保育士さんの漫画・イラストコラムららほいく

お正月の由来を
ペープサートで伝えよう!
保育で使える台本&写真付き

お正月ペープサート

12月になると、クリスマスに冬休みにお正月!
子どもたちにとっては楽しい行事が盛りだくさんで、ウキウキわくわく心躍るような時期ですよね♪
年末に差しかかれば、園でもお正月について子ども達に話す機会があると思います。
しかし、お正月の由来は難しく、子どもたちにどう伝えらいいのやら・・・。
せっかくだから「お正月の由来」について、子どもたちに楽しく分かりやすく伝えたいですよね!

そこで今回は、ペープサートを使ってお正月の由来を伝えるための台本を用意しました。
ペープサートの写真・台本とともに、解説つきで特集いたします◎

登場人物(作るもの)

おもてうら
男の子:ボクくん(笑顔)なし
女の子:ワタシちゃん(笑顔)なし
おばあちゃん(笑顔)おばあちゃん(指さし)
神様なし
門松しめ縄
鏡もち割れたお餅+お雑煮
年賀状おせち料理
凧揚げこま

トップ画像が表面になります。
裏面はこんな感じです♪

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お正月の由来ストーリー

■ナレーター
 「今日は1月1日、お正月です。新しい年が明けた今日、ボクくんとワタシちゃんの二人は、おばあちゃんのお家にやってきました。」

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■男の子・女の子
「 おばあちゃん、あけましておめでとうございます!」 
■おばあちゃん(笑顔)
「 おやおや、ボクくんとワタシちゃん、あけましておめでとうございます。
よく来てくれたねぇ。さぁさぁ、寒いから中へお入り。」

(男の子と女の子を、テクテク歩くように左右に揺らす)  

■男の子
「ねぇ、おばぁちゃん。コレなぁに?」

(門松と神様を出す)
(おばあちゃんを笑顔→指さしに、クルッとひっくり返す)

■男の子・女の子
「 おばあちゃん、あけましておめでとうございます!」 
■おばあちゃん(笑顔)
「 おやおや、ボクくんとワタシちゃん、あけましておめでとうございます。
よく来てくれたねぇ。さぁさぁ、寒いから中へお入り。」

(男の子と女の子を、テクテク歩くように左右に揺らす)  


■男の子
「ねぇ、おばぁちゃん。コレなぁに?」

(門松と神様を出す)
(おばあちゃんを笑顔→指さしに、クルッとひっくり返す)

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■おばあちゃん (指差し)
  「扉の横に置いているコレかい?
 これは『かどまつ』と言ってね、神様が道に迷わずお家へやってこられるように、目印としてお家の入り口に飾るんだ。」

■女の子
 「ワタシ、お正月には神様がやってくるって聞いたことある!!
 歳神様(としがみさま)がやってきて、みんなを幸せにするんだよね。」

■おばあちゃん (指差し)
 「そのとおり!歳神様(としがみさま)が門松を見て『このお家を幸せにしよう』と、やって来るのだよ。」

■女の子
 「 門松がお家の“めじるし”なんだね!ねぇ、おばあちゃん。コレはなぁに? 」

(門松→しめ縄に、クルッとひっくり返す)

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■おばあちゃん(指差し) 
 「これは『しめなわ』と言ってね、お家の入り口に飾っておくことで悪いものたちを『あっちへ行けー!』と追い払ってくれるんだよ。
 せっかく神様がお家へ来てくれるのに、悪いものたちがいたら神様も困ってしまうからね。
 しめ縄を飾れば神様も、ニコニコ笑顔で来てくれるというわけだ♪
 さぁ、こっちのお部屋へおいで。」
 
■男の子・女の子
 「はーい!」

(男の子と女の子をテクテク歩くように左右に揺らす) 
 (しめ縄→鏡もちを持ち替え、鏡もちを見せる)

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■男の子
 「おばあちゃん。この白いお山のようなものはなぁに?」

■おばあちゃん (指差し)
 「これかい?これは、『鏡もち』と言ってね、歳神様(としがみさま)は、お家にやって来ると、この『鏡もち』をお部屋にして、お正月のあいだはココで過ごすんだ。」

■男の子
 「へぇ~。でも『鏡もち』って、おもちのことだよね?
 おもち、食べないの?」

■おばあちゃん (指差し)
 「それは、『鏡開き』と言ってね、お正月が過ぎたらお餅を食べるのさ。
 神様がお部屋にしていた『鏡もち』を食べることで『今年も1年、みんなが元気に、幸せに暮らせますように』と、神様からパワーを頂くんだよ。

(ここで鏡もち→お雑煮に、クルッとひっくり返す)

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■おばあちゃん(指差し)
 「みんながお正月に食べている『お雑煮』も、神様からのパワーが入っているんだよ。」

■女の子
 「わぁ~、神様ってすごいんだねぇ。」

(お雑煮→おせちを持ち替え、おせちを見せる)

