紙粘土のアイデア9選|保育のねらいもご紹介!

紙粘土に色を付ける
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紙粘土工作は、粘土の中でも扱いやすく保育園での工作にぴったり!
丸める、伸ばす、こねるなどの感触遊びができるので、幼児クラスだけでなく乳児クラスの子どもたちにもおすすめです。
そこで今回は、紙粘土工作のアイデアを9つご紹介します。アイデアごとに難易度を表示しているので、保育に紙粘土工作を取り入れる際の参考にしてくださいね。

紙粘土工作のねらい

紙粘土に型を押す
まずは、紙粘土工作のねらいをみていきましょう。

・指先や手先の発達を促す

紙粘土工作では、指先や手先にしっかりと力を入れて作品を作ります。作品のアイデアによって手のひら全体を使って粘土を伸ばしたり、指先を使って細かいパーツを作ったりすることも。紙粘土工作を保育に取り入れることは、指先や手先の発達につながるでしょう。

・五感を育てる

紙粘土工作では、味覚以外の五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚)が育ちます。紙粘土に触って、目で見て、頭で考えた形を立体として工作していく過程で五感が養われていくでしょう。

・創造力が養われる

紙粘土工作では、考えながら創意工夫して作品を完成させる過程で、創造力が養われます。どんな作品を作るか考え、また工作しながら変化を楽しみながら創造する力が養われていくでしょう。

紙粘土工作の簡単アイデア9選

紙粘土と型
では、紙粘土工作のアイデアを9つご紹介します。

①貯金箱

「チャリ〜ン」とお金を入れる貯金箱は、子どもたちが喜ぶ作品になること間違いなしです。

<材料>
・紙粘土
・貯金箱の土台(空き瓶、空き箱、ペットボトルなど)

・はさみ
・ニス
・絵の具
・筆

<作り方>
1、保育士が、貯金箱の土台を成形する(安定する形になるよう工夫)
2、お金を入れる穴を開けるor穴のサイズを調整する
3、子どもが、土台に紙粘土を貼り付けていく
4、紙粘土が乾燥したら、絵の具を塗る
5、仕上げにニスを塗ったら完成

<難易度> レベル4

②ドーナッツ

みんな大好き、ドーナッツは作った後におままごと遊びに使えますね。

<材料>
・紙粘土
・絵の具
・飾りビーズなど
・ニス

<作り方>
1、紙粘土を机で棒状に伸ばす
2、好みの大きさのドーナツになるようカットする
3、両端を繋いでドーナツ型にする
(子どもサイズは小さめの方が扱いやすいようです)
4、乾燥前に好きな飾りを付ける
5、乾燥したらニスを塗って完成!

<難易度> レベル3

③ガーランド

お部屋を彩るガーランドを紙粘土で作れば、立体感が出て素敵ですよ。

<材料>
・紙粘土
・水性絵の具
・型抜き
・麻紐
・爪楊枝

・ボンド

<作り方>
1、紙粘土に水性絵の具を混ぜ、好きな色の粘土にする
2、紙粘土を好きな型で抜き、同じものを2つ作る
(この時、爪楊枝などで麻紐を固定する穴をつける)
3、紙粘土を乾燥させる
4、麻紐を挟むように2つを合わせ、ボンドで固定する
5、いくつも取り付けてガーランドにしたら完成!

<難易度> レベル4

④かぶれるお面

お面作りは紙粘土工作の定番ですね。
立体のインパクトのあるお面が完成しますよ。

<材料>
・紙粘土
・厚紙
・輪ゴム

・はさみ
・両面テープ
・キリ
・絵の具
・ニス

<作り方>
1、保育士が厚紙でお面の土台を作成する
(丸くくり抜いた厚紙に、眉や鼻の形のパーツを作り両面テープで貼り付ける)
2、粘土の密着率をあげるために、キリで全体に気泡を開ける
3、輪ゴムを取り付ける場合には、両端に取り付け穴を開ける
4、子どもが紙粘土を少しずつ土台に取り付けていく
5、紙粘土が乾いたら、絵の具で色付けをしていく
6、絵の具が乾いたら、筆でニスを塗る
7、ニスが乾いたら、両端に輪ゴムを取り付け完成!

