保育士の名札を作る時のポイントとは?難易度別の作り方や取付け方を紹介

「名札を作る時はフルネームがいいの?」
「作った名札を安全ピンで取り付けるのは危険?」
「裁縫が苦手でも可愛い名札が作りたい」
子どもに早く名前を覚えてもらうために、名札を手作りしようと考えている保育士さんは多いかと思います。
しかし、名札を作る前に確認しておくべきことを怠ってしまうと、せっかく名札を作っても保育園で使えなかったり、年齢によっては子どもに怪我をさせてしまう可能性があります。
そこで今回は、可愛い名札のモチーフや作り方の紹介以外にも、名札を作る前の確認ポイントや名札の取付け方についても紹介していきます。
「作った名札を安全ピンで取り付けるのは危険?」
「裁縫が苦手でも可愛い名札が作りたい」
子どもに早く名前を覚えてもらうために、名札を手作りしようと考えている保育士さんは多いかと思います。
しかし、名札を作る前に確認しておくべきことを怠ってしまうと、せっかく名札を作っても保育園で使えなかったり、年齢によっては子どもに怪我をさせてしまう可能性があります。
そこで今回は、可愛い名札のモチーフや作り方の紹介以外にも、名札を作る前の確認ポイントや名札の取付け方についても紹介していきます。
保育士が名札を作る前に確認しておくべき4つのこと
保育園によって名札についての決まりごとがあるかもしれないので、名札を作る前に以下の4つのことについて確認しておきましょう。
・安全ピンの使用について
・キャラクターの使用について
・フルネームが必要かどうか
・名札を作る時の大きさ
確認せずに作ってしまうと、せっかく作ったのに使えないということになってしまうかもしれません。なぜ上記の内容を確認する必要があるのかについて解説していきます。
・安全ピンの使用について
・キャラクターの使用について
・フルネームが必要かどうか
・名札を作る時の大きさ
確認せずに作ってしまうと、せっかく作ったのに使えないということになってしまうかもしれません。なぜ上記の内容を確認する必要があるのかについて解説していきます。
1.安全ピンの使用について
名札を取り付けるエプロンや保育着は毎日洗うので、取り外しが簡単な安全ピンで取り付ける保育士さんが多いかと思います。
しかし、抱っこやおんぶなどの触れ合いが多い3歳未満児クラスの担任になった場合は、あまりおすすめできません。
何かの拍子に安全ピンが外れて子どもに刺さってしまう危険性もあるので、その他の方法で取り付けることをおすすめします。その他の方法については後ほど紹介しているので確認してみてください。
3歳以上児でも安全ピンはNGという保育園もあるかと思いますので、保育園ではどのように対応しているか事前に確認しておきましょう。
しかし、抱っこやおんぶなどの触れ合いが多い3歳未満児クラスの担任になった場合は、あまりおすすめできません。
何かの拍子に安全ピンが外れて子どもに刺さってしまう危険性もあるので、その他の方法で取り付けることをおすすめします。その他の方法については後ほど紹介しているので確認してみてください。
3歳以上児でも安全ピンはNGという保育園もあるかと思いますので、保育園ではどのように対応しているか事前に確認しておきましょう。
2.キャラクターの使用について
流行りのキャラクターで子どもに興味を持ってもらいたいところですが、保育園によってはキャラクターものはNGという保育園もあります。
子ども達もキャラクターものを持ってきてはいけないケースもあるので、キャラクター全体がダメなのか、特定のキャラクターはOKなのか確認しておきましょう。
子ども達もキャラクターものを持ってきてはいけないケースもあるので、キャラクター全体がダメなのか、特定のキャラクターはOKなのか確認しておきましょう。
3.フルネームが必要かどうか
保育園によって「(苗字)先生」「(名前)先生」「(フルネーム)先生」など、呼び方を統一している場合があります。
