保育園での水遊びにおすすめ!楽しく遊べるおもちゃのレパートリー

水に浮かぶカラーボール
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夏の保育活動といえば水遊び!暑い夏でも心地よく過ごせるよう、積極的に取り入れたいですよね。とはいえ、毎日のように水遊びが続くと活動がマンネリ化してしまいます。そこでおすすめしたいのが、水遊び用おもちゃの活用です。この記事では、より水遊びが楽しくなるおもちゃのレパートリーをご紹介します。

夏といえば水遊び!保育園で水遊びをおこなうねらい

水遊びをする子ども
6~8月に水遊びを取り入れる保育園も多いでしょう。服を着たままシャワーのしぶきを楽しんだり、水を貯めたタライに足だけつけたり…。保育園によっては、本格的なプールを楽しむこともあるでしょう。どのような活動も、ねらいを持って取り組みたいですね。保育園で水遊びを取り入れるねらいには、以下のようなものがあります。

● 水の冷たさを感じながら心地よく過ごす
● 手や足で水に触れ感触を楽しむ
● 水遊びのルールを理解し守る
● 保育者や友だちと水に親しむ


水遊びが苦手な子どもには無理強いせず「水に慣れること」をねらいにして、個別に配慮できると良いでしょう。

水遊びを楽しむ際の注意点

笑顔の保育士さん
水遊びを保育に取り入れる際は、以下のようなポイントに注意しましょう。

● 活動前に水質や水温を確認する
● 月齢に合わせて水量を調節する
● 直射日光を避け熱中症に注意する
● 無理のないよう活動時間を短くする
● 子どもの健康観察を徹底する
● 子どもから目を離さないよう監視者を設ける
● 心肺蘇生法など緊急対応を学ぶ
● 子どもに約束事を伝え危険行動を防ぐ


子どもは、少量の水でも誤って溺れてしまう恐れがあります。危険がないよう、慎重に対応しましょう。

盛り上がる!手作りの水遊びおもちゃ8選

水に浮かぶおもちゃ
水遊びが毎日続くと、マンネリ化してしまいます。子どもは「つまらない」と感じると、刺激を求めるために危険な行動を取ってしまうことも。

そこでここからは、水遊び用の手作りおもちゃのアイデアをご紹介します。自分で製作したおもちゃなら、夢中で遊んでくれるはずですよ。ぜひ取り入れてみてくださいね。

ペットボトル水鉄砲

ペットボトルのフタにキリで穴を開け、ストローを通すだけでペットボトル水鉄砲の完成!

準備するもの
● ペットボトル
● ストロー
● キリ


作り方
1. ペットボトルのフタにキリで穴を開ける
2. ペットボトルに水を入れてフタを閉める
3. フタの穴にストローを通す



ペットボトルに油性ペンで絵を描いたり、ビニールテープを貼ったりすると、自分だけのオリジナル水鉄砲が完成します。キリを使用するときは、ケガに十分注意しましょう。

牛乳パックメガネ

牛乳パックの底をくり抜き、カラーセロファンを貼れば牛乳パックメガネに変身!

準備するもの
● 牛乳パック2つ
● ハサミやカッターナイフ
● ラップ
● カラーセロファン
● ビニールテープ


作り方
1. 牛乳パックの底を10㎝程度カットする
2. 底部分をカットして筒状にする
3. 底を覆うようにラップやカラーセロファンを貼る
4. 2つの牛乳パックを貼り合わせる