<難易度> レベル3

⑤ビー玉飾りの花瓶

ビー玉飾りは、涼しげで完成度が高いのでおすすめです。
花瓶だけでなく、ペンや箸入れなど活用方法もさまざまですよ。

<材料>
・紙粘土
・空き瓶
・麻紐
・ビー玉

・ボンド
・絵の具
・ニス
・筆

<作り方>
1、保育士が、空き瓶の周りにボンドを付けて麻紐をしっかり巻き付けていく
2、子どもが、紙粘土を空き瓶の周りを覆うように付けていく
3、厚めにつけた紙粘土にビー玉を押し付けて飾る
4、仕上げにニスを塗って完成!

<難易度> レベル3

⑥お魚釣りゲーム

製作後に、遊べる魚釣りゲームなら子どもたちも二度楽しめますね。

<材料>
・紙粘土
・水性絵の具
・目玉シール
・クリップ
・割り箸
・ひも

<作り方>
1、紙粘土で、魚やタコなどのアイテムを製作する
2、色をつける場合には、水性絵の具を紙粘土に混ぜ込んで調整する
3、作ったアイテムにクリップを差し込む
4、乾燥前に目玉シールを取り付ける
5、全体にニスを塗り乾かす
6、割り箸にひもを取り付け、先端に曲げたクリップを付けたら完成!

<難易度> レベル3

⑦フォトフレーム

フォトフレームは贈り物として作っても良いでしょう。
保育園で撮影した、とびっきり笑顔の写真を入れて保護者へ渡すのも素敵ですね。

<材料>
・紙粘土
・厚紙
・絵の具orビーズや貝など
・ニス

・はさみ
・ホチキス

<作り方>
1、保育士が、厚紙を切りホチキスなどでフォトフレームの土台を作る
(ホチキス部分はセロテープなどで保護)
2、子どもが、フォトフレームの土台に紙粘土を付けていく
3、紙粘土が乾いたら、絵の具で色付けやビーズなどで飾る
4、最後にニスを塗って乾いたら完成!

<難易度> レベル4

⑧アイスクリーム

紙粘土に水性絵の具を混ぜ込めば、色とりどりの髪粘土が楽しめます。
子どもたちが大好きなアイスクリームは、紙粘土工作にぴったりです。

<材料>
・紙粘土
・水性絵の具

・計量スプーンor丸い容器
・ヘラ

<作り方>
1、紙粘土に好みの水性絵の具を混ぜて色粘土にする
2、計量スプーン大or丸い容器に紙粘土を入れて、形を作る
3、そのままパカっとアイス型にする
4、細かいトッピングなども水性絵の具を使って調整
5、空カップなどにコロンと盛り付ければ完成!

<難易度> レベル4

⑨なんでもマグネット

マグネット付きなので、冷蔵庫に貼り付けてもOK!
贈り物としても喜ばれる工作アイデアです。

<材料>
・紙粘土
・マグネット
・ビーズ

・ボンド

<作り方>
1、紙粘土で好みの形を作る(マグネットが入る為、少し集めにする)
2、飾りを付ける場合には、ビーズなどを使って飾る
3、乾燥する前に、後ろ側にマグネットを押し入れる
(この際、接着強化のためにボンドを付ける)
4、ニスを塗って乾燥したら完成!

<難易度> レベル3

紙粘土のアイデアはたくさん!世界に一つだけの作品を作りましょう

粘土細工を持って笑う女の子
いかがでしたか?今回は、保育園で作る紙粘土の製作アイデアをご紹介しました。
紙粘土で作る工作のアイデアは、ご紹介したもの以外にもたくさんあります。
同じテーマの工作でも、作る人によって全く違ってくるのが紙粘土工作の醍醐味。
保育に紙粘土工作を取り入れて、子どもたちと楽しくアイデアを練っていきましょう!
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