フルネームにしておけば間違いないですが、他の先生と足並みを揃えるという意味でも、フルネームの方がいいのか統一されている呼び名だけの方がいいのか確認しておくと安心です。
フルネームにしておけば間違いないですが、他の先生と足並みを揃えるという意味でも、フルネームの方がいいのか統一されている呼び名だけの方がいいのか確認しておくと安心です。
4.名札を作る時の大きさ
名札の大きさに関しては、だいたいこぶし1個分(約8cmくらい)の大きさが一般的ですが、名前の長さによってはもう少し大きくなってしまうこともあります。
大きすぎると保育の邪魔になってしまったり、小さすぎると名前が読めなくなってしまうので、名札全体がこぶし1個分(約8cmくらい)の大きさで名前がメインになるように作りましょう。
大きすぎると保育の邪魔になってしまったり、小さすぎると名前が読めなくなってしまうので、名札全体がこぶし1個分(約8cmくらい)の大きさで名前がメインになるように作りましょう。
保育士のフェルト名札でおすすめの動物やキャラクター
シンプルに名前がわかるだけの名札も良いですが、動物やキャラクターのデザインがあると子ども達が興味を持ってくれやすくなります。
文字がわからない年齢でも動物やキャラクターに興味を持って、そこから会話やスキンシップにつながることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
文字がわからない年齢でも動物やキャラクターに興味を持って、そこから会話やスキンシップにつながることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
動物
クラスごとに動物のモチーフがある場合は、クラスに合わせた動物がおすすめです。例えば、ひよこ組ならひよこ・うさぎ組ならうさぎなど、子ども達もよく目にしているので興味を持ってくれやすいでしょう。
クラスごとに動物のモチーフがない場合は、3歳未満児クラスはりす・うさぎ・小鳥などの小動物、3歳以上児クラスなら犬や猫などの身近な動物や、ゾウやキリンなどの子ども達が好きな動物がおすすめです。
クラスごとに動物のモチーフがない場合は、3歳未満児クラスはりす・うさぎ・小鳥などの小動物、3歳以上児クラスなら犬や猫などの身近な動物や、ゾウやキリンなどの子ども達が好きな動物がおすすめです。
キャラクター
キャラクターの使用がOKな保育園であれば、ジブリの「トトロ」「ポニョ」、ディズニーの「ミッキー」「ミニー」、絵本の「はらぺこあおむし」「くまのがっこう」「きんぎょがにげた」、「アンパンマン」「ミニオン」「ドラえもん」など、子どもに人気のキャラクターがおすすめです。
3歳未満児クラスであれば、教育テレビのキャラクターなども興味を持ちやすいでしょう。
3歳未満児クラスであれば、教育テレビのキャラクターなども興味を持ちやすいでしょう。
【難易度別】保育士の名札の作り方
保育士の名札を作る時には裁縫が必要になりますが、「裁縫が苦手」「作る時間があまりない」という場合もあるかと思います。
そこで、裁縫を必要とする名札作り以外に、裁縫が苦手な人や時間がない人でも簡単に作れる名札も紹介したいと思います。
そこで、裁縫を必要とする名札作り以外に、裁縫が苦手な人や時間がない人でも簡単に作れる名札も紹介したいと思います。
【不器用さんでも大丈夫】縫わずに作れる名札
名札作りは針と糸がなくても作れるアイテムがたくさんあるので、以下のようなアイテムを活用して作成してみてください。
・布用ボンド
・アイロン接着フェルト
・ひらがなワッペン
・布用ペン
ボンドを使用する際は、洗濯してもはがれない布用ボンドを選んでください。名前を1文字ずつアイロンでかけるのが面倒という場合は、布に直に字が書ける布専用のペンがおすすめです。
必要なアイテムが揃ったら作り方は簡単。
1.好きなモチーフの型紙を作り、フェルトにチャコペンなどで書き写す
2.土台やパーツとなるフェルトを切り取る
3.各フェルトを貼り付ける
4.名前のひらがなワッペンをアイロンで付けたり、布用ペンで直接名前を書けば完成!