カラーセロファン越しに水を覗くと、水の色が変わる不思議さを楽しめます。牛乳パックは固いため、カットする際は十分注意しましょう。

発泡スチロールの船

食品トレーの上に、切った牛乳パックや旗を乗せれば、簡単に発泡スチロールの船を作れます。

準備するもの
● 食品トレー
● 牛乳パックやペットボトル
● ストロー
● ビニールテープ


作り方
1. 牛乳パックやペットボトルをカットして運転席を作る
2. ストローにビニールテープを巻いて旗をつくる
3. それぞれのパーツを食品トレーに貼る



水に浮くので、子ども達も興味津々!タイヤをつけて水陸両用にするなど、アレンジしてもおもしろいですね。

ペットボトルシャワー

ペットボトルにキリで穴を開けると、簡単にペットボトルシャワーを作れます。

準備するもの
● ペットボトル
● はさみやカッターナイフ
● ビニールテープ
● キリ
● すずらんテープ


作り方
1. ペットボトルを半分にカットする
2. ペットボトルの底にキリで穴を開ける
3. ペットボトルの縁に穴を開けてすずらんテープの持ち手を通す



穴の大きさによって、落ちてくる水の量を調節できます。ペットボトルの切り口で手を切ってしまう恐れがあるため、カットしたあとはビニールテープでしっかり保護しましょう。

スポンジで金魚すくい

水に浮くスポンジをうまくカットすればスポンジの金魚すくいに!

準備するもの
● スポンジ
● ハサミ
● 牛乳パック
● 排水口ネット
● ビニールテープ


作り方
1. スポンジを魚の形にカットする
2. 牛乳パックを広げてポイの形にカットする
3. ポイに排水口ネットを貼り付ける



スポンジを小さくカットして、赤色のカラーセロファンで巻いても金魚のように仕上がります。子どもたちの人数に合った数を用意しましょう。

フラフープトンネル

フラフープを用意しておくだけで、水の中でトンネルのようにして楽しめます。

準備するもの
● 透明ホース
● ビニールテープ
● ビーズ


作り方
1. 透明ホースのなかにビーズを入れる
2. ホースの端をつなげて輪っかをつくる



浅い水のなかでワニのようにトンネルをくぐったり、プールで泳ぐ練習をしても良いですね。小さな輪っかを用意して、輪投げにして楽しむのもおすすめです。

キラキラ宝さがし

水の中での宝さがしは、水が苦手な子どもの恐怖心を和らげる効果が期待できます。

準備するもの
● ペットボトルのふた2つ
● 粘土
● ビニールテープ


作り方
1. ペットボトルのふたに粘土を詰める
2. 2つ合わせてビニールテープでしっかり固定する



色とりどりのおはじきを使用しても良いですね。宝物に小さなものを使用する際は、誤飲に十分注意しましょう。

ぷにぷに水風船

水風船のぷにぷにした感触はとても不思議!水遊びが苦手な子どもにもピッタリの遊びです。

準備するもの
● 水風船
● 油性ペン


作り方
1. 水風船に水を入れて膨らませる
2. 油性ペンで顔やイラストを描く



水風船は100均でたくさん入ったものが手に入るため、コストパフォーマンスも良好!割れたあとは、ゴミが残らないようしっかり始末しましょう。

保育園の水遊びでおもちゃを使用するときの注意点

水しぶき
手作りのおもちゃを使用する際は、以下のようなポイントに注意しましょう。

おもちゃの誤飲に注意する

小さな部品を使用すると、誤飲につながる恐れがあります。危険がないよう、使用する材料には注意が必要です。また、使っているうちに貼り付けた飾りが外れてしまうことも。手作りおもちゃは、既製品よりも耐久性が劣ります。定期的なチェックを心掛けましょう。

安全・清潔を徹底する

スポンジやペットボトルなど、水が入った状態で放置しているととても不衛生です。おもちゃは子どもが口に入れてしまうこともあるため、清潔を徹底できるよう注意しましょう。こまめに消毒し、念のため長期間の使用は避けることをおすすめします。

広さや人数に合った数を用意する

手作りおもちゃは、水遊び場の広さに合わせることも大切です。狭い場所で的当てなどをおこなうと、思わぬ事故を起こしかねません。また、ケンカにならないように用意する数にも注意しましょう。

まとめ

この記事では、水遊びにぴったりの手作りおもちゃをご紹介しました。子ども達が楽しめるよう、さまざまなおもちゃを取り入れたいですね。しかし、水遊びは普段の活動よりも事故の危険が高くなります。保育士同士でしっかり連携を取り、安全に留意しましょう。
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