保育士もネイルしたい!NGな保育園が多い理由やバレないデザイン

女性の爪
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ジャージにエプロン姿で日々奮闘する保育士…。「指先くらいキレイにしたい」「ネイルを思いっきり楽しみたい」と思っている人も多いのではないでしょうか?指先がキレイなだけで、なんだか気分が上がりますよね。

しかし、清潔・安全の観点からネイルNGとしている保育園が多いのが現状です。そこでこの記事では、保育士のネイルについて解説します。おしゃれを楽しみたいと考える保育士は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育士のネイルは基本的にNG!その理由は?

おもちゃで遊ぶ幼児
一般的に、保育士だけでなく「子どもと関わる仕事」の多くでネイルが禁止されています。大々的に禁止されていなくても、言うまでもない暗黙の了解になっているケースも。その理由は、以下のとおりです。

長い爪で子どもを傷つける

ネイルを施すために爪を伸ばすと、その長い爪で子どもを傷つける恐れがあります。抱っこやふれあい遊びをするときはもちろん、ふとした瞬間に手が顔に当たることも考えられます。子ども自身が転んでケガをしたときも大変ですが、保育士が原因で傷を作ったとなると大問題です。

ネイルパーツが誤飲につながる

ネイルの種類によっては、爪に乗せたネイルパーツが外れてしまうこともあるでしょう。もしそれが保育室内であれば、子どもの誤飲につながるかもしれません。乳児は手に取ったものをなんでも口に入れてしまうため、誤飲につながるネイルは禁止されています。

汚れがたまり手先を清潔に保てない

長い爪やネイルの隙間に汚れが溜まると、とても不衛生です。軽く手を洗うだけでは清潔に保てないといえるでしょう。保育士は子どもの給食やおやつの介助もおこなうため、衛生的に考えてネイルは不適切と考えられます。

アレルギー物質を含むネイルがある

ネイルのなかには、アレルギー物質が含まれているものもあります。子どもが誤って口にすると大変危険です。大袈裟かもしれませんが、ネイルの化学物質が命に関わることも考えられます。ネイルを禁止することで、このような危険を未然に防げるといえるでしょう。

保育園によっては一部ネイルOK!その理由は?

ネイルをする手
多くの保育園でネイルが禁止されているなか「華美ではないもの」など、条件付きでネイルOKにしている保育園もあります。では、ネイルOKな理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

爪を整えて清潔にしておく意識は大切

保育士だけでなく、どのような仕事でも清潔感が求められます。割れた爪やゴミの詰まった爪で過ごすよりも、キレイに整えられた爪の方が良いのは一目瞭然です。爪を清潔に保つ意識は大切だと考えられるため、華美ではないネイルはOKとする保育園が増えているようです。

割れやすい爪を保護するためにも必要

「もともと爪が弱く欠けやすい」「すぐに割れてしまう」という人も多いはず。そのような場合は、無意識のうちに尖った爪で子どもを傷つける恐れがあります。弱った爪を保護するためのネイルは、むしろ推奨されるべきともいわれています。

ルールを守っていれば問題ない

子どもに危険がないなど、ルールを守っていれば問題ないとしてネイルを認めている保育園もあります。保護者から意見があっても「ルールとして認めている」となれば安心ですよね。

保育士もネイルしたい!ネイルの種類は?

爪やすり
ネイルといっても、自宅でできるセルフネイルやサロンで時間をかけて施術するネイルがあります。そこでここからは「なかなかおしゃれできない」「バレないようにネイルしたい」と悩んでいる保育士に向けて、OKネイルとNGネイルの種類をご紹介します。

保育士のOKネイル

ネイルOKな保育園では、以下のような種類が認められています。

● ネイルケア
● マニキュア(ポリッシュ)


オイルで乾燥を防いだり、甘皮を処理して爪を細長く見せたりするネイルケア。「爪を磨く」だけなら、子どもに危険もなく指先を美しく保てます。また、爪が割れにくくなるマニキュアなども認められていることが多いようです。

上記のネイルであれば、規則が曖昧な保育園でもバレずに使用できるかもしれません。その際は、透明やヌーディーカラーがおすすめです。とはいえ、トラブルを避けるためまずは園側に確認しておくことをおすすめします。

保育士のNGネイル

安全、清潔などの観点から、以下のようなネイルはNGとされています。

● ネイルシール
● ネイルチップ
● ジェルネイル
● スカルプチュア


シールやチップは自分で取り外し可能ですが、粘着力が弱まると保育園でうっかり紛失してしまう可能性も。誤飲につながる恐れがあるため、おすすめできません。また、ジェルやスカルプはサロンでの施術が基本となり、すぐに取り外しできないため注意が必要です。

保育士がネイルを楽しむときのポイント

整えられた爪
「ネイルを楽しみたいけど保育園で禁止されている」という人も多いでしょう。そのような保育士がネイルを楽しめるよう、ポイントをご紹介します。

指先は整えるだけでフットネイルのみ楽しむ

ネイル禁止の保育園でも、ネイルケアは問題ありません。爪は伸ばせませんが、整えたり、磨いたりすることで気分が上がりますよ。また、靴下で見えなくなるフットネイルを楽しむのもおすすめです。しかし、プール指導があるときは注意が必要です。フットネイルは施術の時期を考えながら楽しみたいですね。

休日に思いっきりオシャレする

保育園でネイル禁止の場合は、休日にネイルを楽しみましょう。とはいえ、週末だけのためにサロンで施術してもらうとなると、ネイル代や爪への負担が心配です。サロンネイルは長期休暇のみにして、週末はマニキュアやシール、取り外しが簡単なチップで楽しむと良いでしょう。

子どものマニュキュアはOK?保護者から苦情も…

考える保育士さん
保育士がネイルを楽しむと、子どもが真似したがることも少なくありません。とくに、かわいいものに興味を持ちやすい女の子は「先生もしてるもん!」と、家でマニキュアを欲しがってしまいます。

成長過程の子どもの爪に、ネイルは推奨できません。そのため、保護者からクレームが入ることも…。子ども用の、水で濡らすと簡単にはがれるマニキュアも販売されていますが、どこまでがOKか難しい問題です。

保護者からのクレームにつながらないよう、保育士のネイルはもちろん、子どものネイルに関しても決まりを明確にしておきたいですね。

オシャレしたい保育士にはネイルOKな求人がおすすめ!

「保育士がネイルをしても良い」「爪が弱く保護するためにも必要」という声がある一方、保護者から見た目で判断されることも多くあります。「ネイルは非常識!」「プライベートと仕事を分けられていない」など、どれだけ保育がうまくても良い印象を持たれないことも。

それなら、大々的にネイルを認めている保育園で働くことを検討しても良いのではないでしょうか?保育士不足解消のため、保育士が楽しく働けるような就業規則を設けている保育園もあります。とくに、比較的新しい保育園でネイルOKになっていることが多いようです。同じくヘアカラーや服装など寛容な保育園を選ぶことで自分らしく働けるといえるでしょう。

まとめ

保育士のネイルは、保育園によって決まりが異なります。ネイルをしてみたいと思っても、清潔や安全の観点だけでなく、保護者からの目も気になり躊躇してしまいますよね。

ネイルを施すとしても、身だしなみの一部として整える程度にしたり、華美でないものを選んだりすることをおすすめします。「ネイルだけは譲れない…!」という人は、ネイルOKな保育園を探してみると良いでしょう。
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