新人保育士のお悩み解決!1年目のあるある…こんなときどうする?

保育士になるために頑張ってきた勉強や実習…。しかし、保育士として働き始めると「毎日悩んでばかり」という人も多いのではないでしょうか?どのような仕事でも、1年目はさまざまな悩みを抱えるものです。
そこでこの記事では、新人保育士が抱えがちなお悩みをご紹介します。また、その解決方法や辛くなったときの対処法も解説しますので参考にしてください。まだまだ1年目、ゆっくり慣れていきましょう!
そこでこの記事では、新人保育士が抱えがちなお悩みをご紹介します。また、その解決方法や辛くなったときの対処法も解説しますので参考にしてください。まだまだ1年目、ゆっくり慣れていきましょう!
1年目の新人保育士が抱える「あるある」な悩みと解決方法
保育士の仕事は「子どもと遊ぶだけ」ではありません。業務内容も多岐にわたり、抱える悩みもさまざまです。まずは、1年目の新人保育士が抱える「お悩みあるある」をご紹介します。また、それぞれの解決方法も解説しますので参考にしてみてくださいね。
子どもとどうやって関わればいいか分からない
子どもと接してきた経験が浅く「関わり方が分からない」と、悩むことが多い保育士1年目。
● みんなで園庭に出るのに嫌がって動かない子どもへの声かけ
● お友達を押し倒してしまった子どもへの叱り方
● 給食を食べようとしない子どもへの促し方
上記のようなさまざまなシーンで、うまく関われず悩む新人保育士はたくさんいます。先輩保育士が声をかけるとスムーズにことが進む…ということも日常茶飯事です。
【解決方法】
実習や座学で身につけた知識だけでは、子どもの予想外の行動に対応できません。子どもとの関わり方に悩む人は、とにかく観察をおすすめします。まずは先輩保育士の声かけを真似して、レパートリーを増やしていきましょう。
● みんなで園庭に出るのに嫌がって動かない子どもへの声かけ
● お友達を押し倒してしまった子どもへの叱り方
● 給食を食べようとしない子どもへの促し方
上記のようなさまざまなシーンで、うまく関われず悩む新人保育士はたくさんいます。先輩保育士が声をかけるとスムーズにことが進む…ということも日常茶飯事です。
【解決方法】
実習や座学で身につけた知識だけでは、子どもの予想外の行動に対応できません。子どもとの関わり方に悩む人は、とにかく観察をおすすめします。まずは先輩保育士の声かけを真似して、レパートリーを増やしていきましょう。
担任としてクラスをまとめられていない
保育士不足の昨今、1年目から担任を任されることは珍しくありません。
● ケンカの仲裁ばかりでクラス全体を見られない
● 日々の保育に追われて行事の準備ができない
● 子どもの惹きつけ方が分からず常にザワザワしている
クラス運営のノウハウを学ぶ間もなく、担任を持つことになるととても大変ですよね。また、子どもの成長スピードは月齢によって大きく異なるため、ベテラン保育士でも悩む問題です。
【解決方法】
新人保育士が担任になると「私が担任だから」「自分でなんとかしないと」と、悩みや不安を溜め込みやすくなります。クラス運営に不安を感じたときは、早めの相談を意識してみましょう。なんでも質問して学べるのは、新人保育士の特権です。
● ケンカの仲裁ばかりでクラス全体を見られない
● 日々の保育に追われて行事の準備ができない
● 子どもの惹きつけ方が分からず常にザワザワしている
クラス運営のノウハウを学ぶ間もなく、担任を持つことになるととても大変ですよね。また、子どもの成長スピードは月齢によって大きく異なるため、ベテラン保育士でも悩む問題です。
【解決方法】
新人保育士が担任になると「私が担任だから」「自分でなんとかしないと」と、悩みや不安を溜め込みやすくなります。クラス運営に不安を感じたときは、早めの相談を意識してみましょう。なんでも質問して学べるのは、新人保育士の特権です。
先輩保育士と良い関係を築けていない
先輩保育士と良い関係を築けず悩んでしまうのも、新人保育士のあるあるな悩みといえるでしょう。
● 先輩保育士に質問しても冷たい態度を取られてしまう
● 悪口を言われているようで保育に自信が持てない
● 指導が厳しくて保育を楽しいと感じられない
