誤飲したもので応急処置が違う!子どもが異物を飲み込んだ時の対処法

こんなにたくさん!身近に潜む誤飲の危険…
乳幼児の誤飲事例(平成22年7月東京都調べ) |
【紙・ビニール】 【おもちゃ】 【薬品・化粧品】 【タバコ】 【電池】 【乾燥剤・保冷剤】 【硬貨】 |
誤飲しやすいものワースト20
□ シール
□ しゃぼん玉液
□ 医薬品
□ タバコ
□ ビー玉
□ ペットボトルのフタ
□ 小さなゴムボール
□ ミニカー・ミニカーの部品
□ 硬貨
□ ままごと用のおもちゃ
□ ビーズ
□ 電池
□ ブロック・積み木
□ おもちゃの弾丸
□ 歯磨き
□ ポリ袋
□ 固形石鹸
□ 保冷剤
□ 乾燥剤・脱酸素剤
誤飲しやすい年齢
吐かせてはいけないものがわかる!誤飲物別応急処置一覧
誤飲物別応急処置法一覧 | ||||
【誤飲物】 | 【吐かせる】 | 【牛乳】 | 【水】 | 【その他注意点】 |
防虫剤 | ○ | × | ○ | 消化管からの吸収を促すため牛乳はNG |
灯油 | × | × | × | 肺に入ることのないように、吐かせず、飲ませず医療機関へ |
殺虫剤 | × | × | × | 毒性が強いため、吐かせず、飲ませず医療機関へ |
マニキュア | × | × | × | 揮発性も毒性が強いため、吐かせず、飲ませず医療機関へ |
パイプ詰まり取り | × | ○ | ○ | 吐かせると粘膜がただれるため、毒性を薄めて医療機関へ |
ボタン電池 | × | × | × | 食道に引っかかる可能性もあるため、吐かせずに医療機関へ |
画びょう・釘など | × | × | × | 食道や気管を傷つけないようそのまま医療機関へ |
ホウ酸だんご | ○ | ○ | ○ | 中毒の危険性が高いため、水か牛乳を飲み吐かせて医療機関へ |
医薬品 | ○ | ○ | ○ | 病院に対処法を問い合わせたうえで対応 |
タバコ | ○ | × | × | 水などはニコチンが溶け出すため飲ませず、吐き出させて医療機関へ |
紙おむつ | △ | ○ | ○ | のどに詰まらせて窒息する可能性があります |
アルコール | ○ | ○ | ○ | 中毒の可能性があるため吐かせて医療機関へ |
カフェイン | ○ | ○ | ○ | 大量に飲み込んだ場合は中毒の可能性があるため吐かせて医療機関へ |
シャンプー | ○ | ○ | ○ | 中毒のおそれはありませんが、大量に飲んだ場合は吐かせて医療機関へ |
硬貨 | ○ | ○ | ○ | 完全に飲み込んだ場合は様子を見ますが、のどに詰まらせた場合は吐かせて医療機関へ |
特に早急に医療機関受診が必要な誤飲物の例
灯油 | 肺や気管に入ると肺炎を起こす可能性があります。 |
殺虫剤 | 毒性がとても強く、少量でも命に関わることもあります。和服用のしょうのうのほか、ナフタリン、クレゾール、有機リン系成分を含んだものも危険です! |
マニキュア | 揮発性、毒性がとても強く危険です。 |
パイプ詰まり取り | 毒性が高く、粘膜がただれる恐れがあります。塩酸や水酸化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムが含まれたものは特に危険! |
電池 | 粘膜に穴をあける恐れがあります。 |
画びょう | とがったものは、吐かせず、何も飲ませずすぐに病院へ! |
脱毛剤 | ペースト、クリーム、泡タイプなどは誤飲しやすいので注意が必要です。 |
タバコ | ニコチンを含んでおり非常に危険です! |
万が一のために…気道がふさがったときの対処法
気道がふさがった際の応急処置(乳幼児) | |
背部叩打法 | 手で子どもの頭と首を固定し、前腕にまたがせて顔が下向きになるよう支え、背中の真ん中を平手で4~5回叩きます。 |
背部叩打法変法 | 乳児より少し大きくなった幼児の場合には、立膝などで、自分の太ももが子どものみぞおちを圧迫するようにし、頭を下げた状態で背中を平手で4~5回叩きます。 |
胸部突き上げ法 | 背中を腕に乗せ後頭部を支え、中指と薬指で胸の真ん中を数回力強く圧迫します。 |
異物除去の方法としては、背中から手をまわして腹部を上方に圧迫するハイムリッヒ法もありますが、幼児の場合には背部叩打法・胸部突き上げ法で対応します。異物除去ができるまで2つの方法を繰り返し行うのがポイントです。
身近な誤飲の危険性を知ろう!誤飲チェッカー活用法
大人にとっては、子どもにとって何が危険か、感覚だけでは把握しにくいこともあります。「誤飲チェッカー」に隠れる=誤飲の危険性のあるものは、子どもの手の届かないところに管理するよう、心がけましょう。
編集者より
【中毒110番】対応に困ったときの電話相談窓口など |
大阪中毒110番(365日/24時間対応) つくば中毒110番(365日/9:00〜21:00対応) タバコ専用電話(365日/24時間対応) 公益財団法人 日本中毒情報センター ※中毒110番は科学物質や薬品、動植物の毒の中毒事故が発生しているケースに限り、情報提供を行っています。適応外の場合には医療機関にご相談くださいね! |





