ピアノが苦手な保育士さん必見!練習のコツ講座♪~応用編~

保育楽譜
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導入編では、ピアノを触る前に知っておきたいことを中心に!
基礎編では、リズムの覚え方とピアノの練習方法について特集しました!

さて、練習のコツ講座も今回の応用編で最後になります。
応用編では、
・左手の伴奏を簡単にアレンジする方法
・保育の現場では欠かせない“弾き語り”のコツ

この2つを特集いたします!!

応用編その①左手の伴奏を簡単にアレンジする方法

みなさんは、ピアノって楽譜通りに弾かなければいけない!!と、思っていませんか?
確かに楽譜通り弾くことも大切ですが、難しい動きをする場合などは簡単にアレンジして弾くのもアリだったりします♪

とくに、お歌の時間に弾き語りをする時は右手+左手+口と、3つを同時に動かすことになりますよね。
両手で弾くのでいっぱいいっぱいなのに、歌まで入るとパニックに!!
そうなる人も、少なくないんですよヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ

ですが、このアレンジ方法を知っておくことで子どもが歌を覚えるまでは伴奏を簡単にし、歌を覚えたら楽譜通り弾くといったことも可能になります!

ではでは、早速アレンジ方法を見ていきましょう♪
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この楽譜、右手も左手も少し複雑な動きをしていますよね。
ただ弾くだけなら練習をすれば出来るようになりますが、こういった動きのある曲に歌が加わると、それだけで難易度も上がります!
ですが、子どもが歌う場合は右手がメロディーの場合がほとんどなので、左手の伴奏を簡単にしちゃいましょう♪

アレンジパターンA全音符に変換する 難易度 ★☆☆☆☆

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左手の音符を全音符にしたパターンです。

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動きのあるドソミソの音を全音符に伸ばすだけなので、とっても簡単です♪
ソの音は2回ありますが、音の数はもともと3つですのでドミソとなります。

アレンジパターンB二分音符に変換する 難易度 ★★☆☆☆

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左手の音符を二分音符にしたパターンです。

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これはパターンAの全音符を二分音符にして弾くだけです。
難易度的には全音符の時と変わりありませんが、曲によっては1小節の中でドミソ~シレソ~と、音を変える必要があります♪

アレンジパターンC四分音符に変換する 難易度 ★★★☆☆

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左手の音符を四分音符にしたパターンです。

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これは、パターンA・Bとは違い、四分音符で動きのある伴奏です。
全音符の時と同じでドミソを四分音符に変換しています。
ドの音が一番低いのでドは一音だけでしっかり弾き、ミとソは高い音なので和音にします。
こうすることで、動きが少なくても音に厚みのある伴奏になりますよ!
(音に厚みのある伴奏ってうまく聞こえるんですよねぇ( ̄ー ̄)フフフ・・・)

3つのパターンでアレンジ方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
アレンジを 全音符→二分音符→四分音符と徐々に弾く手数を増やし、最終的には楽譜通りに弾いてみると、上達がより実感できますよ♪

★このアレンジは、次のお話でも重要になってきますので、覚えておいてくださいね!
★応用編①は最後におさらいをするので、読み進めながら練習してみて下さい♪

応用編その②弾き語りは練習次第で出来るようになる!

みなさんは、ピアノって楽譜通りに弾かなければいけない!!と、思っていませんか?
確かに楽譜通り弾くことも大切ですが、難しい動きをする場合などは簡単にアレンジして弾くのもアリだったりします♪

とくに、お歌の時間に弾き語りをする時は右手+左手+口と、3つを同時に動かすことになりますよね。
両手で弾くのでいっぱいいっぱいなのに、歌まで入るとパニックに!!
そうなる人も、少なくないんですよヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ

ですが、このアレンジ方法を知っておくことで子どもが歌を覚えるまでは伴奏を簡単にし、歌を覚えたら楽譜通り弾くといったことも可能になります!

ではでは、早速アレンジ方法を見ていきましょう♪

① 右手だけで弾きながら歌えるようにする

まずは、右手のメロディーを弾きながら、歌詞をきちんと声に出して歌えるようにしましょう。
メロディーを弾きながら歌うのは、実はそんなに難しくありません。
左手と違って右手と口が同じ動きをすることがほとんどなので♪

子どもたちに新しい歌を伝える時や、まだ完全に歌を覚えていない場合は保育士が歌って聞かせてあげなければなりません。
そういった場面でもきちんと対応出来るように、右手で弾きながら歌えるように練習しておくことが大切です!

③ 左手だけで弾きながら歌えるようにする

右手のメロディーだけで歌えるようになったら、今度は左手だけで歌えるようにします。
こうやって、右手と左手それぞれの動きに合わせて練習をすることで、少しずつ体に音と手の動きを覚えさせていくんです♪

④ 最後に両手で練習する

右手と左手それぞれで弾き歌えるようになったら、最後に両手で練習していきます。
基礎編その②でお伝えしたように、2小節ずつ練習していってくださいね!
(2小節ずつでも難しい場合は、1小節ずつでもOK!)

応用編その③ おさらい

ここまで読み進めてくださった皆さん!!
応用編で学んだことをふまえ、ページ上部に掲載した楽譜をレッツプレイヾ(´▽`*)ゝ♪
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演奏できましたか??
これで難しい場合は、応用編①を参考にして、左手を簡単にアレンジして練習していってくださいね♪

まとめ

導入編基礎編・応用編
3つに分けて特集をしましたが、いかがでしたか?
ピアノは1日5分でもコツコツ練習することで、積み重ねで上達していくもの。
少しずつでも、練習してみてください!

ピアノが得意でないことにスポットが当たってしまい、憂鬱になることもあるでしょう。
ですが、保育のお仕事はピアノを弾くことだけではありません!
苦手意識でプレッシャーを感じないようにし、音楽を通して子どもたちと楽しい時間を過ごしてくださいね!!

これからも保育士さんの活躍を応援しています☆
保育士・幼稚園教諭・保育教諭などの就職・転職をお考えの方は、ぜひ保育士ワーカーにご相談ください!
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