【4歳児との接し方】反抗期に4歳の壁~上手に向き合うためには~

しかしながら、じつは子どもたちも、自身の変化に心が大きく揺れ動いています。今回は複雑な成長の過渡期にいる4歳児の発達について、詳しく学ぶとともに、4歳児との向き合い方、接し方のポイントをご紹介していきます!
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4歳児の発達の目安をチェックしよう!
身長・体重はこれくらい!
◆4歳(0~6ヶ月)の成長目安(男女別)◆ | |
男子 | 身長:95.0cm~109.5cm(中央値:101.8cm) |
女子 | 身長:93.8cm~108.1cm(中央値:100.8cm) |
◆4歳(6~12ヶ月)の成長目安(男女別)◆ | |
男子 | 身長:97.8cm~113.0cm(中央値:104.9cm) |
女子 | 身長:96.5cm~111.4cm(中央値:104.1cm) |
高い運動能力が身につく時期
- ◆4歳児ができるようになることの目安◆
- 片足でケンケンができる
- でんぐり返しができる
- スキップができる
- 走る際や歩く際にスピードや動きをコントロールできる
- 三輪車でスピードが出せる
- しゃがんだまま前進できる
手先が器用になる
- ◆4歳児ができるようになることの目安◆
- ボタンのかけ外しができる
- ハサミで形を切り抜くことができる
- かた結びができる
- かんたんな図形を描くことができる
基本的な生活習慣が身につく!
- ◆4歳児ができるようになることの目安◆
- 自分で衣服を着る
- 歯磨きをしてうがいができる
- 排泄やトイレの始末が自分でできる
- おもちゃなどの片づけができる
- 衣服をたためる
- 鼻をかむことができる
- 箸を使うことができる
知能と言語が発達する
言葉の数も増え、日常的な会話はほとんどできるようになってきます。
- ◆4歳児ができるようになることの目安◆
- 過去、現在、未来を理解し言葉を使い分ける
- 言葉が増えておしゃべりがさかんになる
- 想像力が豊かになり想像でお話を考えて話すこともある
- 歌の歌詞や絵本のストーリーを覚える
- うそをつくこともある
- 大きい、小さいなどの比較の理解がすすみ言語化できる
- 1から10まで程度の数を数えられる
- 因果関係が理解できる
社会性が身につく
時にケンカになってしまうことも増えますが、その経験がとても大切。「相手の気持ちを汲む」「自分たちで解決する」といった力を育みます。
4歳児の対応で重要な2つのポイント
◆ポイント1◆子どもにも親にも立ちふさがる「4歳の壁」
しかしながら、これらの認識はある時突然、完璧なものになるわけではありません。4歳児はその変化のなかで不安や戸惑いを感じながら、成長をしているのです。
この成長の過渡期においては、自分の感情がうまくコントロールできないことがあります。
急にかんしゃくを起こしたり泣いたりしてしまう、反抗したかと思ったら急に甘えるようになるなど、脳の成長は4歳児の心におおきな葛藤をもたらしており、その現象は「4歳の壁」と呼ばれています。
◆ポイント◆親や保育士を悩ませる4歳児の反抗期
- ◆4歳児の反抗期◆特徴的な行動の例
- 「バカ」など人を傷つけるような言葉を使う
- わがままになる
- 「今やろうと思ってたのに」など親や保育士のいうことに反抗する
- 指示されることを嫌がる
- 話を聞かないふりをする・無視する
- 気に入らないと暴れまわる・泣き出す
- 要求が通らないとふてくされる
- 言い聞かせようとしても「なんで?」「どうして?」と質問攻めにする
- 保育園や幼稚園に行くのを嫌がる
- 叩くなど暴力的になる
- 赤ちゃん返りをする
4歳児の反抗期は成長している証拠!
