やじろべえの簡単な作り方3種類をご紹介!乳児クラスでも手づくりをして楽しもう

やじろべえは、日本の伝統的なおもちゃです。棒の両端に重りをつけて、中央を指で支えるだけで左右のバランスを取る「釣り合い人形」ともいいます。乳児クラスから幼児クラスまでどの年齢の子どもたちでも、楽しめるおすすめのおもちゃです。保育園の製作でぜひやじろべえを作ってみましょう。今回は、簡単に作れるやじろべえを3種類紹介します。材料や作り方を参考に素敵なやじろべえを作ってみてくださいね。
やじろべえの作り方①どんぐりのやじろべえ
散歩に出掛けた時に、子ども達が夢中になって集めるどんぐりを使ってやじろべえを作ります。どんぐりは油性マジックで簡単に顔や模様が描けます。どんぐりの種類やサイズによっても変化するので、作り手によってさまざまなやじろべえができますよ。
【材料】
・どんぐり 3個
・つまようじ 1本
・竹串 1本
・油性ペン
・ボンド
・きり
【作り方】
1. どんぐりを使うときは、熱湯消毒しましょう。
きれいに見えるどんぐりでも、中に虫(幼虫)が入っているものがほとんどです。保育園に持ち帰ったどんぐりを遊びに使う際には必ず熱湯消毒してください。
熱湯消毒の方法は、どんぐりのサイズによって3分~5分ほど、その後どんぐりは2,3日乾燥させてから製作に使ってください。
2. まず、中央に使うどんぐりを用意します。頭の部分の真ん中にキリで穴を開けましょう。開けた部分にボンドを付け、つまようじを差し込みましょう。
3. 次に、左右に使うどんぐりにもキリで穴を開け、ボンドを付けたらそれぞれに+竹串を刺します。
4. 中央に使うどんぐりの左右に竹串を刺す穴をキリで開けます。この時、バランスを見ながらやや下側に穴を開けましょう。ここに左右のバランスを見ながらどんぐりを刺したら完成です。
やじろべえの作り方②粘土のやじろべえ
粘土を使ったやじろべえは、2歳児クラスの子どもでも製作できます。粘土と小枝があればすぐにできるので、午前中の戸外活動で拾った小枝を使って午後にやじろべえを作っても楽しそうですね。製作する際には子どもが枝で目を怪我するなどの怪我がないよう、椅子や床にしっかりと座って作業できるように配慮しましょう。
【材料】
・粘土
・針金orカーブのある小枝
【作り方】
1.粘土をこねて、重り用に丸くしましょう。
2.針金か、カーブのある小枝の中央(指を乗せる部分)に重りにする粘土を付けます。
3.左右の先端に、同じ位の丸い粘土を付けてバランスを取ったら完成です。
やじろべえの作り方③紙皿のやじろべえ
最後に、紙皿を使って作るやじろべえの製作アイデアを紹介します。紙皿を切るだけで完成するので、シンプルに作れて保育園での製作にもおすすめです。紙皿に子供達が好きな絵を描けば、作品としても飾れます。
【材料】
・紙皿
・数色のマジックペン
・はさみ
【作り方】
1. 紙皿の内側の縁に沿って切り取っていきます。
2. 指を乗せる中央の部分は、1箇所だけ三角に内側の部分を残しておきます。
3. 残った外側の紙皿を、ちょうど半分になるよう切ります。
4. 左右のバランスが取れるように、両端をくるくると回したら完成です。
5. 好きな色や顔の絵を描いて模様をつけましょう。
保育園の活動にやじろべえ製作を取り入れてみましょう
今回は、日本の伝統的なおもちゃであるやじろべえの製作アイデアを紹介しました。やじろべえは、身近な材料で簡単に作れるので保育園での活動にも取り入れやすい手作りおもちゃです。日本の伝統的なおもちゃなので、保護者にも喜ばれることでしょう。保育園でやじろべえを作って遊んでみてはいかがでしょうか。





