保育園の懇談会は何をする?当日の流れや事前準備までご紹介

懇談会で司会進行するのは緊張しますよね。保育士が懇談会を成功させるには、事前の準備が必要です。そこで今回は、懇談会の内容や当日までに準備しておきたい資料についてご紹介します。全体の流れをつかんで懇談会を成功させましょう!
保育園の懇談会【3つのねらい】
まずは、保育園で懇談会を開くねらいを理解しましょう。
ねらい① 園の方針や雰囲気を知ってもらう
1つ目のねらいは、保護者に、保育方針や保育園の雰囲気を知ってもらうことです。
配布した資料を見てもらいながら、担任としてどんなクラスにしていきたいかをじっくりと保護者に説明し、理解してもらいましょう。
また、保育室に入って、子どもが日中過ごしている保育環境を知ることで保護者も安心してくれることでしょう。
配布した資料を見てもらいながら、担任としてどんなクラスにしていきたいかをじっくりと保護者に説明し、理解してもらいましょう。
また、保育室に入って、子どもが日中過ごしている保育環境を知ることで保護者も安心してくれることでしょう。
ねらい② 園での子どもたちの様子や成長を伝え安心してもらう
2つ目のねらいは、保育園での子どもの様子を保護者に知ってもらうことです。
保育園の送迎時は忙しく、挨拶程度になることが多いため、保育園での子どもたちの生活を心配している保護者もいます。
連絡帳を廃止する保育園も増えている中、懇談会は保護者にとって普段の子どもの様子や成長を知る貴重な場です。また、保育士にとっても、家庭での子どもの様子を知る機会でもあります。
保育園の送迎時は忙しく、挨拶程度になることが多いため、保育園での子どもたちの生活を心配している保護者もいます。
連絡帳を廃止する保育園も増えている中、懇談会は保護者にとって普段の子どもの様子や成長を知る貴重な場です。また、保育士にとっても、家庭での子どもの様子を知る機会でもあります。
ねらい③ 保育士や保護者間でのつながりを作る
3つ目のねらいは、保育士と保護者や保護者同士のつながりの場にすることです。
保育士と保護者との信頼関係をつくるのはもちろん、保護者同士の交流の場としても、積極的に活用しましょう。懇談会の前後で、保護者の送迎時の表情が変わったら嬉しいですね。
保育士と保護者との信頼関係をつくるのはもちろん、保護者同士の交流の場としても、積極的に活用しましょう。懇談会の前後で、保護者の送迎時の表情が変わったら嬉しいですね。
保育園の懇談会【当日の内容】
次に、懇談会当日の内容をみていきましょう。
懇談会ではどんな事をするのでしょうか。
懇談会ではどんな事をするのでしょうか。
プログラム① 保育士の自己紹介
懇談会で、担任やクラスに関わる保育士の自己紹介は外せません。保護者は、「どんな人が担任なのかな」「子どもと日中関わっている人は誰だろう」と不安を感じています。元気良く笑顔で自己紹介しましょう。
プログラム② 保育園での様子
保育園での生活やクラスの様子について、保護者は知りたがっています。クラスでよくしている遊びや、行事に向けて取り組んでいることなどを伝えていきましょう。子どもたちのエピソードを交えて話をすると、日常の様子が伝わりやすいですね。
プログラム③ 質問と回答
保育園での生活や決まり事などの質問を受け付け、回答します。この時に、子育てに関する悩みが出てきた場合には、他の保護者の意見を聞いてみるのもおすすめです。そうすることで、交流の場としても懇談会が盛り上がるでしょう。
プログラム④ 保護者の挨拶
保護者一人ひとりに挨拶をまわす事も多いようです。家庭での子どもの様子や家庭環境を共有し、保護者同士のつながりづくりにも役立ちます。しかし、人前で発言することが苦手な保護者もいるので、保育士が話す内容を決めておくのがおすすめですよ。
保育園の懇談会【事前の準備】
さて、懇談会を開催するにはいくつかの書類を作成しなければなりません。
事前準備① おたよりの作成
保護者向けに、懇談会のおしらせを作成します。園だよりだけで開催を伝えるか、懇談会用のおしらせを別に作成するかは園によって違います。園長や先輩保育士に確認しましょう。
事前準備② 職員用レジュメの作成
複数担任の場合には、担任間の役割やタイムスケジュールを共有します。園長や主任先生に、レジュメを見てもらうと安心ですね。一人担任の場合にも、レジュメは作成しておきましょう。
事前準備③ 保護者用資料の作成
保護者向けの資料も作成しましょう。当日のプログラムや、園の理念などを資料にします。特に保護者へお願いしたいことは資料と口頭で伝えるのが良いでしょう。当日不参加の保護者にも伝えたいことは必ず記載しておきます。
保育園の懇談会【疑問点】
最後に、懇談会の疑問点をまとめました。
年度末の懇談会では何を話せばいい?
年度末の懇談会では、一年を通して成長した子どもの姿を伝えましょう。保育士がクラスの子どもたちの成長を言葉にして伝えることで、改めて保護者が子どもの成長に気付くこともあります。進級にあたって不安になっている保護者を安心させてあげましょう。
懇談会でネタがない時はどうする?
懇談会で話すネタがなくならないように、普段の子どもたちの会話や行動をメモに書き留めておくのもおすすめ。子どもが発する言葉や、純粋な行動は大人の心に響くでしょう。また、過去の懇談会の資料が残っていれば確認するのも良いですね。
予定時間内に終わらない時は?
懇談会の途中で、時間内に終わらないと気付いた時は保護者に声を掛けるようにしましょう。仕事の合間に参加している保護者がいるかもしれません。「予定時刻を過ぎてしまいそうです」「この後ご予定のある方はご退出ください」などの声掛けをしてはいかがでしょうか。
保育園の懇談会は事前準備で乗り切ろう!
懇談会は、しっかりと事前の準備することが成功の鍵です。当日慌てることなく進行できるように、少しずつ準備を進めていきましょう。懇談会を開くねらいを意識し、上手にコミュニケーションを取りながら懇談会を成功させてくださいね。






