保育に体操を取り入れよう!簡単で子どもが楽しめるおすすめのダンス曲

一日を元気に過ごすため、毎朝体操の時間を取り入れている保育園も多いのではないでしょうか?また、運動会や生活発表会の出し物など、体操はさまざまな場面で活用できます。そこでこの記事では、保育に取り入れたい体操のポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、体操といっても、保育園によってその捉え方はさまざまです。ラジオ体操のような健康な体を作るための体操をイメージするところもあれば、マット運動や鉄棒などの体育要素を含んだ体操のことを指すところも。この記事では、リズムに合わせて体を動かし、表現することを楽しむ体操に焦点を当てていきます。
保育に体操を取り入れる場面
保育を体操に取り入れる場面には、以下のようなものがあります。
朝の会
朝の会で、お名前呼びや季節の歌と合わせて体操をおこなう保育園もあります。朝にしっかり体を動かすことで、一日を元気にスタートできます。
準備運動
体操は、プール活動や体育遊びの前の準備運動としてもおすすめです。軽い体操で体をほぐし、思わぬケガを予防します。
発表会
生活発表会に体操を取り入れることで、保護者に子どもの成長を披露できます。乳児期は体操、幼児期には少し難易度の高いダンスへと移行するのがおすすめです。
運動会
運動会では、体操を通して多彩な表現力を身につけます。広々とした園庭での体操は、見栄えもよく欠かせない演目といえるでしょう。
保育に体操を取り入れるねらい
保育に体操を取り入れるねらいは、以下のとおりです。
体操を通して体の柔軟性を高める
体操には、さまざまな動きで体の柔軟性を高めるねらいが込められています。心肺機能を上げたり、筋肉や関節をほぐしたりすることで、たくましい体の基礎を作ります。
体で表現する楽しさを味わう
お友だちとみんなで楽しく体操をおこなうことで、表現する楽しさを味わえます。自己表現を認めてもらう経験を積むことで、自分に自信がついていくといえるでしょう。
音楽に合わせた動きでリズム感を養う
簡単な体操でも、音楽に合わせて動くことでリズム感を養えます。徐々にテンポを上げたり、複雑な動きを取り入れたりすることで、身体能力の向上にもつながるでしょう。
保育に体操を取り入れるときのポイント
保育に体操を取り入れるときは、子どもの興味・関心を惹きつけることが大切です。ここからは、そのためのポイントを解説します。
子どもが好きな曲を選ぶ
体操に使用する曲は、子どもの好きなものを選びましょう。定番の童謡や、流行しているアニメの主題歌など、子どもが知っている曲を選ぶことで親しみやすくなります。
子どもの年齢に合った動きを考える
難しすぎる体操は、子どもの意欲を削いでしまう可能性があります。年齢に合った動きを考えられるようにしましょう。決まっていた形を導入する場合は、年齢に合わせてアレンジすることをおすすめします。
保育士が見本になるようにする
子ども達は、保育士のことをよく見ています。気だるそうに動いていると、子ども達にもその雰囲気が伝わってしまいます。見本となるよう、元気に大きく動けるよう意識しましょう。
【乳児】人気!おすすめの体操曲一覧
乳児期には、簡単で覚えやすいくり返しの多い体操がおすすめです。まずは曲を流し、テンポに慣れることから始めたいですね。乳児におすすめしたい体操曲は、以下のとおりです。
・アイアイ
・ハッピージャムジャム
・エビカニクス
・アンパンマン体操
・ひよこおんど
・地球をくすぐっチャオ!
・ブンバボーン
・ほしぞらカーニバル
・歩いて帰ろう
とくに、テレビでキャラクターが踊っている曲は、子ども達に大人気!テンポもゆっくりで、何度か聞くだけで自然に体を揺らしながら楽しんでくれますよ。
【幼児】人気!おすすめの体操一覧
幼児期になれば、少し難しい動きも覚えられるようになります。曲を区切り、節ごとに丁寧に教えられるとよいでしょう。幼児におすすめしたい体操曲は、以下のとおりです。
・アブラハムの子
・秘伝!ラーメン体操
・パプリカ
・あいうえおんがく
・パイナポーたいそう
・ポケモン 1・2・3
・ようかい体操第一
・ディズニー体操
幼児に人気があるのは、ある程度テンポが早い曲です。くり返し聞いているうちに、歌いながら体操を楽しめるようになります。
まとめ
この記事では、保育に取り入れたい体操についてご紹介しました。体操は、全身を動かす運動でもあり、リズムを楽しむ音楽でもあります。体操が子ども達に与える影響は、とても大きいものと考えられるでしょう。
準備運動や発表会の演目としての体操はもちろん、リトミックのなかで体操を楽しむのもおすすめです。子ども達が楽しめるよう、ぜひ取り入れてみてくださいね。






