お花紙を使って作る、ふわふわとした可愛い雛人形の製作をご紹介します。お花紙をそっと開く作業は、指先の機能を発達させ集中力を養います。台座は画用紙の格子編みで作ります。年齢に応じて自由にアレンジしてみてくださいね。
用意するもの
・お花紙:ピンク×2枚・赤×1枚(女雛用)
・お花紙:水色×2枚・紫×1枚(男雛用)
・色画用紙:白・黒・黄色・青(人形用)
・色画用紙:黄緑・オレンジ・紫(台座用)
・黒マジック
・えんぴつ
・ホッチキス
・はさみ
・セロハンテープ
・のり
格子編みとお花紙の雛人形を作ってみよう!
①まず【格子編みの台座】を作ります。
★保育者の準備
黄緑の画用紙を台紙に使います。
長方形に切り、写真のように2cm幅でカッターを使って切れ込みを入れます。
編む用の紙は、紫とオレンジの画用紙を細長く切ります。
※今回は2cm幅で作成しています。3歳ごろから製作することができますが、切れ込みの幅などは年齢や発達に合わせて調節しましょう。
②ここからは子ども達の製作です!
細長い紙を、台紙の切れ込みに互い違いに端まで通していきます。
③上の段と互い違いになるように、3本通します。
通し終わりの端は、台紙にのりで貼り付けて固定します。
格子編みの台座ができました!
④次に【雛人形】を作ります。
白・黒・青・黄色の色画用紙を使って雛人形のパーツを切ります。
紫を使って、吊るす紐も2本作りましょう。(最後に使います)
⑤パーツをのりで貼り合わせて、黒マジックで顔を描きます。
⑥女雛用のお花紙を用意します。
上から、ピンク・ピンク・赤 の順に重ねて横長の状態で置き、はさみで半分に切ります。
半分に切った、そのうちの一組を使います。
⑦3枚のお花紙を揃えて重ね、短い方の辺を、端から1.5cm位の幅でジャバラ折りにします。
⑧端まで折れたら、束の中心をホッチキスでとめます。
※ホッチキスが小さい場合は、束の端を少し折り曲げると中心に針を落とすことができます。
⑨ジャバラ折りにした束の端を、角が丸くなるようにはさみで切り落とします。
⑩ピンクが上になるようにして、一枚ずつそっと開きます。
※お花紙が破れやすいので注意して開きます。子ども達が集中して行えるように言葉を掛けましょう。
⑪セロハンテープを輪にして、5で作った人形に貼り付けます。
⑫男雛も同じようにして仕上げます。
⑬セロハンテープを使って、雛人形と台座を裏面で貼り付けます。
⑭4で切っておいた紐を上に付ければ…格子編みとお花紙の雛人形のできあがり!