【保育園】お遊戯会の衣装は手作りがベスト?簡単に準備するポイント

色とりどりの布
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お遊戯会や発表会に向けて、子ども達の衣装を手作りで準備する保育園も多いのではないでしょうか?衣装ひとつで、子どもたちのダンスや劇がさらに素敵なものに仕上がります。この記事では、子ども達の衣装を手作りするときのポイントを解説します。

お遊戯会や発表会に向けて衣装を準備しよう!

ミシンを使う手元
保育園では、お遊戯会や発表会、運動会など、年間を通してさまざまな行事があります。お揃いの衣装を着て舞台に上がるだけでも、お遊戯会がパッと華やかになります。子ども達の成長した姿を披露する大切な機会のため、しっかり準備して臨みたいですよね。

とはいえ、出し物の練習や小道具の準備、職員の打ち合わせなど保育士は大忙し。並行して衣装を準備するのは、簡単なことではありません。また、以下のような要素によって準備の大変さや衣装のクオリティが変わってきます。

● 準備期間
● 予算
● 準備する数
● 衣装の種類
● 担当人数


サービス残業や持ち帰り仕事として対応せずに済むよう、うまく負担を軽減しながら準備したいですね。

お遊戯会や発表会の衣装を準備する方法

カラフルな布と裁縫道具
ここからは、お遊戯会や発表会で使用する衣装の準備方法を解説します。

既製品を購入する

予算の問題をクリアできるのであれば、既製品の購入がおすすめです。

メリット
● 衣装を準備する手間が省ける
● 作りがしっかりしていて再利用しやすい
● クオリティが高く見栄えが良い


デメリット
● 用意する数が多いと費用がかさむ
● イメージしたデザインのものを探せない
● 体型に合わせたサイズを確保できない


既製品であれば裁縫作業がなく、保育士の負担を大幅に軽減できます。衣装にかけられる予算や、準備する数が問題となりそうです。

衣装キットを活用する

衣装を簡単に製作できる「衣装キット」を活用する方法もあります。

メリット
● 衣装を準備する工程を減らせる
● 裁縫が苦手でも比較的簡単にチャレンジできる
● 必要に応じてアレンジが可能


デメリット
● 用意する数が多いと費用がかさむ
● イメージしたデザインのものを探せない
● 既製品ほど負担を軽減しきれない


あらかじめ、ワンピースやベストなどの形にカットされた不織布も多く販売されています。アレンジしやすいのがうれしいポイントですが、やや費用がかさむと考えられます。

手作りする

「衣装は毎年手作りしている」という保育園も多くあります。

メリット
● コストパフォーマンスが良い
● イメージにピッタリの衣装を用意できる
● 子どもの体型に合わせられる


デメリット
● 作りが甘く耐久性が不安
● クオリティが低くなる可能性がある
● 衣装準備に多くの時間が必要


手作りであれば、お遊戯会や発表会で披露するダンスや劇の内容に合ったデザインのものを用意できます。しかし、採寸・裁断・裁縫など作業工程が多いため、余裕を持って作り始めることが大切です。

手作り衣装におすすめの素材

ピンク色の布
「衣装はやっぱり手作り!」という人に向けて、手作り衣装におすすめの素材をご紹介します。

カラーポリ袋

安価で手に入るカラーポリ袋は、衣装作りに活用できます。

● さまざまなカラーが展開されているためテーマに合わせられる
● ビニールテープで模様をつけるなどアレンジが豊富
● ゴム紐を通せばギャザーで体型に合わせられる
● 耐久性がないため激しい動きには不向き


裁縫が苦手な保育士でも、アレンジ次第で華やかな衣装に仕上がります。

フェルト

カットしてもほつれにくいフェルトは、衣装作りにおすすめです。

● さまざまなカラーが展開されているためテーマに合わせられる
● 100円均一でもサイズの大きいフェルトを揃えられる
● クッション性があり、ポリ袋よりもクオリティが高く見える
● 伸縮性がないため衣装にするには工夫が必要


裁縫が苦手な場合は、両面テープやボンドで簡単に貼り付けられます。

不織布

不織布も、端がほつれにくく扱いやすい素材です。

● 一般的な布と比べると安価で手に入る
● ワンピースやズボンなど裁縫済みのベースが多く販売されている
● 生地がパリッとしていて、ポリ袋よりもクオリティが高く見える
● シンプルなためアレンジが必要


不織布で手作りする衣装は、保管方法によっては再利用も可能です。

チュール

細かい網目をもつレース地が印象的なチュール素材は、ドレス衣装にピッタリです。

● ハリがあり軽やかでクオリティの高い衣装に仕上がる
● 衣装のワンポイントとして使用するのもおすすめ
● カラーポリ袋や不織布よりも費用がかさむ


安価なスカートの上からチュールを縫い付けるだけで、とても華やかに仕上がります。

サテン

ツルツルとして光沢がキレイなサテンを使用すれば、高級感を演出できます。

● なめらかな肌ざわりで着心地が良い
● 光沢がありクオリティの高い衣装に仕上がる
● 耐久性・吸水性が低く再利用が難しい


端がほつれやすいため、裁縫に時間をかけられる場合におすすめの素材です。

すずらんテープ

すずらんテープ(PEテープ)をつなげて割けば、ダンスにピッタリのスカートを手作りできます。

● 安価で手に入り大人数の衣装でも対応できる
● 単純な作業のため子ども達にも手伝ってもらえる
● 体操服の上から身に付けるだけで統一感が出る


フリフリのスカートに合わせて、髪飾りや帽子を手作りするとかわいく仕上がります。

お遊戯会や発表会の衣装準備を簡素化するポイント

粘着テープ
お遊戯会や発表会で使用する衣装準備は、ベテラン保育士でも頭を抱えてしまいます。「裁縫が得意な保育士に丸投げ」「担任がそれぞれ自宅で作ってくる」というケースも。そこでここからは、衣装準備を簡素化するポイントをご紹介します。

針や糸を使わずに作る

手作り衣装で時間がかかるのが採寸・裁断・裁縫です。予算に余裕があれば、ベースが作られているキットの購入をおすすめします。また、生地によっては針や糸を使用せずに作ると作業時間を大幅に短縮できます。やや耐久性が劣りますが、両面テープやボンドを使用しても良いでしょう。

保護者に協力を要請する

保育士の負担を軽減するため、各家庭に協力を仰ぐという方法もあります。衣装の準備が難しい場合は、イメージを伝え各自で準備してもらいましょう。とはいえ、保育園を利用している家庭は、共働きでそのような時間を確保できないという声が上がる可能性も。「黒色のTシャツ」「白色の靴下」など、ベースとなる服装の統一を依頼するのもおすすめです。

丁寧に作り上げたものを再利用する

上質な生地で手作り、または良いものを購入して再利用するのも時短につながります。万能性の高い衣装を揃えておくと、アレンジしながら長く使用できます。作業を時短できるよう、女の子用、男の子用の型紙を保管しておくのもおすすめです。予算、人員、時間に余裕があるときに検討してみましょう。

まとめ

保育園でのお遊戯会や発表会は、子どもの成長を披露するとても大切な機会です。衣装にこだわれば、パッと見たときの印象がより華やかになります。作業効率を意識しつつ、子ども達の発表を盛り上げるステキな衣装を手作りしたいですね。


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