保育士の上履きはバレーシューズがおすすめ！選び方のポイントを徹底解説

保育士として働くことが決まった、または保育実習を目前にして「どんな上履きを準備すれば良いの？」と迷っている人も多いのではないでしょうか？保育園によって違いはありますが、上履き選びの基本は「安全」です。

この記事では、保育士の上履き選びのポイントを徹底解説します。失敗しないよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育士に上履きは必要？

保育園の室内で着用する「上履き（うわばき）」。「上靴（うわぐつ）」「中靴（なかぐつ）」と呼ばれることもあり、基本的に保育中は上履きで過ごす時間が多くなります。しかし、保育園によっては靴下のまま保育するケースも少なくありません。

「0～1歳児クラスの担任のみ靴下のまま」「ホールでは上履きを脱ぐ」など、保育園によって上履き事情が異なるため、購入前に確認しておきましょう。

保育士が上履きを選ぶときのポイント

保育士が上履きを選ぶときは、とにかく「安全」を考慮します。具体的なポイントは、以下のとおりです。

かかとが簡単に脱げないもの

保育士は、子どもを抱っこして歩いたり、緊急時に急いで走り出したりすることがあります。そのため、かかとが簡単に脱げないものを選びましょう。上履きが簡単に脱げてしまえば、子どもの安全を守れない可能性があるため注意が必要です。

また、かかとを踏んで保育にあたると、転んで子どもを巻き込んでしまう恐れがあります。自分にフィットしたものを選びたいですね。

脱ぎ履きしやすいもの

保育士は、子どもを抱っこしたまま上履きを脱ぎ履きすることもあります。わざわざかかとに手を添えなくても、簡単に脱ぎ履きできるものを選びましょう。

とはいえ、スリッパタイプのものは危険なためおすすめできません。脱ぎ履きを意識しすぎて「脱げやすい」にならないよう注意してください。

長時間履いても疲れないもの

長時間の抱っこや中腰により、足腰を痛めやすい保育士。疲れない靴選びも大切なポイントです。0.5cm刻みで自分の足に合ったものを選んだり、クッション性の高いものを探したりしてみましょう。

また、室内でもしゃがんだり踊ったりする機会が多くあります。伸縮性のあるものを選ぶと疲れにくいでしょう。

上履きの底が白色のもの

上履きのなかには、先端や靴底にカラーが施されているものもあります。明るく華やかな印象ですが、場合によっては床に色が付着することも。床が汚れていれば、子ども達の上履きにも色がうつってしまいます。

保育園によっては、靴底の色まで指定されている場合もあります。迷った場合は、靴底が白いものを選ぶと良いでしょう。

保育士におすすめの上履き3選

保育士の上履きは、とにかく「安全」で、脱ぎ履きしやすいものを選びましょう。とくにおすすめなのは「バレーシューズ」「スリッポン」「ナースシューズ」です。ここからは、それぞれの特徴を具体的にご紹介します。

バレーシューズ

バレーシューズとは、足の甲にゴムバンドがついているシューズのことです。小学生が履くような靴底がフラットなもので「バレエ」で使用するものとは異なります。

安価で手に入れやすく、販売しているお店が多いのが特徴です。伸縮性も通気性も良いため、とくにこだわりがなければバレーシューズの購入をおすすめします。

スリッポン

スリッポンとは、紐のないスニーカーのような靴のことです。履き口が広く、バレーシューズのようにゴムバンドがないため着脱しやすいのが特徴です。サイズを間違えると、脱げやすくなるため注意しましょう。

また、形によってはスリッパのようにかかと部分が低くなっているものも。緊急時の動きに支障がでるため、形選びに気を付けましょう。

ナースシューズ

ナースシューズとは、看護師や介護士が履いているような室内履きシューズのことです。靴底にクッションが施されているため、長時間履いても疲れにくいという特徴があります。

かかとを踏んで使えるものもありますが、保育士はシューズタイプのものを選びましょう。色は、清潔感のある白色がおすすめです。

気を付けて！保育士の上履きNGポイント

ここからは、保育士が上履きを選ぶときのNGポイントをご紹介します。購入後に後悔しないよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スリッパなど簡単に脱げるもの

クロックスなどスリッパタイプの上履きは、簡単に脱げてしまうためNGです。保育園によっては認められていることもありますが、簡単に脱げると緊急時に動きにくくなります。

避難訓練はもちろん、実際に地震や不審者などに遭遇したとき上履きが脱げて走れないようでは困りますよね。また、子どもの誤飲や転倒に対する俊敏な動きができるかも考慮しましょう。

紐やヒールがついているもの

保育園では、常に子どもから目を離せない状態が続きます。そのため、紐をくくったりマジックテープを貼り直したりするなどの手間がある靴はおすすめできません。

また、ヒールや金具がある上履きは、子どもを傷つける恐れがあるためNGです。動き回っているうちに、自身がケガをしてしまう可能性もあるため注意しましょう。

汚れたり破れたりしているもの

子どもは大人よりも目線が低く、気になるものはなんでも触ったり口に入れたりしてしまいます。そのため、長期間使用して汚れているもの、破れているものは衛生的に心配です。

こまめにキレイにする、もしくは定期的に買い換えるなどの配慮が必要といえます。保護者からの印象も悪くなるため、式典用など予備でもう1足準備しておくのもおすすめです。

大人用の上履きはどこで買う？

子どもが学校で履くイメージの強い上靴きですが、実は大人用もさまざまなお店で販売されています。ホームセンターや靴屋さん、ショッピングモールなどで探してみましょう。

「サイズがない」「買いに行く時間がない」という人には、保育士用の通販がおすすめです。上履きだけでなく、エプロンや帽子なども販売されていますよ。

かわいい上履きが人気！おしゃれにアレンジする方法

ネイルやアクセサリーなど、仕事中にオシャレできない保育士のなかには「かわいいエプロン」や「キャラクターの靴下」で気分を上げている人も多いでしょう。そんな保育士におすすめなのが、かわいい上履きです。

イラスト付きのものを選んだり、ワッペンや刺繍でオリジナリティを出したりするのもおすすめです。その際、安全ピンなどでの取り付けは危険なため注意しましょう。

好きな柄をペンで描くのも良いですね。また、紙ナプキンや布にプリントされたイラストを、専用の液で貼り付ける「デコパージュ」も人気です。自分だけの特別な上履きを準備してみましょう。

まとめ

保育士が上履きを準備するときは、安全性が第一です。「緊急時にすぐに動けるか？」「転倒の危険がないか？」などを考慮して選びましょう。また、着脱のしやすさや疲れにくさを重視することも大切です。自分に合った上履きを選べるよう、できれば購入前の試着をおすすめします。

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