布用ペンで書く場合は、白地のフェルトなどを貼り付けてその上に書くと見やすくなるのでおすすめです。
・布用ボンド
・アイロン接着フェルト
・ひらがなワッペン
・布用ペン
ボンドを使用する際は、洗濯してもはがれない布用ボンドを選んでください。名前を1文字ずつアイロンでかけるのが面倒という場合は、布に直に字が書ける布専用のペンがおすすめです。
必要なアイテムが揃ったら作り方は簡単。
1.好きなモチーフの型紙を作り、フェルトにチャコペンなどで書き写す
2.土台やパーツとなるフェルトを切り取る
3.各フェルトを貼り付ける
4.名前のひらがなワッペンをアイロンで付けたり、布用ペンで直接名前を書けば完成!
布用ペンで書く場合は、白地のフェルトなどを貼り付けてその上に書くと見やすくなるのでおすすめです。
【ちょびっとチャレンジ】手縫いで作る名札
ここからは、針と糸を使用した手縫いで作る名札を紹介していきます。そこまで裁縫は得意ではないけれど、しっかりとした名札を作りたいという人はチャレンジしてみてください。
1.好きなキャラクターやモチーフの型紙から顔のパーツを切り取る
2.フェルトに各パーツ(土台や顔のパーツ・名前を入れる部分)をチャコペンなどで書き写す。土台となる部分(顔など)は2枚用意する。
3.土台の1枚に針と糸で各パーツや名前を縫い付けていく
4.各パーツを縫い付けた裏側に土台のもう一枚を合わせて縫い合わせれば完成!(ブランケットステッチの縫い方がおすすめです)
名前の部分はアイロンで取り付けるひらがなワッペンなどを使用したり、土台を縫い合わせる間に綿を入れて立体的にするのもおすすめです。
1.好きなキャラクターやモチーフの型紙から顔のパーツを切り取る
2.フェルトに各パーツ(土台や顔のパーツ・名前を入れる部分)をチャコペンなどで書き写す。土台となる部分(顔など)は2枚用意する。
3.土台の1枚に針と糸で各パーツや名前を縫い付けていく
4.各パーツを縫い付けた裏側に土台のもう一枚を合わせて縫い合わせれば完成!(ブランケットステッチの縫い方がおすすめです)
名前の部分はアイロンで取り付けるひらがなワッペンなどを使用したり、土台を縫い合わせる間に綿を入れて立体的にするのもおすすめです。
【得意分野を活かそう】立体的に作る名札
裁縫が得意な人はフェルトだけでなく、リボンや羊毛フェルトを使ってワンポイントプラスするのもおすすめです。
作り方の基本は“ 【ちょびっとチャレンジ】手縫いで作る名札 ”と同じですが、土台の周りにリボンを取り付ける「ロゼット」や、平面だったキャラクターや動物の顔を羊毛フェルトで立体的に作る方法があります。
ロゼットにする場合は、100円均一などのプリーツリボンやレースのリボンを土台の周りにグルーガンなどで貼り付ければ完成です。
羊毛フェルトはマスコットなどを作ってから、土台に布用ボンドや裁縫で貼り付ければ完成です。
ただし、羊毛フェルトは高い密度でしっかり固めないと洗濯に耐えられないので、エプロンに直接取り付ける方法は不向きです。安全ピンなどで取り外しができる方法で作ることをおすすめします。
作り方の基本は“ 【ちょびっとチャレンジ】手縫いで作る名札 ”と同じですが、土台の周りにリボンを取り付ける「ロゼット」や、平面だったキャラクターや動物の顔を羊毛フェルトで立体的に作る方法があります。
ロゼットにする場合は、100円均一などのプリーツリボンやレースのリボンを土台の周りにグルーガンなどで貼り付ければ完成です。
羊毛フェルトはマスコットなどを作ってから、土台に布用ボンドや裁縫で貼り付ければ完成です。
ただし、羊毛フェルトは高い密度でしっかり固めないと洗濯に耐えられないので、エプロンに直接取り付ける方法は不向きです。安全ピンなどで取り外しができる方法で作ることをおすすめします。
保育士の名札を付ける方法5選
作った名札を取り付けるには様々な方法があります。「安全ピンが使えない」「エプロンが不要な保育園」など、取り付ける方法が制限される場合もあるので、状況にあった方法を試してみてください。
