12月の子ども達のお楽しみといえば…クリスマス!ドキドキワクワクの大イベントですね。今年は壁面にどんな飾りつけにしよう?と悩む保育士さんも多いのでは?
今回は、子ども達のワクワク感を盛り上げる12月らしいクリスマスの壁面、製作、おりがみアイデアをご紹介します。
【12月の壁面】1. ふわふわ毛糸を使って製作!「クリスマス飾り」
最初にご紹介をする12月におすすめの壁面は、クリスマスにぴったりのふわふわ毛糸を使って簡単にできる、クリスマス飾りです!
12月らしくかわいい壁面なのでぜひお試しくださいね。
【製作アイデア】毛糸とストローの星飾り!
まずご紹介するのは、おしゃれでかわいい「星飾り」!2つの三角を組み合わせているので、自分の好きな色の組み合わせにできます。自分のオリジナル「星飾り」を作成してみてくださいね。
用意するもの
・毛糸(好きな色)
・曲がるストロー(4本)
・セロハンテープ
・ボンド
・はさみ
毛糸とストローの星飾りの作り方
①ストローの端を5cm位切ります。長い方を使用します。
②毛糸の端をセロハンテープでストローに貼り付け、ストローにくるくる巻きます。隙間が空かないように巻いていきましょう。
④端まで巻いたら、ストローに5ミリ位の切り込みを入れ、毛糸の端を挟んで毛糸をカットします。
⑤同じものを全部で4本作ります。2色×2本作るのがおすすめです。
⑥同じ色のストローを2本使います。
ストローのジャバラ部分が近い方の端と端を合わせ、1cmほど入れ込みつなげます。
⑦写真のように、隙間ができないようつなぎます。
⑧ストローのジャバラ部分を曲げて、三角形を作ります。
上の重なった部分をボンドで接着し、固定して乾かします。
※この時、毛糸の端もボンドで貼り付けておきましょう。
⑨ ボンドで接着した部分
⑩ 残りの2本のストローも同じように。
三角形が2つ出来ました!
⑪ 2つを重ね合わせてボンドで接着し、乾いたら出来上がり!
毛糸とストローの星飾りをかわいくアレンジしよう!
以上が毛糸とストローの星飾りの作り方です。
12月のクリスマス感を演出するかわいらしい星飾り。
真ん中にゆきだるまをぶらさげたりして、アレンジしてみてくださいね。
壁面のクリスマスツリーに付けてかわいさアップ!
【製作アイデア】フワフワおひげのサンタ!
子どもたちの人気者、ふわふわおひげの「サンタ」を作ってみましょう!いろんな色で作れば、かわいいサンタ達が壁をより一層賑やかにかわいらしくしてくれますよ。
用意するもの
・色画用紙(好きな色)
・毛糸(白)
・色鉛筆(白)
・ボンド
・はさみ
フワフワおひげのサンタの作り方
①色画用紙をしずくの形に切ります。
②色鉛筆(白)でサンタのお顔を書きます。
③ 他の色で作るとこんな感じです。
④ おひげと帽子のポンポンを作ります。
白い毛糸に木工用ボンドを塗り、手のひらでコロコロ丸め、形を整えます。
⑤2で作ったサンタの顔に、ボンドで貼り付ければ…
⑥ フワフワひげのサンタの出来上がり!
色々な色で作ってみてくださいね。
壁を登る?紐やストローで簡単にできる「登るサンタ」
12月の壁面におすすめの"サンタ"ですが、ちょっと変わったサンタも作れます!
こちらは「登るサンタ」。まるで、壁を登って煙突に入っていくようですね。
見ていても楽しくなりますし、作りながらもワクワクしますよ!
【12月の壁面】2. おりがみで作ろう!「立体ツリー」
12月におすすめの壁面、続いてご紹介をするのはクリスマスは欠かせない、おりがみで作ることができるクリスマスツリーです。
子どもたちと一緒に作れる、簡単なツリーの折り方をご紹介します!小さな飾りをつけて、オリジナルのかわいいツリーも作れますね。
ぜひ、保育や実習の参考にしてみてください!
