赤ちゃんの奇声はいつまで続く?原因や対処法をご紹介

泣く女の子
バナー広告
この頃は騒音に対する近隣の方からの苦情が多く、お困りの保育士さんも多いようです。
子どもにとって奇声(=キーキー声)を上げるのは成長の過程だと分かっていても、近隣の方への騒音配慮が必要な時代ですよね。
そこで今回の記事では、赤ちゃんの奇声の原因や特徴、かしこい対策についてまとめました。
普段の保育や、保護者へのアドバイスにも使えるようにまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね♪ 

赤ちゃんの奇声には原因があることが多い

泣く男の子
赤ちゃんが奇声を上げる時は、大抵の場合 “理由” があります。

乳児の奇声の原因とは

乳児の場合、奇声の原因は前後の行動をみただけではわからないことが多いです。
まだ表現力に乏しい乳児は、自分の感情を上手に伝えることができないからです。
月齢にもよりますが、いくつかの項目をチェックして身体的な欲求や不快となる原因を取り除いてあげるといいでしょう。

幼児の奇声の原因とは

幼児の場合、集団生活の中でどうしても自分の思い通りに行かなくて、奇声を上げる事があります。
幼児の奇声の原因は、しっかりとした理由があることが多いようです。
原因をしっかり探して、説得することで徐々に奇声を上げないようになっていくでしょう。

赤ちゃんの奇声【月齢別の特徴】

泣く赤ちゃん
では、赤ちゃんの月齢別の奇声の特徴についてご紹介しましょう。

4〜5ヶ月の赤ちゃんの奇声とは

4ヶ月〜5ヶ月の赤ちゃんは、身体的な不快を感じて奇声を上げることが多いです。
「お腹がすいた」「おむつが汚れている」「寒い」「暑い」など。
5か月頃におさまることが多いですが、黄昏泣きと言う奇声を上げて泣く現象があります。
黄昏泣きについての原因は、分かっていないようです。

6〜7ヶ月の赤ちゃんの奇声とは

6ヶ月〜7か月の赤ちゃんは、聴力が発達してきて声も出せるようになってきます。
発声した自分の声を聞いて「楽しい!」とニコニコ笑いながら奇声を上げることも。
成長を喜びながら、奇声を上げ続けないように意識を変えてあげるのがいいですね♪

8〜11ヶ月の赤ちゃんの奇声とは

8ヶ月ごろからは徐々に自我が発達してきます。
自分の思い通りにならずに奇声を上げることも増えてくるでしょう。
大人の対応も楽しくなってくる時期なので「し〜!」「ダメよ〜」と伝えても、今度は反応が楽しくて繰り返す場合もあります。
奇声をやめた時にたくさん褒めてあげることで、赤ちゃんが奇声を上げる癖をなくしていきましょう。

赤ちゃんの奇声はいつまで続くの?かしこい対処法とは?

泣く男の子とお母さん

赤ちゃんが好きな遊びをストックしておく

赤ちゃんが好きなおもちゃを持っておくのもいいでしょう。
定番ですが「いないいないばぁ」や口笛なども効果的です。
赤ちゃんを抱っこしてあげるのもおすすめ♪ 抱っこされると安心できて、視点が高くなることで気分転換になります。

赤ちゃんのための子守唄をアプリでとる

赤ちゃんが泣き止む音や、子守唄を集めたアプリも数種類あります。
掃除機の音やビニール袋をこすった音、少しリズム感のある電子的な音に反応する赤ちゃんも。
人の声と違った音を耳に入れることで、音に意識が向き、気分が変わるようです。

乳児と幼児の奇声で対処法を変える

乳児と幼児の奇声には違いがあるのは、前述した通りです。
乳児は奇声を上げる原因を取り除いて上げるだけでいいですが、幼児の場合は奇声を上げないで、別の方法で表現ができるよう言葉掛けしていきましょう。
言葉を習得し、表現を伝えるチャンスと捉えるといいですね。

赤ちゃんが奇声を上げる前に原因を取り除く

赤ちゃんが奇声を上げるには、いくつかの原因が考えられます。
奇声を上げる時間帯や、奇声を上げる状況を繰り返すと “もうすぐ奇声を上げるかな?” と先に気付くことがあるでしょう。
例えば、給食前や午睡前などの、お腹が空く状況や眠くなってくる時間などは奇声を上げる赤ちゃんが多いようです。
食事の時間を早くする、早く寝かせるなど、奇声を上げる前に対応してみるのもおすすめです。

赤ちゃんが奇声をあげてもおおらかに見守ろう

笑顔で遊ぶ保育士さんと子供
今回は、赤ちゃんの奇声についてご紹介しました。
赤ちゃんの奇声についてのまとめは以下の通りです。
・原因を探る
・月齢別の特徴を知る
・対処法を知る 

成長の過程として、赤ちゃんの奇声はおおらかに見守りつつ原因を探って対処していきましょう!
保育士さんは赤ちゃんの奇声が近隣の迷惑にならないよう、うまく対処していきましょうね。
保育士・幼稚園教諭・保育教諭などの就職・転職をお考えの方は、ぜひ保育士ワーカーにご相談ください!
電話で相談バナー