保育園の日めくりカレンダー作り!アイデアからねらいまでをご紹介

ノートに記入する保育士
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保育園では朝の会で子どもたちに見せることが多い「日めくりカレンダー」。
保育士さんが見せてくれる日めくりカレンダーを、毎日楽しみにしている子どもも多いですよね。

保育園の手作り日めくりカレンダーには、製作に使う材料もデザインもいろいろなタイプがあります。

そこで今回は、保育園の日めくりカレンダーの製作アイデアを材料別にご紹介します。
日めくりカレンダーの保育のねらいもご紹介しているので、参考にしてくださいね。

保育園で日めくりカレンダーを使うねらい

折り紙とハサミとクーピー
まずは、保育園で日めくりカレンダーを使うねらいからみていきましょう。

・数字や曜日に興味を持つ

日めくりカレンダーを毎日チャックすることで、子どもたちは数字に興味を持つようになります。

「今日は何日かな?」など保育士さんが声をかける前に、元気に日付を答える子が増えていけば、朝の会が楽しくなりそうですね。
就学前に数字への興味を持たせる良い機会になることでしょう。

また、日めくりカレンダーに曜日も付ければ、徐々に曜日の感覚もついていきますよ。

・季節の変化を感じる

日めくりカレンダーの月が変わっていくのに気が付きながら、子どもたちは少しずつ日本の四季を感じられるようになります。

保育士さんは、日めくりカレンダーに四季を感じられるイラストを入れてみたり、季節が移り変わる月を伝えてあげたり工夫して四季を伝えていきたいですね。

・イベントまでの期間を楽しむ

日めくりカレンダーでは、子どもたちが楽しみにしているイベントや行事までのカウントダウンも楽しめます。

カウントダウンをすることで、クリスマス会や運動会など保育園のイベントを楽しみにワクワクしながら準備できることでしょう。

保育園の日めくりカレンダーのアイデア4選

ノートに記入する幼児
では、日めくりカレンダーの製作アイデアをご紹介しましょう。

1,画用紙で作る定番アイデア

「リングで簡単に作る日めくりカレンダー」
【材料】
・13×10cmの画用紙 50枚
・リング 3個

・穴あけパンチ
・色ペン
・画鋲

【作り方】
1.画用紙に1〜31の数字を書く
2.画用紙に1〜12の数字を書く
3.画用紙に月〜日の漢字かひらがなを書く
4.上部にそれぞれ穴あけパンチで穴を開ける
5.リングを通して「月」「日」「曜日」の完成! 
6.壁に画鋲を刺し、リングを引っ掛けてカレンダーを飾る

【ポイント】
材料の画用紙は、数種類の色画用紙を選ぶと可愛らしいカレンダーになります。
画鋲を壁に直接刺したくない場合には、土台にコルクボードやデザインボードなどを使うと移動もしやすく便利ですよ。

2,空き箱で作る人気アイデア

「可愛い箱型の日めくりカレンダー」

【材料】
・紙の空き箱
・木のクリップ 3個
・色画用紙 8cm×6cm 
・包装紙

・テープ
・グルーガン
・油性マジック

【作り方】
1.空き箱に合わせて包装紙を切り取り、のりで付ける
2.グルーガンで木のクリップを3箇所取り付ける
3.色画用紙に数字をマジックで書く
(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,3,2)(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12)

【ポイント】
空き箱の後ろに封筒を付けておけば、使わないカードをしまうのに便利です。グルーガンを使って木のクリップを止めることで、しっかり固定され壊れにくくなりますよ。
収納する時には、空き箱の蓋をしておけば横にしても壊れませんね。

3,牛乳パックで作る簡単アイデア

「ブロックの日めくりカレンダー」
【材料】
・牛乳パック 3本
・包装紙
・色画用紙など

・カッターかはさみ
・テープ
・のり
・油性ペン
・定規

【作り方】
1.よく乾かした牛乳パックを用意する
2.1面目は、底の部分から15cmで直線を引く
3.2面目以降は、8cmの部分で直線を引く
4.書いた線で4面を切り取る
5.4つ角を縦に1cmの切れ目をつける
6.四隅を折り込み、サイコロ状にしたら完成!
7.サイコロ状を4つ作り、包装紙や色画用紙で包む
8.サイコロにマジックで数字を書く
(0,1,2,3,4,5)(0,1,2,6,7,8)(1,2,3,4,5,6)(7,8,9,10,11,12)

【ポイント】
「6」と「9」は逆さにして使いましょう。マジックで書くのも良いですが、印刷した数字をのりで貼っても数字がくっきりと浮かび上がってみやすいですよ。
曜日のブロックを作る場合には、土日を1マスにして作成するようにしましょう!

4,フェルトで作るアイデア

「フェルトでペタペタ日めくりカレンダー」

【材料】
・フェルトシール
・マグネットシート
・両面テープ
・磁石ボード

・はさみ
・接着剤

【作り方】
1.マグネットシートを8cm×10cmに切り取る
2.色付きのフェルトシールを貼る
3.白いフェルトシールで数字と曜日を切り抜く
(1,1,2,2,3,4,5,6,7,8,9,0)(月〜日)
4.フェルト対応の接着剤で数字や曜日を貼り付ける
5.マグネットボードに付ければ完成!

【ポイント】
マグネットボードに色味や模様が欲しい時には、薄めの布を貼り付けたり、模様となるイラストをフェルトシートで切り抜いたりして飾るのもおすすめ。
1年中使う日めくりカレンダーなら、季節を限定した模様やイラストにならないように気をつけましょう。

保育園で手作りの日めくりカレンダーを使ってみましょう!

園児を抱っこする保育士
いかがでしたか?
今回は、保育園で使える手作りの日めくりカレンダーをご紹介しました。

日めくりカレンダーは、子どもが数字や曜日に興味を持ちながら、季節の移り変わりを感じるきっかけにも使えます。さらに、保育園の行事やイベントまでのワクワク感を育てるアイテムとしても活用できることが分かりました。

しかも、今回ご紹介した日めくりカレンダーの材料は、100円均一で揃うものばかり。
さらに日めくりカレンダーは一度作ってしまえば、1年間毎日使えるのも嬉しいですね。
記事のアイデアを参考にしながら、素敵な日めくりカレンダーを製作してみましょう。
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