立体ツリーの折り方
①緑の折り紙を1枚使います。三角に2回折ります。
②1/4サイズの三角になりました。袋部分に指を入れてつぶします。
③裏も同じように折ります。
④点線に沿って谷折りにします。
⑤反対も同じように折ります。
⑥裏側も同じように折ります。
⑦この様な形になりました。
⑧上下をひっくりかえします。
⑨右の部分に指を入れてつぶすように折ります。残りの3つも同じように折ります。
⑩ピンクの線をはさみで切ります。
⑪ツリーのベースの形が出来ました。
⑫ピンクの線に合わせて切り込みを入れます。
⑬切り込みを入れた部分を斜め下に折ります。
⑭1枚ずつめくりながら、全ての面の切込みを折ります。
⑮このような形になります。これを広げると…
⑯ 立体ツリーの出来上がり!
【12月の壁面】3. ペタペタ貼って作ろう!「ぺたぺたクリスマスツリー」
12月におすすめの壁面、続いてご紹介をするのは作品をペタペタと貼って作るクリスマスツリーです。
まず緑の丸でツリーのベースを作ります。その丸の上に子供たちの製作物を張れば、みんなで1つの作品を作りだすことができますよ!
【製作アイデア】切り紙ツリーと雪の結晶!
次にご紹介するのは、手軽なのにおしゃれな「切り紙ツリー」と「雪の結晶」。かわいすぎてしまいがちな12月の壁面を、綺麗かつ繊細な雰囲気にすることができますよ。
用意するもの
・色画用紙(緑・黄色)
・丸シール
・毛糸
・おりがみ(水色)
・アルミホイル
・鉛筆
・はさみ
・のり
・セロハンテープ
切り紙ツリーと雪の結晶の作り方
① Aから作っていきます。
② 水色のおりがみを使います。
③ おりがみを三角に2回折り、クレープのように折ります。
④ 鉛筆で写真左のように描き、はさみで切ります。
開くと、写真右のような雪の結晶の形になります。
⑤ アルミホイルを少しクシャクシャにしてから広げます。おりがみの穴が隠れるように、裏面にアルミホイルを貼ります。はみ出る部分はカットしましょう。
⑥ 表を向けるとAのできあがり!
⑦ 次にBを作ります。
⑧ 緑の画用紙に、鉛筆で写真のようにツリーの半分の形を描きます。
⑨ 線に沿って画用紙を折り、三角に切ります。
⑩ 広げて、淵の部分を線に沿って折ります。
⑪ 横向きの線をはさみで切ります。
淵の部分まで切らないように注意しましょう。
⑫ 切った部分を下から順番に、前・後ろに広げて、真ん中に折り目をつけます。
⑬ 一番上まで広げると写真のようになります。
黄色の画用紙で星を切ります。
⑭ 星と丸シールで飾り付ければBのできあがり!
⑮ 毛糸を切り、AとBの裏にセロハンテープで貼り付ければ切り紙ツリーと雪の結晶のできあがりです!
【製作アイデア】折り紙で作る雪だるま!
雪が降り出す12月の壁面には、かわらしい「雪だるま」を張りましょう!折り紙1枚でできるので、子供たちとも楽しんで作ることができますよ!
雪だるまの作り方
①好きな色のおりがみを1枚用意します。
②三角に2回折って開き、写真のように折り線を付けます。
③上の角を中心に向かって折り、折り目をつけて開きます。
この折り目に向かって折り、また開きます。もう一度同じように折り、そのまま2回で付けた折り目に合わせて折ります。左下のような形になったら裏返します。
④線と線を合わせるよう中心に向かって折ります。
⑤右側も同じように折ります。
⑥●を合わせるように、下の角を折り上げます。
⑦裏返します。
⑧折り線に沿って下向きに折ります。
上から1cmのところで上向きに折ります。
右側の写真のようになったら裏返します。
⑨段折りになっている(指マークで指している)部分を持ち上げて、写真のように内側に向かって折ります。
⑩右側も同じよう折り、裏返します。
⑪●を合わせるように点線で折ります。
右側も同じように折ります。
⑫ピンクの1/3位のところで下向きに折ります。
⑬ピンクの線を合わせるように上向きに折ります。
⑭写真のようになったら裏返します。
⑮雪だるまのできあがり!