保育士の退職理由として多く挙げられる「職場の人間関係」。苦手意識がある先輩保育士との関わりは、退職につながるほど大きな問題といえます。
参考:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
【解決方法】
冷たい態度を取ってくる人に対して、こちらからコミュニケーションを求めるのはとても勇気が必要ですよね。しかし、良い関係ができていないからといって、連携を怠ると大きなトラブルにつながる可能性があります。関係が築けていないからこそ、密な報連相を意識しましょう。
● 先輩保育士に質問しても冷たい態度を取られてしまう
● 悪口を言われているようで保育に自信が持てない
● 指導が厳しくて保育を楽しいと感じられない
保育士の退職理由として多く挙げられる「職場の人間関係」。苦手意識がある先輩保育士との関わりは、退職につながるほど大きな問題といえます。
参考:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
【解決方法】
冷たい態度を取ってくる人に対して、こちらからコミュニケーションを求めるのはとても勇気が必要ですよね。しかし、良い関係ができていないからといって、連携を怠ると大きなトラブルにつながる可能性があります。関係が築けていないからこそ、密な報連相を意識しましょう。
「自分から動かない」と怒られる
保育士1年目は、日々の保育や行事など覚えることがたくさん。しかし、流れを把握できていないため「自分で考えて動けない」と悩むことが多くあります。
● 気が付いたら先輩保育士が忙しそうにしていて焦る
● 午睡中など手が空いた時間に何をすれば良いか分からない
● 任された業務の優先順位がわからない
何かすることがあるか聞いても「特にない」と返答が。しかし、先輩保育士達はとても忙しそう…というシーンも「保育園あるある」ではないでしょうか?
【解決方法】
まずは、ほかの保育士がどのような仕事をしているか観察してみましょう。単純作業や雑務であれば率先しておこない「時間があるときに済ませておくリスト」を作成します。そして「今から〇〇を済ませようと思っていますが、先にしておくことはありますか?」と尋ねると優先順位も学べますよ。
● 気が付いたら先輩保育士が忙しそうにしていて焦る
● 午睡中など手が空いた時間に何をすれば良いか分からない
● 任された業務の優先順位がわからない
何かすることがあるか聞いても「特にない」と返答が。しかし、先輩保育士達はとても忙しそう…というシーンも「保育園あるある」ではないでしょうか?
【解決方法】
まずは、ほかの保育士がどのような仕事をしているか観察してみましょう。単純作業や雑務であれば率先しておこない「時間があるときに済ませておくリスト」を作成します。そして「今から〇〇を済ませようと思っていますが、先にしておくことはありますか?」と尋ねると優先順位も学べますよ。
保護者と何を話せばよいか分からない
子育てをしている保護者に対して「新人保育士の私が何を話せばいいか…」と悩む人も多いでしょう。
● 保育士として未熟なので頼られていない気がする
● 年上の保護者が多くてどう話しかけて良いか分からない
● 何か質問されても自信がなくてうまく答えられない
保育士経験が浅いうちは、保護者に苦手意識を持ってしまうもの。子どもの身支度を見守りながら無言の時間を過ごす…というのもよくある光景です。
【解決方法】
保育士だからといって、保護者に無理に子育てのアドバイスをかける必要はありません。保護者が知りたいのは、自分の大切な子どもが「1日どのように過ごしたか」です。会話に慣れるまでは「給食の〇〇を喜んで食べていた」「お友達とブロックで盛り上がっていた」など、なにか一つ報告することを目標にしてみましょう。
● 保育士として未熟なので頼られていない気がする
● 年上の保護者が多くてどう話しかけて良いか分からない
● 何か質問されても自信がなくてうまく答えられない
保育士経験が浅いうちは、保護者に苦手意識を持ってしまうもの。子どもの身支度を見守りながら無言の時間を過ごす…というのもよくある光景です。
【解決方法】
保育士だからといって、保護者に無理に子育てのアドバイスをかける必要はありません。保護者が知りたいのは、自分の大切な子どもが「1日どのように過ごしたか」です。会話に慣れるまでは「給食の〇〇を喜んで食べていた」「お友達とブロックで盛り上がっていた」など、なにか一つ報告することを目標にしてみましょう。
