七夕のおはなし~七夕の由来ってなに??~
夜空をキラキラと輝かせる天の川。
その近くに天の神様と、美しいその娘、織姫が暮らしていました。
織姫は、着物を織る機織りと呼ばれるお仕事をしており、とっても働き者。
ですが、織姫はずっとひとりぼっちでした。
そこで神様は、天の川の向こう岸に暮らす牛飼いの彦星という男性と、織姫を引き合わせたのです。
すると、織姫と彦星は恋に落ち、結婚することになりました。
ですが、働き者だった織姫と彦星は、結婚をしたら仕事もせずに仲良く遊んでばかりいました。
そんな二人の様子を見た神様は、ずいぶんお怒りになったのです。
そして、神様は織姫と彦星を離ればなれにさせました。
ずっと一緒だった二人は、天の川を挟んでずっと遠くの場所で暮らすことに。
織姫は、悲しくて悲しくて仕方ありません。
そんな織姫の様子をみた神様は一年に一度だけ、7月7日に織姫と彦星が会うことを許します。
しかし、7月7日は天の川の水かさが増えることから、天の川を渡ることは出来ません。
すると、そこに鳥が現れ、天の川の架け橋となりました。
そのおかげで、織姫と彦星は一年に一度だけ再開し、愛を確かめ合うのです。
子ども達に七夕のおはなしをするときは、ぜひ参考にしてみてください(^^)
必要なもの
織姫・彦星
天の川
画用紙(白)
おりがみ(キラキラだと可愛い♪)
たこ糸(15cm位)
はさみ
のり
クレパス
カッターナイフ
作り方
織姫・彦星
① はだいろの画用紙を丸く切って織姫と彦星の顔を作ります。
(保育者が顔を準備するときは、コンパスを使うのも◎)
② 黒の画用紙で髪のパーツを作ります。
③ 顔の大きさに合わせて体パーツを作ります。
④ 天の川は白画用紙を虹のような形に型取り、ハサミで切ります。
これで土台の完成!
⑤ 顔パーツに髪パーツをのり付けします。
⑥ クレヨンで顔を描けば、織姫と彦星の頭パーツができあがり♪
指ポンポンで体を色付け
織姫と彦星のからだを絵具で色付けしましょう♪
① 赤と青・ピンクと水色など2色の絵具を用意し、少し水を含ませて溶いておきます。
② 指に絵具をつけて、からだのパーツにポンポンと色を乗せていきましょう。
★色の濃度に変化を持たせたり指紋をハッキリさせたりすると、より味のある作品になります♪
★あまり水分が多すぎると紙がベチャベチャになってしまうので気を付けてくださいね。
スポンジぽんぽんで天の川を色付け
天の川を絵具とスポンジで色付けしましょう♪
① 紺色や青などの、ブルー系の絵具を少し水で溶かし、スポンジにつけます。
② 色のついたスポンジを、天の川にポンポンと色を乗せていきます。
★絵具の水分を少し多めにすると薄付きに、原液を多くすると濃い目になりますので、色んな変化を楽しみながら行うといいでしょう♪
★あまり水分が多すぎると紙がベチャベチャになってしまうので気を付けてくださいね。
それぞれのパーツをのり付けする
① 織姫・彦星の頭は体パーツにのり付けします。 織姫には髪飾り・彦星には幞頭と呼ばれる冠をプラスしても可愛いですよ♪これで織姫と彦星の完成です!② 天の川に願い事を書いた短冊をのり付けします。 ③ 織姫と彦星を、天の川にのり付けします。 ★天の川の空いたスペースに星を飾っても素敵です。★星の作り方は、こちらのコラムを参考にしてみてください!④ 最後に引っ掛ける用のヒモをつければできあがり♪ アレンジ次第でどの年齢の子ども達でも楽しく作ることが出来ます♪
ぜひ設定保育の参考として、取り入れてみてくださいね!
七夕飾りの作り方動画はコチラ☆