保育園での戸外活動とは?アイデアや各クラスのねらいまでたっぷりご紹介

公園で保育園児が遊ぶ姿
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戸外活動は、保育園の子どもたちが好きな活動です。戸外活動には、効果やメリットがたくさんあります。そのため、保育にできるだけ戸外活動を取り入れたいと考えている保育士さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、戸外でじっくり遊べるアイデアや、思いっきり体を動かせるあそびのアイデアを紹介します。戸外活動する時に知っておきたい保育のねらい例も、クラスごとに紹介しているので参考にしてくださいね。

戸外活動とは?

保育園での戸外活動とは、室外で子どもたちと活動することです。戸外とは、保育園の園庭や公園などの屋外のことで、他にも「外遊び」や「戸外遊び」とも言い換えられます。

 戸外遊びで得られる効果・メリット

戸外活動には、たくさんの効果やメリットがあります。まず、戸外活動をすることで基礎体力が養われます。戸外で友だちと過ごすことで、学習能力やコミュニケーション能力もつくことでしょう。五感が刺激され、子どもたちの心身の発達を促す効果もあります。

戸外活動の種類

では戸外活動には、どのようなアイデアがあるのでしょうか。今回は、活動する人数ごとに紹介していきます。こちらで紹介するアイデアは、遊ぶ子どもの人数やルールを状況によって調整するのがおすすめ。あそびには無限のアイデアがあるので、保育士さん間でまたは子どもたちと一緒に活動のアイデアを広げていきましょう。
乳児クラスは短時間の戸外活動になります。0歳児クラスは15分から30分程度、1歳児クラスは30分から45分程度、2歳児クラスで1時間程度が目安になるでしょう。

1人でできる戸外運動

・泥団子づくり
・縄跳び
・影絵
・虫探し
・落ち葉集め

何人かで楽しむ戸外活動

・はないちもんめ
・ケンケンパ
・あぶくたった
・グリコ
・むっくりくまさん
・ゴム跳び
・色鬼
・氷鬼
・かくれんぼ

クラス全体で行う戸外活動

・中当て
・ドッチボール
・しっぽ取りゲーム
・ドロケイ
・バルーンアート
・大縄跳び
・ボール送りゲーム

戸外活動のねらい

 最後に、戸外活動における保育のねらいを解説します。保育のねらいは保育日誌にも書くので、例文を参考にしてくださいね。ここでは、乳児クラスと幼児クラスに分けて紹介します。

戸外活動のねらい【乳児クラス】

0歳児・1歳児・2歳児クラスの戸外活動での保育のねらい例は以下の通りです。
例にあげたねらいを参考にしながら、担当する子どもたちの月齢や発達にあったねらいを考えてみましょう。
・外の空気に触れ五感を養う
・戸外でさまざまなものに興味が広がる
・戸外で体を動かして遊ぶことを楽しむ
・自分で出来ることによる達成感を味わう
・自然に興味や関心を持つ
・簡単なルールのある遊びを楽しむ

戸外活動のねらい【幼児クラス】

3歳児・4歳児・5歳児クラスの戸外活動での保育のねらいは以下の通りです。
幼児クラスになると、心身の成長によって長時間戸外で遊べるようになります。1時間以上戸外活動しても楽しめるよう体力もつくので、戸外での活動や保育のねらいも増えていくでしょう。
・五感を豊かに養う
・友だちと協力し、意見を出し合いながら一緒に遊ぶ
・ルールのある遊びを工夫しながら楽しむ
・保育者と一緒にルールを考えて遊びを楽しむ
・自然に親しみを持ち、興味や愛情を持つ
・さまざまな運動をして運動機能を高める
・戸外でさまざまなものに触れ、考える力を育む 

子どもたちと一緒に保育士さんも戸外活動を楽しもう!

五感を育てながら、自然の中で過ごす戸外活動は、保育園の子どもたちにとって大切な活動です。保育園では、四季の移り変わりを行事と共に戸外活動で感じたいものですね。乳児クラスの子どもたちでも、楽しめる戸外遊びのアイデアはたくさんあります。子どもの年齢や発達に合わせて戸外活動していきましょう。そして、保育士さんも子どもと一緒に思いっきり戸外活動を楽しんでいけたら良いですね。
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