【保育園】子ども達とお化け屋敷を手作り!盛り上がるアイディアを紹介

保育園の夏祭りやお店屋さんで人気の出し物「お化け屋敷」。手作りお化け屋敷にすれば、出し物の当日だけでなく製作過程もしっかり楽しめます。しかし、気合いを入れすぎると怖くてトラウマになってしまうことも。この記事では、保育園で楽しむお化け屋敷の作り方を解説します。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
子ども達とお化け屋敷を手作りしよう!
子ども達とお化け屋敷を作ることを決めたら、まずは以下のような流れで「どのようなお化け屋敷にするか」を検討しましょう。
準備に当てられる時間を確認する
お化け屋敷を計画するにあたり、まずは準備にどれくらいの時間を確保できるか確認してみましょう。材料を集めたり、小道具を作ったり、大がかりなものにしようと思うほど時間がかかります。
使用できるスペースの広さを確認する
お化け屋敷をどこでおこなうか、スペースの広さによってもお化け屋敷の規模が変わってきます。普段使用している保育室の一角、みんなで使用するホール、保育室前の廊下など、使用できる場所を検討してみましょう。
子ども達とお化け屋敷のイメージを共有する
子ども達みんながお化け屋敷のイメージを共有できるよう「お化け屋敷ってどんなの?」「どんな飾りで驚かせる?」と、問いかけてみましょう。担当を決めて、子どもの意欲や責任感を刺激するのもおすすめです。
お化け屋敷を手作りするときの基本
ここからは、お化け屋敷を手作りするときの「3つの基本」をご紹介します。
部屋を暗くして雰囲気を出す
子ども達は、お部屋の電気を消すだけで「お化け屋敷みたい!」と感じます。陽の当たる保育室であれば、暗幕を活用しても良いでしょう。とはいえ、なかには電気を消すだけで不安を感じる子どもも少なくありません。うまく明るさを調節できると良いでしょう。
小物を準備して驚かせる
お化け屋敷で欠かせないのが、驚かせるための小道具です。天井から吊るしてゆらゆら揺らしたり、ライトを使ってぼんやり光らせたり…。段ボールを組み立ててトンネル迷路のような仕掛けもいいですね。
子ども達がおばけになりきる
保育園でおこなうお化け屋敷では、子ども達自身がおばけになりきるとより楽しめます。おばけに苦手意識を持っている子どもも、自らが衣装を手作りして身に付けることで楽しい気持ちになるかもしれません。
手作りお化け屋敷におすすめのアイディア
手作りお化け屋敷は、アイディアによって雰囲気が大きく異なります。ここからは、手作りお化け屋敷に取り入れたいアイディアをご紹介します。
カラーポリ袋で簡単おばけ衣装
カラーポリ袋を活用すれば、安価でたくさんの衣装を作成できます。とくに、白色のカラーポリ袋をまとうだけで、あっという間にお化けらしくなりますよ。
準備物
● カラーポリ袋
● はさみ
● 画用紙
● 両面テープ
作り方
1. ポリ袋の底部分を上部にして広げる
2. 襟元になるよう上部をUの字にカットする
3. 腕を出せるよう両脇をななめにカットする
4. ポリ袋の口部分が裾になるようにデザインカットする
5. 画用紙で作ったおばけの顔を両面テープで貼る
準備物
● カラーポリ袋
● はさみ
● 画用紙
● 両面テープ
作り方
1. ポリ袋の底部分を上部にして広げる
2. 襟元になるよう上部をUの字にカットする
3. 腕を出せるよう両脇をななめにカットする
4. ポリ袋の口部分が裾になるようにデザインカットする
5. 画用紙で作ったおばけの顔を両面テープで貼る
ビニール袋でゆらゆらおばけ
膨らませたビニール袋を天井から吊るすだけで、ちょっと怖い仕掛けになります。ボールや風船に布をかぶせるのもおすすめです。
準備物
● ビニール袋
● ひも
● 画用紙
● 両面テープ
作り方
1. 画用紙で作ったおばけの顔をビニール袋に貼る
2. ビニール袋に息を吹き込み口を結ぶ
3. ひもを付けて天井から吊るす
準備物
● ビニール袋
● ひも
● 画用紙
● 両面テープ
作り方
1. 画用紙で作ったおばけの顔をビニール袋に貼る
2. ビニール袋に息を吹き込み口を結ぶ
3. ひもを付けて天井から吊るす
新聞紙のカサカサおばけ
新聞紙を細長く割いたら割いたら、カサカサ揺れるおばけの完成!扇風機などで風を送れば、本物のおばけのように動きます。
準備物
● 風船や古紙を丸めたもの
● 新聞紙
● ひも
● 両面テープ
作り方
1. 手で新聞紙を細長く割く
2. 風船など球状のものに割いた新聞紙を貼る
3. ひもを付けて天井から吊るす
準備物
● 風船や古紙を丸めたもの
● 新聞紙
● ひも
● 両面テープ
作り方
1. 手で新聞紙を細長く割く
2. 風船など球状のものに割いた新聞紙を貼る
3. ひもを付けて天井から吊るす
くるくる回る紙コップのれん
紙コップで作ったおばけをつなげて、のれんのように吊るせばドアを開けてビックリ!クルクル回るおばけが、恐怖心を煽ります。
準備物
● 紙コップ
● 画用紙
● ひも
● クレヨン
● 両面テープ
作り方
1. 紙コップにおばけの絵を描いたり、画用紙で作った顔を貼ったりする
2. のれんのようにひもで紙コップを吊るす
準備物
● 紙コップ
● 画用紙
● ひも
● クレヨン
● 両面テープ
作り方
1. 紙コップにおばけの絵を描いたり、画用紙で作った顔を貼ったりする
2. のれんのようにひもで紙コップを吊るす
お化け屋敷を手作りするときの注意点
お化け屋敷を手作りするときの注意点は、以下のとおりです。
お化け屋敷の中を怖くしすぎない
お化け屋敷を暗くしすぎると、子どもが泣いてしまう可能性があります。楽しい行事がトラウマになると大変なため、暗くなりすぎないよう注意しましょう。
子どもが持つ苦手意識に寄り添う
おばけや暗さへの耐性は子どもによって異なります。子どもが持つ苦手意識に寄り添い、場合によっては「かわいいお化け屋敷」というコンセプトにしても良いでしょう。
遊びの要素を取り入れる
保育園のお化け屋敷は、遊びの要素を取り入れましょう。ただ怖いだけでなく、楽しかった気持ちを持てるようにすることが大切です。スタンプラリー、間違い探し、的当てゲーム、ボーリングなどがおすすめです。
イメージを広げられるように関わる
4、5歳児にもなれば「こうしたらおもしろいかも!」「〇〇を使ってみたらどうかな?」など、イメージを伝え合いながら世界観を広げられます。予定していたものを作って終わりではなく、イメージを広げられるような関わりを意識してみましょう。
まとめ
この記事では、手作りお化け屋敷の作り方をご紹介しました。子どものなかには「おばけは怖いもの」という先入観を持っている子どもも少なくありません。怖がらせすぎると、保育園自体にいやなイメージを持ってしまうことも考えられます。子ども達と話し合いながら、楽しいお化け屋敷を作れると良いでしょう。




