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チャイルドマインダー
チャイルドマインダーって、どんな仕事だろう?
幼児保育に携わる人なら良く耳にする言葉かもしれませんが、まだ一般的には認知度の高くない仕事ですね。チャイルドマインダーとは、いわゆる「少人数向けの保育士」です。保育所や幼稚園とは異なり、家庭的な保育サービスをモットーとした少人数保育のスペシャリストといえるでしょう。もちろん保育士や幼稚園教諭のスキルアップとしても役立つ資格です。
近年、幼児保育を取り巻く状況は大きく変化しました。都市部では幼稚園や保育所の数が足りず、待機児童があふれているというニュースを目にしますね。保育士の絶対数も足りず、どこの保育施設もパンク寸前の状態です。そこで子供の「個」を大切にし、心の自立を促すような保育が注目されているのです。学習塾でいうところの集団授業でなく個別指導ですね。日本の保育事業の拡大が求められる中、チャイルドマインダーのニーズも大きく高まっているのです。まだ日本では馴染みのない仕事ですが、イギリスでは100年以上の歴史を持ち、60年前から国家資格として認定されているメジャーな職業なのです。
ここで保育士との違いを見てみましょう。まず預かる子供の人数です。保育士は4歳児なら30人まで、チャイルドマインダーは最大4人までです。次に子供を預かる場所です。保育士は保育所の施設内ですが、チャイルドマインダーの場合は様々で、施設型と訪問型の両方があります。
どういう場所で働くの?
保育士がチャイルドマインダーの資格を取得すれば、やはり主には保育所や幼稚園などの保育施設になります。前項でも挙げましたが、今は「個」を大切にする少人数保育のニーズも増えています。少人数コースを導入する保育施設やその支部などがあれば、チャイルドマインダーの資格保有者はたいへん重宝されるでしょう。
保育士以外でチャイルドマインダーを専業とするなら、近隣の保育ルームに登録することも可能です。自宅に保育ルームを開設するパターンもあります。またベビーシッターのように直接利用者の自宅へ行って保育する訪問型も可能です。結婚などの理由で保育所を退職した後でも、何かしら役立つ資格といえるでしょう。このようにチャイルドマインダーの働き方は自由度が高くて多様です。