【保育】カラーポリ袋で衣装を作ろう!行事にピッタリの衣装アイディア

保育園でさまざまなシーンで使われる「カラーポリ袋」。色が豊富で丈夫なため、さまざまな使い方ができます。この記事では、保育園で作るカラーポリ袋の衣装についてご紹介します。
カラーポリ袋は衣装作りにおすすめ!
まずは、カラーポリ袋を衣装作りにおすすめしたい理由を解説します。
カラーが豊富でイメージに合わせやすい
「ポリ袋」というと、黒色や青色のゴミ袋を想像する人が多いかもしれません。しかし、カラーポリ袋の色には、多くのバリエーションがあります。
・黒色(ブラック)
・茶色(ブラウン)
・紫色(パープル)
・青色(ブルー)
・水色(ライトブルー)
・緑色(グリーン)
・黄緑色(イエローグリーン)
・黄色(イエロー)
・橙色(オレンジ)
・赤色(レッド)
・桃色(ピンク)
・白色(ホワイト)
・金色(ゴールド)
・銀色(シルバー)
さまざまな色があるため、用途に合わせた選択が可能です。保育園で子ども達が衣装を着るタイミングは、お遊戯会や生活発表会、運動会などたくさんあります。テーマに合わせて、かわいい衣装を用意してあげたいですよね。
そのほか、橙色のカラーポリ袋を使ってハロウィンの仮装用の衣装を作るのもおすすめです。クリスマスには赤色でサンタさん風の衣装を作っても良いでしょう。
袋なので簡単に衣装にリメイクできる
子ども達全員の衣装を手作りするのは、とても大変です。しっかりした布で作り上げようと思うと、採寸から裁縫までとにかく手がかかります。また、数に比例して予算の心配も大きくなるでしょう。しかし、カラーポリ袋は「ポリ袋」であることから、安価で手に入れやすいという特徴があります。そして、袋状の形を活用してそのまま衣装にリメイクできます。
作り方は簡単で、カラーポリ袋の閉じられている底の部分を上にして、頭や腕を通す部分を切り取っておくだけ。被るだけの、簡単な衣装にリメイクできます。また、カラーポリ袋はポリエチレンで作られているものが多く、強度があります。簡単に破れないため、衣装作りに適しているといえるでしょう。
大きさが子どもにピッタリ
代表的なカラーポリ袋の大きさは、800×650です。年長クラスの子どもの身長はおよそ110~115cmのため、カラーポリ袋をそのまま使えば足まで隠れる衣装を作れます。それよりも小さいクラスの子ども用に衣装を作る場合は、カラーポリ袋の開け口側をカットすれば大きさを調整できます。
カラーポリ袋で作れる衣装のアイディア
ここからは、カラーポリ袋でどのような衣装を作れるかアイディアを紹介します。
ワンピース
頭からスポッと被るだけのワンピースは、作りやすい衣装のひとつです。リボンやフリルなどアレンジ次第で、オシャレなワンピースに仕上がります。
1、カラーポリ袋の底を上にして置く
2、頭を入れるため底部分の中心を半円にカットする
3、手を入れるため両脇上部をカットする
4、カラーポリ袋の開け口、裾になる部分をジグザグや波のようにカットする
これでワンピースの基本型は完成です。丈が足りない場合は、別のカラーポリ袋を切ってフリルのように貼り、スカートにボリュームを持たせると良いでしょう。ウエストを絞りたいときは、カラーポリ袋を折り込んでゴムの通し口を作り平ゴムを入れます。リボンやボタンなど、さまざまな装飾を楽しみましょう。
ベスト
ベストのような形の服を作りたいときは、カラーポリ袋の幅では少し大きすぎます。身幅を合わせられるよう、子ども用のTシャツなどと合わせてサイズを確認しましょう。
1、カラーポリ袋の底を上にして置く
2、子どものTシャツのサイズと合わせて幅や長さを調整する
3、頭を入れるため底部分の中心を半円にカットする
4、カットした両脇は袖を通す部分だけ残し、残りはテープで止める
