どんぐり遊び一覧!手作り工作やゲームなどアイディアを大公開

手のひらのどんぐり
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秋になると、あちこちに落ちてくるどんぐり。子ども達はどんぐりを見つけると、夢中になって拾い集めますよね。持っているだけでもうれしくなるどんぐりですが、せっかくならさまざまな遊びにアレンジしてみませんか?この記事では、どんぐりを使った遊びのアイディアを大公開します!ぜひ楽しんでみてくださいね。

どんぐりを使った遊び11選

指先とどんぐり
どんぐりを使った遊びは、秋の自然に触れることで季節感を味わえます。自分で拾ったものを使って遊ぶ、特別感を得られるのもうれしいポイント。そこでさっそく、拾ってきたどんぐりを使った工作やゲームのアイディアを11選にまとめてご紹介します。

おままごと

どんぐりを集めたら、いつものおままごとに活用してみましょう。そのほか、葉っぱや石、木の枝もおすすめです。子どもたちはお砂の上にどんぐりを乗せてケーキにするなど、見立て遊びを楽しみます。

お絵描き

秋の製作として、お絵描きに使用するのもおすすめです。絵の具やクレヨンで木を描いて、拾ってきたどんぐりを接着剤でペタペタ…。葉っぱや枝を使って、顔の形に仕上げても良いでしょう。

アクセサリー

おしゃれが大好きな子ども達には、どんぐりに糸を通してアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか?ネックレス、ブレスレット、指輪など、アレンジ次第でさまざまなアクセサリーに変身!どんぐりにニスを塗ったり、油性絵の具で色をつけたりすると可愛く仕上がります。

マップ作り

戸外散策でどんぐりを拾ったら、クラスのみんなでマップを作ってみても良いですね。どんぐりの特徴をよく観察し、その種類を調べる良い機会になります。翌年には、そのマップをもとに秋探しをおこないます。マップを引き継ぐことで、異年齢交流にもつながります。

手作りお手玉

小豆の代わりにどんぐりを使えば、お手玉も作れます。裁縫は大人が担当する必要がありますが、拾ってきたどんぐりがお手玉になれば、子ども達も喜んで遊ぶはずですよ。

リースや写真立て

秋の製作として、リースや写真立てに使用するのもおすすめです。敬老の日のプレゼントや、少し保管しておいてクリスマスのリースにしても良いでしょう。その場合、どんぐりは念入りに処理しておきたいですね。

やじろべえ

どんぐりにキリで穴を開け、竹ひごでつなげばやじろべえになります。なかなか触れる機会の少ない遊びのため、ぜひ秋ならではの遊びとして取り入れてみましょう。キリで穴を開けるときは、ケガに十分注意してください。

マラカス

どんぐりをペットボトルやプラカップに入れれば、簡単にマラカスを作れます。乳児の手作りおもちゃにもおすすめです。フタは固く閉め、ビニールテープなどで補強しておくと安心です。

コマ

どんぐりの頭にキリで穴を開け、つまようじを刺せばコマの完成!幼児にピッタリの遊びです。コマ板を用意して、誰が一番長く回り続けられるか競争するのもおすすめです。

的当て

幼児~小学生まで楽しめるのが、的当てゲームです。机の上に、輪っかごとに点数を描いた的を用意しましょう。その上でどんぐりを転がし、止まった場所の点数を競います。自分のどんぐりに色を塗っておいたり、顔を描いたりしておくとわかりやすくなります。

ボーリング

トイレットペーパーの芯など、軽い筒状のものをピンに見立てればボーリングを楽しめます。どんぐりをコロコロ転がして、ピンが何本倒れるかを競います。工夫次第で大人でも楽しめる遊びです。

安全に遊ぶためのどんぐり選び

どんぐり
どんぐりは自然物のため、なかには虫が湧いているものもあります。衛生的に安全に遊べるよう、どんぐり選びは慎重におこないたいですよね。そこでここからは、どんぐりを選ぶときに意識したいポイントを解説します。

新しいもの

落ちているどんぐりのなかでも、泥のついていない比較的新しいものを選びましょう。落ちてから時間が経過しているものは、人に踏まれたり動物の排泄物がかかっていたりする可能性も。新しいものを持ち帰るよう意識しましょう。

穴やヒビのないもの

どんぐりに穴やヒビがないか確認することも大切です。ときには、空いた穴から虫が出てくることも…。また、ヒビが入っていると工作の妨げになることもあるため、慎重に選別しましょう。

水に沈むもの

どんぐりの中に虫がいないか確かめたいときは、しばらく水に浸けてみることをおすすめします。しっかり中身が詰まっているどんぐりは、水に浸けておくと沈み始めます。しかし、穴が空いているものは次第に浮いてきます。浮いてきたどんぐりには虫がいる可能性が高いため、取り除いておくと安心です。

安全に遊ぶためのどんぐり処理

沸騰した鍋
どんぐりを丁寧に選別しても、中までは確認できません。水にしっかり沈んでも、中に虫の卵や幼虫がいることも。そのため、下処理をしてから遊びに使用することをおすすめします。主な処理方法は以下のとおりです。

煮沸

代表的な処理方法は「煮沸」です。不要になった鍋を使用して、たっぷりの水でどんぐりを煮沸しましょう。

● 水からどんぐりを入れて煮沸する
● 小さいどんぐりは3~4分程度で取り出す
● 大きいどんぐりは6~7分程度で取り出す
● どのどんぐりも10分以上は煮沸しない


どんぐりが冷めたら、新聞紙などの上に広げてしっかり乾燥させます。風通しの良い場所に置くと、よく乾きますよ。どんぐりが重なっていたり、乾燥期間が短かったりするとカビが発生する恐れがあります。また、早く乾かそうとドライヤーなどで急に熱を加えると、ひび割れする可能性があるため注意が必要です。

冷凍

煮沸のほかにも「冷凍」する方法があります。ビニール袋に入れて、冷凍庫でしばらくどんぐりを凍らせます。

● ビニール袋にどんぐりが重ならないように広げる
● 冷凍庫に平らにして置き1週間程度待つ


完全に凍ると、中にいる虫が出てこなくなります。しかし、どんぐりの大きさによってはしっかり凍るまでに10日程度かかることもあるため、急いでいるときにはおすすめできません。

加工

煮沸や冷凍で虫の処理ができたら、見た目の処理もおこないましょう。しっかり乾いたどんぐりは、やや見た目がカサカサしてしまいます。そこでおすすめなのが「ニス加工」です。ツヤツヤで見た目も触り心地も良くなり、保存性も上がりますよ。

どんぐりで遊ぶときの注意点

どんぐり拾い
拾ってきたどんぐりで遊ぶときは、以下のようなポイントに注意しましょう。

● しっかり処理して清潔を保つ
● 0~1歳児の手が届かない場所に保管する
● 口に入れないよう声をかける
● 穴をあけるときはケガに注意する


また、子どもにとって自分で拾ったどんぐりは宝物のような存在です。そのため、拾ってきた大切などんぐりを大人が無断で処分することも避けたいですね。

まとめ

この記事では、どんぐりの処理方法や遊び方のアイディアをご紹介しました。拾ってきたどんぐりの処理には少し時間がかかるため、工作やゲームに必要な日から逆算して早めに準備しておくと良いでしょう。

また、子どもにとって集めたどんぐりは大切な宝物です。子どもの気持ちを尊重して、楽しい遊びを発展させてあげましょう!
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