保育士さんは同僚だけでなく、園長さん、保護者、子どもなど…たくさんの人間関係が関わってくる仕事
です。仕事で最も悩む理由は、「人間関係」という人も多いはず。今回は保育士さんの人間関係事情についてご紹介します。最後には転職したい人への情報もありますよ! もうめんどくさい!保育士さんが人間関係に悩む理由とは?
保育士さんは子ども相手のお仕事ですが、園長先生や先輩、同僚、保護者など人間関係が多く関わってきます。給料や保育方針などは事前にわかりますが、人間関係は働いてみないとわかりませんよね。仕事内容が大変でも、人間関係が良好であれば「頑張ろう」と思えるという人も多いはず。反対に、仕事内容は大変ではなくても、人間関係が良くなければ「辞めたい」と思う人も多いですよね。特に保育士の新人さんは、人間関係に疲れてしまい、退職してしまうことも多いそうです。保育士さんが最も悩む人間関係を体験談を交えながら、ご紹介します。
園長先生との人間関係
職場のトップであり、会社で言う社長にあたる園長先生。私立の保育所・保育園での保育理念や保育方針は園(園長先生)によって異なります。職場のルールなどもトップの園長先生によって決められます。
私の働いていた保育園には独自の決まりがありました。
1.保育士は私服で保育すること。ただしジャージ、キャラクターのイラストが描かれた服は禁止
2.キャラクター(アンパンマンやディズニーなど)に頼って遊ぶのではなく、うさぎやくまなどの動物や、花や草など自然のものを使うこと
3.冷暖房器具は同時に使用すると電気代がかさむため、時間をずらしてつけること(0歳児は9時台、1歳児は10時台、2歳児は11時台など。0~2歳児のお昼寝の際はつけて良い)
4.年に1度園長先生が推薦する教育本を3万円程度購入しなければならない
5.全園児の保護者(父、母)の職業を覚えること。自分のクラスだけでなく、他のクラスの保護者と廊下ですれ違った際に挨拶プラスなにか一言声をかけ、クラス担任だけでなく保育園全体で保育していることを知ってもらう
上記の内容は就職する前の園見学では分からない部分であり、働いて初めて知った部分でした。キャラクターものが好きな子どもたちに、それを使わず遊びを考えることもかなり苦労しましたし、少ない給料の中から大して読まない本のために3万円の出費もかなり痛手でした。また、個人情報は持ち帰れないため、残業したり、休憩中に保護者の職業を暗記したり…とても大変でした。
就職して1年目が終わる頃には、園長先生のルールに疑問や不信感が募っていました。保育園はここだけではなくたくさんあるし、ここに執着して苦痛やストレスを抱えて働き続ける必要はないと思いました。きっと自分に合う保育園はあるはずだと信じて退職しました。
保育士同士の関係
保育士さんはほとんどが女性の職場。たくさん女性がいれば合う合わない人がいることは承知ですが、それだけでは割り切れないこともたくさんあります。また、保育士には同僚だけでなく、先輩もいるので、そちらの人間関係ももちろんあります。
保育士の中で一番のベテラン先生がクラスの責任者だったのですが、その先輩は気分の起伏が激しく、また子どものケガにとても敏感で、ケンカで引っ掻かれたり噛まれたりする子がいるとその場に居合わせた保育士に大声で怒鳴ることもありました。機嫌が良い時は雑談してきたり、笑顔で話かけてくるのですが、機嫌が悪いと挨拶をしても無視されることもありました。怒鳴った日の帰りにロッカーで会うと「今日怒鳴ったこと気にしている?私のこと嫌いにならないでね」と言う先輩に苦笑いするしかありませんでした。保育することよりも常にケガをしないように見ているだけで精一杯。子どもにも保育士にも怒鳴る先輩にビクビクし、緊張感が抜けず、帰宅すると毎日疲れ果てて眠っていました。
また、新人の保育士さんは先輩より早く帰ると次の日「昨日先帰ったよね?私が残っているのになんで手伝いに来ないの?」と注意されます。7時からの早番で17時に勤務を終え、残業で自分の仕事を終わらせて20時を過ぎていても、先輩が残っていれば「なにかすることはありませんか?」と聞きにいかなければならず、先輩が「もう帰っていいよ」と言うまでは帰れませんでした。
保護者との関係
保育士さんには保護者との人間関係
もあります。送迎などでしっかりコミュニケーションを取り、人間関係を構築していかなければなりません。また、保護者の“ママ友”同士にも人間関係があるので、様々な配慮が必要になってきます。勤務中は常に人間関係に気を張り、疲れてしまうことも多かったです。 保育士の人間関係は改善できる?
保育士さんの人間関係の悩みは珍しいものではありません。必ずどこにでもありますし、自分で解決していけるものではありません。また、事前に認識して避けるのがなかなか難しい問題でもあります。周りの友人に相談をしても問題自体の解決に繋がるわけではありませんし、精神を削って無理をするよりはきっぱりと辞めてしまった方が得策な場合もあります。だからといって、資格を取ってせっかくなれた保育士という職業を辞める決意をするのも時間がかかりますよね。ストレスのない明るい職場で働くことができるなら、保育士を続けたいと考えている方も多いはず。
辞めると決めたが、保育士の仕事は続けていきたい……。次は同じような経験を絶対にしたくない……。
そんなあなたのサポートをさせていただくのが、我々、保育士ワーカーです!
人間関係に疲れた!辞めたいと思ったら保育士ワーカー
人間関係に疲れた…そんな時は転職を考えていいんです。でも、保育士は続けたい!そんな人には保育士ワーカーがおすすめです。
保育士ワーカーでは、保育園側に細かい情報まで開示することを徹底しております。園内の雰囲気、先生方や親御さんとの人間関係などを事前に細かく把握しておくことで、入職後に「思っていたのと違う」となることを防ぎます。また、保育士ワーカーでは他にも、エリア別の担当者による迅速な対応、必要に応じた個別面談、履歴書や面接対策、さらには入職してからのフォローなど、数々のサポートを行っております。万が一入職後に職場の雰囲気にあまり馴染めなかったり問題が起こったりした場合でも、私どもが責任を持って対応させていただくので、ご安心ください!私たちと一緒に、満足のいく職場選びをしてみませんか?
▲保育士さんの転職は保育士ワーカーへご相談ください☆
人間関係に悩んだら、転職してもOK!
人間関係の悩みは大きなストレスに繋がります。保育士さんの仕事は人間関係とは切り離せません。ですが、職場を変えれば人間関係が良好になるケースも少なくはないです。なので、人間関係に悩んでいる保育士さんは転職を考えてみても大丈夫。一度きりの人生、悔いのないように仕事をしていきましょう。