5、本物のベストのようにボタンやリボンをつける
前を開くタイプにすると、着脱が難しかったり勝手に脱げてしまったりするため、頭からかぶるタイプがおすすめです。切り口がガタガタになってしまった場合は、ビニールテープなどで補強すると良いでしょう。
スカート
カラーポリ袋を広げれば、スカートも簡単に作成できます。手持ちの服と合わせたり、カラーポリ袋で作ったベストと合わせても良いでしょう。
1、カラーポリ袋の開け口を上にして置く
2、上下が分かれるように半分に切る(上部分のみ使用)
3、輪っか状になっているカラーポリ袋の上部を折ってゴム通しのトンネルを作る
4、カラーポリ袋を手繰り寄せながら平ゴムを入れる
5、子どものウエストの大きさに調整してゴムの端と端を結ぶ
いくつかのカラーポリ袋を重ねて、ボリュームのあるスカートにするのもおすすめです。スカートの丈は、カラーポリ袋を半分に切るときに調整できます。キラキラシールを貼って華やかに仕上げるのも良いですね。
ズボン
カラーポリ袋で作ったズボンがあれば、さまざまな役柄に対応できます。丈の長さを調整するだけで、長ズボンにもかぼちゃパンツにも作り替えられるのも嬉しいポイントです。
1、カラーポリ袋の開け口を上にして置く
2、底の閉じられた部分をカットする
3、輪っか状になっているカラーポリ袋の上部を折ってゴム通しのトンネルを作る
4、カラーポリ袋を手繰り寄せながら平ゴムを入れる
5、子どものウエストの大きさに調整してゴムの端と端を結ぶ
6、カラーポリ袋の下部の中心に縦に切り込みを入れる
7、ズボンの形になるように股部分をテープで貼り合わせる
8、裾部分を折ってゴム通しのトンネルを作る(両足)
9、カラーポリ袋を手繰り寄せながら平ゴムを入れる
ズボンの幅が気になる場合は、両面テープで折り込むと良いでしょう。丈を短くすることで、大きなお尻がかわいいかぼちゃパンツに!テーマに合わせて、さまざまな装飾を楽しみましょう。
カラーポリ袋で作る衣装に合わせたい素材
カラーポリ袋で作る衣装は、それだけでもカラフルで見栄えの良い仕上がりになります。しかし、さまざまな素材を合わせることで、より華やかな衣装に!ここからは、カラーポリ袋と合わせたい素材をご紹介します。
カラーガムテープ
カラーガムテープは、衣装のベルトやデザインとして活用できます。ある程度太さがあるため、貼るだけで存在感のある印象に。お祭り用の法被を作る場合は、襟部分をカラーガムテープで表現しても良いでしょう。カラーガムテープは、カラーポリ袋に貼ると簡単にははがせないため、位置をしっかり確認してから取り組みましょう。
ビニールテープ
ビニールテープは、カラーポリ袋と同じくさまざまな色があるため、貼るだけで華やかな衣装に仕上がります。カラーガムテープよりはがしやすいのも嬉しいポイントです。また、細めのテープなので細かいデザインを表現できます。
平ゴム
カラーポリ袋を折り返し、ゴムを通せるトンネルを作ります。そこに平ゴムを入れることで、本物のスカートやズボンのように伸縮性を加えることができます。作った衣装を使い回す場合、ゴムで調整できると子ども達も履きやすくなるでしょう。
衣装作りには不織布もおすすめ
カラーポリ袋以外にも「不織布」を使った衣装作りもおすすめです。不織布は、織っていない布のことですが、軽くて丈夫なため衣装作りにピッタリ!ゴム通しはもちろん、付属品を縫いつけることも可能です。衣装のベースに切り取られた不織布も販売されているため、うまく形を決められない人はそちらを購入しても良いでしょう。
まとめ
この記事では、カラーポリ袋で作る衣装について解説しました。すでに袋状になっているカラーポリ袋は、アレンジ次第でさまざまな形の衣装に作り替えられます。カラーも豊富なため、イベントを華やかに演出できますよ。ぜひ作ってみてくださいね。