1.安全ピンで付ける
一番簡単な方法が安全ピンで取り付ける方法です。
名札の裏に安全ピンを取り付けるだけなので、毎日の洗濯時には外せるので長持ちさせることができる取り付け方です。
しかし、安全面では不安な点もあるため保育園で禁止をしていたり、触れ合いの多い3歳未満児クラスではおすすめできません。
保育園でOKな場合は、3歳以上児クラスの場合のみ安全ピンの使用を検討してみてください。
名札の裏に安全ピンを取り付けるだけなので、毎日の洗濯時には外せるので長持ちさせることができる取り付け方です。
しかし、安全面では不安な点もあるため保育園で禁止をしていたり、触れ合いの多い3歳未満児クラスではおすすめできません。
保育園でOKな場合は、3歳以上児クラスの場合のみ安全ピンの使用を検討してみてください。
2.マジックテープで留める
安全ピンを使わずに洗濯のたびに取り外しをしたいという人は、マジックテープで留める方法があります。
エプロンと名札の裏側にマジックテープを貼ればいいだけなので作るのも簡単。アイロンで貼り付けるものもありますが、あまり強度が強くないので針と糸で縫い付ける方法がおすすめです。
エプロンと名札の裏側にマジックテープを貼ればいいだけなので作るのも簡単。アイロンで貼り付けるものもありますが、あまり強度が強くないので針と糸で縫い付ける方法がおすすめです。
3.リボンで留める
安全ピンやマジックテープ以外の方法では、エプロンの肩紐部分にリボンで留める方法があります。
名札にリボンを取り付ける手間はありますが、名札が不要な時や洗濯時にも取り外しが簡単なので便利です。
ただし、安全ピンやマジックテープに比べて外れやすいので、しっかりと結んでおきましょう。
名札にリボンを取り付ける手間はありますが、名札が不要な時や洗濯時にも取り外しが簡単なので便利です。
ただし、安全ピンやマジックテープに比べて外れやすいので、しっかりと結んでおきましょう。
4.エプロンに縫い付ける
平面の名札を作った場合におすすめなのが、エプロンに直接縫い付ける方法です。安全性も高く、子どもを抱っこした時にも邪魔にならないのでどの年齢のクラスでもおすすめです。
ただし、エプロンは基本的に毎日洗濯する物なので、手持ちのエプロン分の名札作りが必要になります。
毎回名札を取り外しするのが面倒という人も、エプロンに直接縫い付ける方法を試してみてください。
ただし、エプロンは基本的に毎日洗濯する物なので、手持ちのエプロン分の名札作りが必要になります。
毎回名札を取り外しするのが面倒という人も、エプロンに直接縫い付ける方法を試してみてください。
5.スナップボタンで取り付ける
エプロンがない保育園や、取り外しが簡単でしっかりと名札を取り付けたい場合は、スナップボタンで取り付ける方法があります。
洗濯時にも名札を取り外すことができるので、名札を長持ちさせる点でもおすすめ。強度や安全面も問題ないので、名札が外れてしまったり子どもを傷つけてしまう危険がないので安心です。
洗濯時にも名札を取り外すことができるので、名札を長持ちさせる点でもおすすめ。強度や安全面も問題ないので、名札が外れてしまったり子どもを傷つけてしまう危険がないので安心です。
まとめ
今回は保育士さんの名札を作る時のポイントや作り方、取り付け方について紹介しました。
名札作りと言っても、作り方の種類や取り付け方が様々あるので、自分が取りかかりやすい方法や、保育園や子どもの年齢に合った名札作りを心がけてみてください。
名札は名前を覚えてもらったり興味を持ってもらうきっかけの1つなので、裁縫が上手い下手ではありません。シンプルな名札でも十分なのでぜひチャレンジしてみてください。
名札作りと言っても、作り方の種類や取り付け方が様々あるので、自分が取りかかりやすい方法や、保育園や子どもの年齢に合った名札作りを心がけてみてください。
名札は名前を覚えてもらったり興味を持ってもらうきっかけの1つなので、裁縫が上手い下手ではありません。シンプルな名札でも十分なのでぜひチャレンジしてみてください。






