【保育】準備いらずのゲーム一覧！年齢別＆条件別の簡単で楽しいアイディア

「設定保育の準備ができていない」「ちょっとした空き時間ができた」など、保育内容が決まらず困った経験はありませんか？そんなときに役立つのが、準備いらずのゲームです。引き出しが多いほど、場面に合った遊びを提供できるようになります。この記事では、準備いらずのゲームを徹底解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

準備いらずのゲームのレパートリーを増やそう！

準備いらすのゲームは、以下のようなときにとても役に立ちます。

●予定していた設定保育ができなくなった
●担任保育士が当欠で設定保育が白紙になった
●製作など設定保育の準備が間に合わなかった
●予定していた出し物が思ったより早く終わった
●急にほかのクラスの保育を任されてしまった

製作など、準備が必要な保育はピンチに不向き。「保育士と子どもがいればできる」という遊びのレパートリーが多いほど、困ったときに役立ちます。

準備いらずのゲーム一覧！年齢＆条件別

まずは、困ったときにパッと確認できるよう、条件に合わせた「準備いらすのゲーム」を一覧で紹介します。

準備のいらない遊び一覧
座ってできる遊び	パンダうさぎコアラ／やおやのおみせ／おにのパンツ／ラララぞうきん／おせんべやけたかな／クイズ／なぞなぞ／連想ゲーム／サイレントゲーム／〇✕クイズ／しりとり
輪になってする遊び	むっくりくまさん／フルーツバスケット／ハンカチ落とし／なべなべそこぬけ
集団で楽しむ遊び	おおかみさん今何時／かけっこ／リレー／だるまさんがころんだ／じゃんけん列車／もうじゅう狩り／はないちもんめ
勝ち負けのない遊び	戸外探索／園内探検／リトミック／アブラハムには7人の子
簡単な手遊び	グーチョキパーでなにつくろう／ワニのかぞく／カレーライス／いわしのひらき／おおさかうまいもん／ガリガリかきごおり／あたまかたひざポン／てをたたきましょう／むすんでひらいて／はじまるよ／おはなしおはなし／ひげじいさん／おおきなたいこ／おべんとうばこのうた
伝承（昔）遊び	ちょちちょちあわわ／いっぽんばしこちょこちょ／にらめっこ／あがりめさがりめ／げんこつやまのたぬきさん／ずいずいずっころばし／おてらのおしょうさん／でんでらりゅうば／かごめかごめ／あぶくたった／あんたがたどこさ／おちゃらかホイ
鬼ごっこ	かくれんぼ／鬼ごっこ／増え鬼／氷鬼／高鬼／低鬼／線鬼／隠れ鬼／バナナ鬼／ケイドロ／靴取り

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【保育園】わらべうたを取り入れよう！ねらいや年齢別のおすすめを紹介

ここからは、とくにおすすめしたい「準備いらずのゲーム」を年齢別にご紹介します。

0歳児

0歳児は、ゆったりふれ合える「わらべうた」がおすすめです。

●いっぽんばしこちょこちょ
●うえからしたから
●おふねがぎっちらこ
●ちょちちょちあわわ
●ラララぞうきん

歌さえ覚えていれば、準備不要でどこでも遊べます。

1歳児

1歳児は、簡単に楽しめる「手遊び」がおすすめです。

●パンダうさぎコアラ
●あたまかたひざポン
●てをたたきましょう
●おおきなたいこ
●グーチョキパーでなにつくろう

何度も繰り返したり、スピードを速くしたりすると盛り上がります。

2歳児

2歳児には、覚えると楽しい「伝承遊び」がおすすめです。

●ずいずいずっころばし
●おてらのおしょうさん
●でんでらりゅうば
●かごめかごめ
●あぶくたった

準備不要にもかかわらず、手先をしっかり動かしながら遊べます。

3歳児

3歳児は、トラブルを避けるために「勝ち負けのない遊び」がおすすめです。

●戸外探索
●園内探索
●リトミック
●ダンス
●アブラハムには7人の子

とくになにも準備しなくても、保育園内の給食室や事務室を覗きに行くだけで大盛り上がりです。

4歳児

4歳児には、みんなで遊ぶ「ルールのある遊び」がおすすめです。

●ハンカチ落とし
●フルーツバスケット
●じゃんけん列車
●だるまさんがころんだ
●はないちもんめ

ゲームの前にルールを説明する時間が必要なため、計画的に進めましょう。

5歳児

5歳児は、頭を使う「座ったまま楽しめる遊び」がおすすめです。

●クイズ
●なぞなぞ
●連想ゲーム
●サイレントゲーム
●〇✕クイズ

グループごとに点数を競うと、より盛り上がります。

保育に準備いらずのゲームを取り入れるときのポイント

日々の保育のなかで、準備時間を確保できないことは珍しくありません。そのような場合でも有意義な保育になるよう、以下のようなポイントに注意しましょう。

ゲームにかかるおよその時間を把握しておく

取り入れるゲームにはどのくらい時間がかかるか、あらかじめ把握しておくことが大切です。「思ったよりも時間がかかった」「説明だけで遊びの時間が短くなった」となれば、次の活動に支障が出たり、子ども達に満足感を与えられない可能性も。準備ができなくても、活動は計画的に進めたいですね。

くり返しアレンジを楽しめるものにする

くり返しアレンジを楽しめるゲームであれば、保育終了時間に合わせて調整できます。また「子ども達が飽きてきたからアレンジを加えよう」など、子どもの様子を見ながら臨機応変に対応できます。

準備ができなくても安全な環境構成を徹底する

準備いらずのゲームとはいえ、安全な環境構成は欠かせません。体を動かすゲームの場合は、転倒や衝突の可能性を考えて周囲の安全を確認しましょう。あきらかに人数が多い、またはスペースが狭い場合は、ゲーム内容の変更を検討したいですね。

まとめ

この記事では、保育園で使える「準備いらずのゲーム」をご紹介しました。急な予定変更や保育士不足のトラブルなど、ピンチのときに役立つのが準備不要の遊びです。いざというときのために、たくさんレパートリーを持っておきたいですね。対象年齢や条件に合わせて選べるよう、今回ご紹介した一覧をぜひ参考にしてみてくださいね。

#アイデア #保育