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■おばあちゃん(指差し) 
 「さて、みんなで『おせち料理』を食べようじゃないか。」 

■女の子
 「わーい!おせち♪おせち♪
 ねぇ、おばあちゃん。『おせち料理」は、どうしてお正月に食べるの?」

■おばあちゃん (指差し) 
 「おせち料理は『おせちく』と言ってね、神様に『どうぞ食べてください』と、お供えする料理のことなんだよ。
 色んな種類のお料理を、神様と一緒に食べるのさ。」

■女の子
 「神様と一緒に食べるなんて、とっても楽しそう♪
 でも、どうしてハンバーグやカレーじゃないの?」

■おばあちゃん (指差し) 
 「せっかく神様がお家に来てくれているのに、いつも食べている物じゃ神様に失礼だからだよ。
 それに、おせち料理は『日持ち』といって、何日も腐らずに置いておける料理を作ることで、神様にゆっくりと食べてもらえるんだ。
『黒豆』に『海老』や『鯛』。料理には一つひとつ“意味”や“願い”が 込められているのさ。 
 たとえばこの『海老』は、“腰が曲がるおじいちゃん・おばあちゃんまで、長生きができますように”といったようにね。」

■男の子
 「おせち料理には、色んな意味や願いが込められているんだね。
 もぐもぐもぐ・・・この海老、とっても美味しい!! 」

(おばあちゃんをクルッとひっくり返し、笑顔の表情にする)   


■おばあちゃん (笑顔) 
 「ふふふ、それは良かった。あ、そうだ。ちょっと待っとっておくれ。」

(おばあちゃんをゆっくり歩くように左右に揺らす)

(神様はここで引く)
(おせち→年賀状に、クルッとひっくり返す)

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■おばあちゃん (笑顔) 
 「ほら、ポストに『年賀状』が入っとった。」

■男の子
 「わぁ、ハガキがたくさん!
 ねぇ、おばあちゃん。『年賀状』ってどういうものなの?」

(おばあちゃんをクルッとひっくり返し、指さしの表情にする) 



■おばあちゃん (指差し) 
 「お正月には『年始のあいさつまわり』と言ってね、親戚やお友だちなどの親しい人に『今年も1年よろしくお願いします』とごあいさつをするんだ。
 でも、遠いところに住んでいる人には、なかなか会えないだろ?
 だから、会えない人にはお手紙を送ってあいさつをするのが『年賀状』というわけさ。 

■男の子
 「だからお正月に届くよう、年賀状を書くんだね!
 お手紙でごあいさつ、ステキだなぁ♪ 」

(年賀状→こまに持ち替え、こまを見せる)

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■女の子
 「あれ?おばあちゃん、ココに置いてあるのって『こま』だよね!
 ワタシ、あそんだことある~♪ 」

■おばあちゃん (指差し) 
 「『こま回し』はお正月あそびの1つで、縁起がいいとされているんだよ。
 こまがうまく回ると、子どもが大きくなった時、 “自分で何でもできる、立派な大人になる”と言われているのさ。 

■女の子
へぇ~♪あそびにも意味が込められているんだね!
ワタシも立派な大人になれるかなぁ?

 (こま→凧に、クルッとひっくり返す)

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■男の子
 「そうだ。ボクとワタシちゃん、おうちで作った『凧』を持ってきたよ!『凧あげ』にはどんな意味があるの?」

■おばあちゃん (指差し)  
 「『凧あげ』は"子ども達が病気やケガなく無事に大きくなりますよう" と、子ども達の成長をお祈りするためにあったんだよ。
 もうひとつ、子ども達が凧あげをすることで “願いごとを凧にのせて天まで届ける”といった意味もあるんだ。」

■女の子
 「♪たこのうた♪にもあるよね!『てんまで あ~がれ~♬』って。」

■男の子
 「じゃあさ、今から公園へ『凧あげ』しに行こうよ! 」

(おばあちゃんをクルッとひっくり返し、笑顔の表情にする)

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■おばあちゃん (笑顔) 
 「せっかくだから、ボクくんもワタシちゃんも、願いごと考えてみようか。」

■男の子・女の子
 「うん!」

~ ♪たこのうた♪ を歌う ~
※歌詞は著作権の都合上、掲載できません。


-おしまい-

さいごに

いかがでしたか? 
このペープサートでは、「かどまつ」や「おせち」など、子ども達にとって普段耳にしない言葉がたくさん出てきます。
そういった単語は、ゆっくりハッキリと表現することで、子ども達にも分かりやすく伝わるでしょう♪  

セリフに合わせてペープサートを左右にユラユラ動かして、表現にメリハリをつけてみてください!
そして、楽しく分かりやすくお正月の由来を知ることで、子ども達にとってもお正月が特別な期間になることでしょう。 
ぜひ、保育に役立ててみてくださいね(^^)