業務量が多くて勤務時間内に終わらない
慣れない月案や保育記録の作成に、時間がかかってしまうのも新人保育士あるあるです。
● 雑務を率先してこなすため自分の仕事が終わらない
● 勤務時間内に終わらずに家に持ち帰って仕事をしている
● 設定保育や行事の準備などどこまで凝ればよいか分からない
保育士は、限られた時間のなかで多くの業務をこなす必要があります。これは新人保育士だけの問題ではないといえるでしょう。
【解決方法】
1年目は、とにかく記録を残しましょう。先輩保育士がどの時間にどの仕事を終わらせているか、行事の準備はいつから始めたかなどを細かくスケジュール帳に記載します。1年間の記録は、翌年の業務効率化につなげられます。とはいえ、保育園全体の行事量や人手不足を見直さなければ、根本的な解決は難しいかもしれません。
● 雑務を率先してこなすため自分の仕事が終わらない
● 勤務時間内に終わらずに家に持ち帰って仕事をしている
● 設定保育や行事の準備などどこまで凝ればよいか分からない
保育士は、限られた時間のなかで多くの業務をこなす必要があります。これは新人保育士だけの問題ではないといえるでしょう。
【解決方法】
1年目は、とにかく記録を残しましょう。先輩保育士がどの時間にどの仕事を終わらせているか、行事の準備はいつから始めたかなどを細かくスケジュール帳に記載します。1年間の記録は、翌年の業務効率化につなげられます。とはいえ、保育園全体の行事量や人手不足を見直さなければ、根本的な解決は難しいかもしれません。
子どもにケガをさせてしまうなどミスが多い
子どもは常に、予期せぬ動きをするものです。まだ危機管理能力が身に付いていない新人保育士は、その不測な動きに対応しきれません。
● 隣に座っているお友達に噛みついてしまった
● 子どもが保育室に落ちていたゴミを食べてしまった
● ドアを閉めるときに子どもの手を挟んでしまった
保育士の基本は、登園してきた元気な状態で子どもを保護者にお返しすること。危険をすぐに察知できず、子どもがケガをして自己嫌悪に悩む新人保育士は少なくありません。
【解決方法】
まずは、常に子どもに背中を向けない位置を意識して保育に取り組みましょう。目を離さないことが、危険回避につながります。また、保育園に記録されているヒヤリハット報告書に目を通してみるのもおすすめです。
● 隣に座っているお友達に噛みついてしまった
● 子どもが保育室に落ちていたゴミを食べてしまった
● ドアを閉めるときに子どもの手を挟んでしまった
保育士の基本は、登園してきた元気な状態で子どもを保護者にお返しすること。危険をすぐに察知できず、子どもがケガをして自己嫌悪に悩む新人保育士は少なくありません。
【解決方法】
まずは、常に子どもに背中を向けない位置を意識して保育に取り組みましょう。目を離さないことが、危険回避につながります。また、保育園に記録されているヒヤリハット報告書に目を通してみるのもおすすめです。
早出や遅出など体力的に限界を感じる
保育園の開園時間によっては、早出や遅出が体力的な負担となり辛く感じてしまうことも。
● 早出の日は始発に乗らないと間に合わない
● 遅出の日でも仕事が溜まっているので早めに出勤する
● 前日の疲れが取れないまま出勤する
乳児クラスでは常に子どもを抱っこして、幼児クラスでは子ども達と一緒になって走り回ります。体力に自信がなければ、辛いと感じても無理はありません。
【解決方法】
根本的な解決にはなりませんが、まずは栄養をたっぷりの食事を摂って、規則正しい生活を心がけることが大切です。免疫力が下がっている状態が続くと、子ども達の感染症をもらってしまうことも。ときには勇気を出して休むことも大切ですよ。
● 早出の日は始発に乗らないと間に合わない
● 遅出の日でも仕事が溜まっているので早めに出勤する
● 前日の疲れが取れないまま出勤する
乳児クラスでは常に子どもを抱っこして、幼児クラスでは子ども達と一緒になって走り回ります。体力に自信がなければ、辛いと感じても無理はありません。
【解決方法】
