2017保育士さんが選んだ!働きたい街ランキング大阪編

働きたい街ランキング、第8位に選ばれたのは茨木市!

大阪府北部・北摂三島地域に位置する"茨木市"は、大阪市のベッドタウンとして発展してきたエリアです。箕面市との境に研究開発や国際交流の拠点となるニュータウン「国際文化公園都市(通称:彩都)」を建設するなど、現在も街づくりへの意欲的な姿勢が見られます。JR茨木駅・阪急茨木市駅周辺にはマンションが多く、交通利便性の高い立地条件から、文教都市として根強い人気がある地域です。進化を続ける街の一方で、"茨木市"は日本でも有数の古墳群地帯という歴史ある一面も!ところが弥生時代から残る古墳など歴史的に大変貴重なものが多いにも関わらず、そのほとんどが観光地化されていません。そのため、落ち着いた雰囲気の中で見学ができると、歴史好きの間でひそかに話題となっています♪
暮らしやすさと由緒ある歴史を兼ね備えている"茨木市"、実は保育士が選ぶ働きたい街ランキングで8位に入賞する人気都市でもありました!今回は、ファミリー世代の流入が著しい"茨木市"が行う保育への取り組みと、多くの保育士が働きたくなる街の魅力に迫ります!

"茨木市"の保育施設数(平成29年調べ)

認可保育園 20カ所
認可外保育園 10カ所
幼稚園 28カ所
認定こども園 31カ所
地域型保育事業 19カ所

◎待機児童ワースト入りから、復活へ向けた取り組み

住みやすい街づくりの結果、"茨木市"の人口は年々増加し、深刻な保育園不足が続いていました。大阪府内でも上位に入る待機児童の多さを受け止め、市は保育事業全体の向上を目指し、積極的な取り組みを開始。その結果、平成28年度に100人を超えていた待機児童数が、平成29年度には58人にまで減少しました。"茨木市"は保育への取り組みを成功させたモデル都市として、今後も目が離せない地域といえるでしょう。

1)保育士の保育施設優先入所案内

保育士確保の対策として、茨木市内で認可を受けている保育施設において規定の勤務時間を超える保育士が、自身の子どもを優先的に保育所に入所させることができるという制度です。「働きたいけど、子どもを保育所に預けることができないために復帰できない・・・」という子育て世代の保育士さんにとって、実用的かつうれしい取り組みとなっています◎子育てと仕事の両立を叶えるため、今後も継続的な実施が期待されています。

2)在宅子育て家庭支援保育士の設置

"茨木市"は、地域における子育て機能の充実を目指し、在宅子育て家庭支援保育士の役割を重要視しています。主な仕事は、家庭訪問を行い子育てに関する相談に応じるというものです。地域に根差した保育や、子育てに悩む家庭の支援など、保育士としての豊富な経験が求められるでしょう。その分得られるやりがいも大きく、自己の成長を感じながら働くことができます。保育士として新たなステップを踏み出すなら、在宅子育て家庭支援保育士の道も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

完全な待機児童解消に向けてさらなる保育施設の開設・定員数の拡大が望まれる"茨木市"では、保育士への需要はこれまでよりも高まっていくと予想されます。求人数が豊富にあることで、保育士にとっては自分に合う園を見つけやすいというメリットも♪関西エリアの中では比較的に高い給与水準もポイントです!
保育環境のさらなる向上が期待できる"茨木市"で、自分らしく働きたいという保育士の声の高まりが、第8位にランクインした理由といえるでしょう。

◎圧倒的な交通利便性で通勤ラクラク!

平成26年に、"茨木市"は茨木市総合交通戦略を発表しました。これは、"茨木市"を訪れる人・市内に住む人の全てが、市内を自由に移動できるような交通体系の整備を目指すものです。"茨木市"は国土軸上に位置し、大阪府内や他府県に通じる地域幹線が縦横に交わっているため、広範囲の交通利便性が特長です。長期的な見通しの上、さらなる利便性を図るために、「(仮称)JR総持寺駅」の開業が予定されています。また"茨木市"の玄関口である「JR茨木駅」のリニューアル工事も進められています。どちらも2018年春に完成予定となっており、"茨木市"はさらに快適な街になるでしょう。大阪・梅田または京都からの所要時間は、JR・阪急ともに20分前後。某サイトによると、女性の理想的な通勤時間は15分~30分というデータが報告されています。長すぎず短すぎない通勤時間なら、SNSのチェックや園の行事の下調べなど、有効的な過ごし方ができますね♪今後も積極的なインフラ整備が続く"茨木市"で、ストレスフリーな通勤を叶えましょう◎

