしない場合は、ぬいぐるみをフラフープに通したり、反対側から声をかけたりしてみましょう。

動物のお口へ玉入れ運動

対象:8ヶ月~
準備物:動物が口を開けたパネル、ボール

ライオンやうさぎなど、動物が大きく口を開けたパネルを手作りして、エサに見立てたボールを口に入れる遊びです。転がるボールを何度も追いかけて入れる動作により、全身運動を促します。子どものつかまり立ちにより、パネルが倒れないよう工夫が必要です。

手押し車でお散歩

対象:10ヶ月~
準備物:手押し車

つかまり立ちを楽しみだしたら、手押し車でのお散歩がおすすめです。「おとどけもので〜す」と、荷物を運ぶ真似をしても良いですね。どんどん進んでバランスを崩さないよう、滑りにくい工夫をしたり、保育士が手を添えたりして安全に遊べるようにしましょう。

0歳児クラスで運動遊びを取り入れるときの注意点

笑顔の保育士さん
0歳児クラスで運動遊びを取り入れる際は、以下のようなポイントに注意しましょう。

事前に環境構成や配置を考える

運動遊びを思いつきで取り入れると、予想外の事故が起こる恐れがあります。事前に広々とした空間を確保したり、保育士がどのような位置で見守るか考えたりしておきましょう。

誤飲やケガに注意する

運動遊びに使用する玩具は、提供前に誤飲やケガにつながるものでないか点検をおこないましょう。使用頻度が低いものは、消毒など清潔を保つことも大切です。

スキンシップを意識する

0歳児の運動遊びは、体を動かすことだけでなくスキンシップにより心の安定や脳の発達を促すことも大切です。保育士も一緒に楽しめると良いでしょう。

子どもの発達に合わせる

0歳児の成長は著しく、月齢による発達の違いはとても大きいものです。そのため、子どもの発達に合わせた活動を意識して、ケガがないよう注意したいですね。

まとめ

今回は、0歳児にピッタリの室内でできる運動遊びをご紹介しました。日々の保育はもちろん、雨の日、夏の暑すぎる日、冬の寒すぎる日は戸外遊びが難しくなります。室内でもしっかり体を動かせるよう、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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