根本的な解決にはなりませんが、まずは栄養をたっぷりの食事を摂って、規則正しい生活を心がけることが大切です。免疫力が下がっている状態が続くと、子ども達の感染症をもらってしまうことも。ときには勇気を出して休むことも大切ですよ。
保育士に向いていないと感じる
日々の激務に追われているうちに「保育士に向いていない」と感じてしまうこともあるでしょう。
● 忙しくて子どもとゆっくり関わる時間がない
● 仕事をこなすのがやっとで子どもの成長を見守れていない
● 指導力不足でつい感情的に叱ってしまう
理想と現実の違いから、自信を失ってしまうことは珍しいことではありません。ほかの保育士と自分を比べることで、さらに落ち込んでしまうことも。
【解決方法】
まだまだ保育士1年目と考えて、少し肩の力を抜いてみましょう。慣れるまではどうしても目の前のことでいっぱいになります。2年目以降、仕事に慣れてくれば保育士としての楽しさを味わえるようになるかもしれません。
● 忙しくて子どもとゆっくり関わる時間がない
● 仕事をこなすのがやっとで子どもの成長を見守れていない
● 指導力不足でつい感情的に叱ってしまう
理想と現実の違いから、自信を失ってしまうことは珍しいことではありません。ほかの保育士と自分を比べることで、さらに落ち込んでしまうことも。
【解決方法】
まだまだ保育士1年目と考えて、少し肩の力を抜いてみましょう。慣れるまではどうしても目の前のことでいっぱいになります。2年目以降、仕事に慣れてくれば保育士としての楽しさを味わえるようになるかもしれません。
悩みを抱えている新人保育士に伝えたいこと
悩みを抱えている新人保育士は、つい自分のことでいっぱいになってしまいます。ここからは、そんな新人保育士に意識してほしいポイントをご紹介します。
「主役は子ども」であることを忘れない
「日誌が終わらない」「保護者とうまく話ができない」など、さまざまな悩みを抱える1年目。悩みに押しつぶされそうになったときは「主役は子ども」であることを思い出してみましょう。「子どもの笑顔のために〇〇をする」と考えるだけで、少し気持ちが晴れるかもしれません。
早めの報告・連絡・相談を心がける
悩みを1人で抱えすぎると、のちに大きなトラブルにつながる恐れがあります。早めの報告・連絡・相談を心がけましょう。「こんなこと聞くのは恥ずかしいかな…」と、遠慮する必要はありません。なんでも質問できるのが、新人保育士の特権です。
保護者の前では自信がなくてもハキハキと
大切な子どもを預けている保護者にとって、新人もベテランも保育士であることに変わりはありません。下を向いて自信のない表情をしていれば、不安を与えてしまいます。笑顔での挨拶はもちろん、分からないことがあれば「少々お待ちください」「確認してきますね!」と、ハキハキ対応できるようにしたいですね。
悩みすぎて辛くなってしまったら
悩みすぎて「保育園に出勤するのが辛い」と、感じていませんか?無理をして体調を崩してしまっては大変です。そこでここからは、どうしても辛くなってしまったときの対処法をご紹介します。
新人保育士同士で悩みを共有する
同じ保育学校出身の友人、同じ保育園の同期など、新人保育士同士で悩みを共有すれば、少し気持ちが晴れるかもしれません。身近に同じ立場の保育士がいない場合は、SNSで保育士の悩みを検索するだけでも「1人じゃない」と、心強い気持ちになれますよ。
仕事とプライベートのメリハリをつける
休みの日まで仕事のことを考えていませんか?ずっと仕事ばかりでは、気が滅入ってしまいます。意識的にプライベートを充実させて、リフレッシュの時間を満喫してみましょう。休みの日にストレスを発散させることで、仕事への意識が変わるかもしれません。
努力で変えられない悩みであれば転職を検討する
「先輩保育士からの叱責が耐えられない」「勤務地が遠い&残業で体力の限界」など、がんばっても乗り越えられない場合は、思い切って転職を検討してみても良いでしょう。なによりも自分の体調が1番です。
まとめ
新人保育士が、悩んだり失敗したりするのは当たり前のことです。必要以上に自分を責めないでくださいね。社会人1年目は、そもそも「毎日働くこと」に慣れていません。慣れない職場の環境に緊張している状態が続くため、心身共に疲れてしまいます。まずは自分の体調を整えられるよう、休みの日は意識的にストレスを発散しましょう。