利用できる交通機関
■JR西日本
■阪急電鉄
■大阪高速鉄道(モノレール)
■阪急バス
■近鉄バス
■京阪バス

◎週末歴女デビュー!"茨木市"歴史観光のススメ◎

1)太田茶臼山古墳(おおだちゃうすやまこふん)

茨木市太田にある「太田茶臼山古墳」は5世紀中期に造られたとされる前方後円墳です。全長は226mもあり、周囲を濠に囲まれた姿は圧巻の一言に尽きます。濠とは、灌漑時のために造られた溜め池です。底や側面に粘土などを厚く塗り、水が漏れないような工夫が施されています。およそ1500年前の古墳時代に、このような土木技術が存在していたとは驚きですね。古代ロマンを感じられる、茨木市屈指のおすすめスポットです♪

2)おさん・茂平恋道中碑(おさん・もへいこいどうちゅうはい)

茨木市山手台・茨木サニータウン内の幹線道路沿いにある「おさん・茂平恋道中碑」は、大阪小町とうたわれるほどの美人なおさんと、嫁ぎ先の奉公人である美男子・茂平の恋物語ゆかりの地です。現代でいう不倫の末、罪に問われた二人はかけおちを決行。逃亡の末、叶わぬ恋と思い知り、ともに心中を果たした伝説の場所とされています。井原西鶴や近松門左衛門も題材にしたという悲恋の実話です。切ない恋物語に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

2017年決定版!"茨木市"で保育士に人気の保育園ベスト5!

第1位・社会福祉法人秀幸福祉会 認定こども園 ちとせ学院(定員:130名)

阪急総持寺駅より徒歩5分の「ちとせ学院」は、国際モンテッソーリ協会に認められた国際資格取得者を各クラスに配置するなど、本格的なモンテッソーリ教育に注力している認定こども園です。土日祝休み、高給与、資格手当といった待遇面も充実!定員数の多い園で経験を積みたい・モンテッソーリ教育を学びたいという保育士から、現在人気急上昇中です♪

第2位・社会福祉法人つつみ会 たんぽぽ学園(定員:90名)

茨木市玉櫛にある「たんぽぽ学園」は、南茨木駅すぐの駅チカ立地や、土日祝休み、残業少なめなど、保育士の理想が叶う認定こども園です♪保育面においては、大阪府知事認定の『スマイルサポーター』という支援員を配置するなど、独自の保育理念が確立しています。子どもの人権の尊重や、地域密着の社会貢献という理念に共感した保育士から高い注目を集めています!

第3位・社会福祉法人山善福祉会 認定こども園 いぶきの丘学園(定員:90名)

茨木市東太田の「いぶきの丘学園」の特長は、なんといっても驚きの賞与5ヶ月分!日々のがんばりが目に見える形で返ってくることは、モチベーション維持のためには大切なポイントですよね♪育児休暇など長期的に働ける環境整備のほか、専用社宅完備といった単身者へのフォローも徹底しています!万全のバックアップ体制のもと、子どもの感性を重んじるあたたかみのある保育ができると話題沸騰中です♪

第4位・合同会社Total Life ポッポ保育園下穂積校(定員:18名)

「ポッポ保育園」の魅力のひとつは、JR茨木駅・大阪モノレール宇野辺駅より徒歩圏内の駅チカ立地に加え、職員用の駐車場を完備する通勤利便性です!家庭的な園舎の中で、じっくりと子どもに向き合う小規模保育が行われています。保育士同士のチームワークも良好で、充実した教育体制が自慢の認可保育園です!笑顔あふれる環境の中で長く働きたいという保育士から根強い支持を受けています♪

第5位・社会福祉法人智恩福祉会 中穂積敬愛保育園(定員:152名)

JR茨木駅より徒歩10分の「中穂積敬愛保育園」の自慢は、複数園経営という安定した運営力。母体がしっかりしているからこそ、充実の待遇と福利厚生が実現しています。単身用・世帯用の社宅も完備しているため、茨木市への移住を考えている保育士の強い味方といえるでしょう。未経験・ブランクのある保育士が働きやすいような、アットホームな保育環境も人気の秘密です♪