オブジェにもなる!いろんなキャラクターを作れる「楽しい製作アイデア」
12月の壁面におすすめのアイデアは他にもたくさんあります!ペットボトルを使った雪だるまや、フワフワ毛糸のトナカイなど、工作感覚で楽しく作れるアイデアがたくさんあります。是非子供たちと作りながら、かわいい壁面にしてくださいね!
【12月の壁面】4. ゆらゆらと揺れて楽しい!「星空」
12月は空気が澄んで夜空の星がきれいに見える季節でもあります。そんな12月にぴったりな"星空"をモチーフにした壁面をご紹介します!
飛び出す星は立体的で、壁面に飾ると揺れるところがまるでアニメーションのようです。
【製作アイデア】アルミホイルで作る飛び出す星!
12月の壁面には、綺麗な夜空を思わせる「星」を作りましょう!張り方にも工夫することで、もっと存在感がアップしちゃいます。キラキラのお星さまで、壁全体を輝かせましょう!
用意するもの
・色画用紙(紺などの濃い色)・アルミホイル・段ボール・おりがみ(金色)・油性カラーペン・はさみ・セロハンテープ
飛び出す星の作り方
①段ボールに星の形を描きます。
②線に沿ってはさみで切ります。
③切った星の下にアルミホイルを敷き、星の形に沿うようにはさみで切り込みを入れます。
④星をアルミホイルで包みます。
⑤裏返して油性カラーペンで好きな模様を描きます。
⑥次に、金色の折り紙を長方形に切り、右側から2本切り込みを入れます。
⑦5で作った星の裏にセロハンテープで貼り付けます。
⑧画用紙を細長く切り長方形を作ります。
⑨星の裏に貼り付けます。
⑩山なりになるように壁にセロハンテープで貼り付けて飛び出す星の完成!
いろいろな星を作って、保育室の壁面にたくさん飾ってみてくださいね。
12月らしい壁面を演出してくれますよ!
【製作アイデア】とっても簡単に作れるベル!
今にも音が鳴りそう!リアルな「ベル」の作り方をご紹介します。なんとプリンカップとアルミホイルを利用して制作することができます。12月の壁面が煌びやかになるので、ぜひ製作してみてください。
用意するもの
・色画用紙(りぼん用・赤など)
・おりがみ(飾り用・好きな色)
・プリンカップ
・アルミホイル
・のり
・はさみ
・セロハンテープ
ベルの作り方
①大きめに切ったアルミホイルの中央にプリンカップを乗せます。
②隙間ができないように包んでいきましょう。
③ベルの本体ができました!
④おりがみを星型に切って、ベルに付ける飾りを作ります。
星以外にも好きな形に切ってアレンジしてみてくださいね。
⑤のりを使って飾りをベルの本体に貼り付けます。
⑥画用紙(赤)をりぼんと長い四角の形に切ります。
⑦ベル本体の上に、セロハンテープで貼り付けて出来上がり!
【製作アイデア】おりがみで作るりぼん!
さらにかわいらしいクリスマスシーズンを演出するなら「リボン」の製作がおすすめ!材料が少なく、手軽に作れます。12月の壁面をキュートなものにしたいときは、ぜひ「リボン」を作ってみてください。
りぼんの折り方
①柄のおりがみ1枚と、1/4サイズの無地のおりがみ1枚を使います。
②柄のおりがみを三角に2回折り、折り目を付けて開いたら、真ん中に合わせて左右の角を折ります。
③下から1/3くらいのところで上に折り上げます。
④上の角を下の辺に合わせて折ります。
⑤このような形になったら裏を向けます。
⑥真ん中の点線を谷折り、上下の点線を山折りに折ります。
このとき、端まできっちりと折らずに中央だけをつまむようにします。
⑦こんな感じです。りぼんらしくなってきましたね。
⑧続いて真ん中の結び目部分を作ります。1/4のおりがみを半分に折り、中央でさらに半分に折ります。
⑨細長い四角ができたら、7で作った本体の中央に巻きつけてセロハンテープで固定します。
⑩りぼんの完成!
12月の壁面アイデアと製作方法をご紹介しました!
今回は12月にぴったりな、クリスマス・星空の壁面アイデアと製作方法を紹介しました。子どもたちと一緒に製作することで、楽しさも増しますよ!
12月に合わせた作品を壁面に貼り付けて、子ども達と一緒に保育室を飾り付けてみてくださいね。