保育士を辞めた理由は〇〇!退職理由に嘘はダメ?辞める理由ランキング

体力面や給与面など、さまざまな大変さがある保育士の仕事。子どもの成長をすぐ側で見守れるやりがいのある仕事ですが、退職が頭をよぎっている保育士も多いのではないでしょうか?この記事では、保育士が退職を選ぶ理由や辞めたいと思ったときの行動について解説します。ほかの保育士がどのような理由で退職を決めているのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
保育士を辞めたのはなぜ?退職理由ランキング一覧
保育士を辞める理由は人それぞれです。保育士としての労働条件に関する理由もあれば、家庭環境の変化のような個人的な理由もあります。まずは、具体的にどのような理由で退職しているのか、厚生労働省のデータから「辞める理由ランキング」を確認してみましょう。
順位 | 理由 |
1位 | 職場の人間関係 |
2位 | 給料が安い |
3位 | 仕事量が多い |
4位 | 労働時間が多い |
5位 | 妊娠・出産 |
6位 | 健康上の理由 |
7位 | 結婚 |
8位 | 他職業への興味 |
9位 | 子育て・家事 |
10位 | 転居 |
11位 | 職業適性に対する不安 |
12位 | 保護者対応等の大変さ |
13位 | 家族の事情 |
14位 | 雇用期間満了 |
15位 | 配偶者の意向 |
上記のような理由で退職を選ぶ人が多いようです。ここからは、なかでも退職理由として多く挙げられていた「職場の人間関係」「給料が安い」「仕事量が多い」の3つについて深掘りしていきます。
退職理由1位「職場の人間関係」
保育士が退職する理由として最も多いとされているのが「人間関係」です。保育園では、園長や主任保育士を筆頭に、多くの保育士と一緒に働きます。
保育園の規模にもよりますが、担任を持てばクラスのなかでの関わりが主となります。クラス担任は1年間毎日一緒に過ごすため、合わない人と一緒になってしまうと大変です。また、人手不足が人間関係をこじれさせることもあります。
退職理由2位「給料が安い」
保育士の給料は、処遇改善により徐々に高くなってきています。しかし、まだまだ「安くて続けられない」と感じる人も少なくありません。
実際の月収に目がいきがちですが、本質は「子どもの命を預かる大切な仕事なのに」というところにあります。責任ある重要な仕事に給料が見合っていないことが、退職を選ぶ理由となっているようです。
退職理由3位「仕事量が多い」
仕事量の多さも、保育士を辞める理由のひとつです。毎日の保育と合わせて、さまざまな書類作成や保護者対応、行事の準備など、保育士は1年間ずっとなにかに追われているように働きます。
なかには、残業や持ち帰り仕事、休憩なしなどの労働環境のなか、プライベートとのメリハリがつかず心身に不調がでてしまう人も少なくありません。
保育士を辞めたいと思ったときに考えること
「合わない保育士がいる」「体力的に続けられない」など、保育士を辞めたいと思ったとき、すぐに退職の道を選んでしまうと後悔する可能性があります。決意にいたるまでに、悩みと対峙する機会を設けましょう。具体的に考えておきたいのは、以下のようなポイントです。
その悩みは解決できるもの?
まずは、保育士を辞めたいと思うきっかけとなった悩みの種と向き合いましょう。
・自分の努力で解決できるもの?
・同僚の力を借りて解決できるもの?
・新年度になれば解決できるもの?
経験を積むことで対応できるようになる問題もあれば、自分ではどうにもならない問題もあります。なにかできることがあれば、退職前に動いてみても良いでしょう。
保育園を辞める?保育士を辞める?
「もう続けられない」と考えたとき、ハッキリさせておきたいのが「今の保育園を辞めたい」のか「保育士の仕事から離れたいのか」です。
人間関係や待遇などであれば、働く保育園を変えることで解決するかもしれません。しかし「保育士に向いていない」「子どもがキライになった」などの理由であれば、保育士から離れることを考えるべきだといえるでしょう。
年度途中に辞める?年度末まで続ける?
問題と向き合っても退職の気持ちが変わらない場合は、退職時期についても具体的に想像してみましょう。なお、子どもや保護者に不安を与えないよう、担任を持っている子どもたちが進級する年度末での退職が一般的です。
とはいえ、どうしても続けられない理由があれば、身体を第一に考えましょう。やむを得えず年度途中で退職する場合は、引き継ぎをしっかりおこなう必要があります。
退職後はどのような生活を送る?
保育士を辞めたあとの生活を考えておくことも大切です。退職と同時にどこかに転職するのであれば、退職準備と転職活動を同時に進める必要があります。退職したあとは少しゆっくりしようと考えている人は、費用面の計画性も欠かせません。
保育士を辞めたい!その理由に「嘘」はダメ?
いざ保育士を辞めようと思ったとき、悩むのが「退職理由」です。マイナスな内容だと、どう伝えようか悩んでしまいますよね。嘘をつくのはよくありませんが、ある程度言い換えて伝えることも大切です。そこでここからは、退職理由のポイントを確認していきましょう。
引き止められる可能性がある退職理由
退職理由によっては、改善の余地があるとして引き止めに合う可能性があります。とくに以下のような理由であれば「もう少し…」と言われる可能性が高くなるでしょう。
・家が遠くて早番が辛い
・担任の責任が重くて辛い
・保育に自信が持てない
・クラスの先生と合わない
・仕事量の多さに耐えられない
上記のような理由の場合、待遇を調整することでなんとか続けられないかと言われてしまいます。心に固く退職を決めている場合は「〇〇により心身に不調をきたしている」「仕事を続けられる状態ではない」など、引き止めを防ぐような言い換えが必要です。
円満に話を進めるために有効な退職理由
退職理由が保育園の悪口のようになってしまう場合も注意が必要です。退職日を迎えるまで、気まずい空気の中で保育することになりかねません。そのような場合は、話を円滑に進められるようにすることが大切です。
・もっと小規模の保育園で働きたい
・自宅近くの保育園へ転職する
・結婚・出産の予定があるため
・家庭の都合により継続が困難になった
退職の理由を明言せず「転職先の保育園が決まったので」と報告するのも良いでしょう。
次の仕事の面接で保育士を辞めた理由はどう伝える?
退職後、新たな場所で保育士として働き始める場合、面接で退職理由を聞かれる可能性があります。そのようなシーンでも、退職理由の言い換えがおすすめです。
ネガティブな理由をポジティブに言い換える
「人間関係が悪い」「給料が安い」「仕事量が多い」など、ネガティブな理由で退職を決めた場合、そのまま伝えることで面接官の印象が悪くなってしまう恐れがあります。
・この人がトラブルメーカーなのではないか?
・ここでも同じように不満を持つのではないか?
・愚痴が多く職員間の雰囲気を悪くするのではないか?
マイナスな理由だとしても、前職の悪口になるような退職理由はおすすめできません。「〇〇な保育をしてみたい」など、ポジティブな理由に言い換えることが大切です。
過去ではなく未来に目を向けていることを伝える
面接の場面で「前の職場では〇〇だったので…」と、後ろ向きな発言ばかりしないように注意しましょう。大変な環境で働いてきたとしても、大切なのは未来です。退職理由はサラッと伝え、希望する転職先でどのような保育をしたいか、未来に目を向けた発言を意識することが大切です。
まとめ
保育士が退職する理由は、人間関係や給料、仕事量などさまざまです。誰かにとっては働きやすい園でも、誰かにとっては耐え難い苦痛がある場合も。人それぞれ「続けられない」と感じるポイントは異なるため、自分の気持ちに素直になることが大切です。退職を決意した場合は、退職後の生活も考えて計画的に動けるようにしたいですね。