今まで以上に言葉や理解力などが発達して、できることが多くなっていく4歳児ですが、「自分でやってみたい」ことと、実際にうまくできることとにはまだギャップがあります。そこにイライラしてしまったり、その苛立ちをうまく表現できないために、反抗期特有の行動があらわれるのです。
4歳児との接し方で気をつけるべきポイントは?
ここからは4歳児と接していくうえで、どのような点に気をつけるべきか、具体的にご紹介していきます!
◆頭ごなしに叱らず話を聞こう
◆ワンポイント◆ |
空想上の話をあたかも現実のように話すこともあり、大人にとっては「嘘をついている!」と感じるかもしれません。 |
◆自分でやりたい気持ちを応援してあげよう
◆かんしゃくには提案も必要
◆ワンポイント◆ |
なぜ自分が泣いているのか、かんしゃくをおこしているのか、自分自身でも理解できていない場合があります。 |
◆「なんで?」「どうして?」にはなるべく答えよう
◆ワンポイント◆ |
短い回答でもよいので、できるだけ親身になって子どもの質問に答えてあげましょう。その経験は子どもの好奇心を育み、「受け入れてもらえている」という安心感を与えてくれます。 |
◆よくない言葉には過剰反応しない!
◆ワンポイント◆ |
いけないと伝えることは大切です。きちんと理由を説明しながら使ってはいけないことを説明しましょう。 |
◆ついてはいけない嘘をつく場合は?
◆ワンポイント◆ |
たとえばおもちゃを壊して自分ではないと嘘をついていたら、「もう遊べなくなってしまって悲しいな。」などと、気持ちを伝えるとよいでしょう。 |
◆大人あつかいしすぎない
自分でやる!と言ったのにうまくできないと「ほら言ったじゃない!」とイライラしてしまいがちですが、やろうとしたことを認め、できなかったところでなくできた部分をほめてあげましょう。
◆甘えたいときには甘えさせてあげよう
◆ワンポイント◆ |
ママやパパ、保育士さんなどに身近な人に甘えることで得られた安心感は、再度成長に向かっていく力になるでしょう。 |
◆他人とは比較しない
◆ケンカは社会性を身につけるチャンス
◆ワンポイント◆ |
支援が必要な時には、両者の言い分をきちんと聞いて、受け止めたうえで「どうしてケンカになったのかな?」「どうしたらよかったかな?」など、自分たちで考えられるようにサポートしましょう。 |
◆もしもイライラしてしまったら…
言葉だけは達者だけれど、まだまだ行動がそれに追いつかない…そんな姿もかわいいものだと、少し落ち着くことができるかもしれません。
4歳児にぴったりの遊びは?絵本は?
◆おすすめの戸外遊び◆ |
●ケンケン遊び |
広い園庭ならば鬼ごっこも運動能力の向上に役立ちます。また、シャボン玉も自分たちでしゃぼん液を作ることで、子どもたちの好奇心をくすぐることができるでしょう。
◆4歳児おすすめの室内遊び◆ |
●連想ゲーム |
また手先の器用さを養うために、どんぐりなどを器に入れていき、こぼした人の負け!といったゲームを楽しんだり、だるまさんが転んだの要素で、鬼が指定したポーズをとるゲームや、フルーツバスケットなど、ゲーム性のある遊びを取り入れてみてもよいでしょう。
ハサミやテープも器用に使えるようになるので、行事の際などは、制作に力を入れるのもよいですね。
編集者より
4歳児にとって、まだ世界は「はじめてのこと」ばかり。だからこそ彼らの成長をあたたかく見守り、うまくいかないときには、その不安や悔しさを受け止めてあげることが大切ですね。
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【2歳児との接し方】魔の2歳児?イヤイヤ期の気持ちに寄り添うためには
【3歳児との接し方】イヤイヤ期・反抗期とうまく向き合うコツ
【5歳児との接し方】~小学校へ向けて~自ら考える力を育むかかわり方とは?
参考文献・サイト
- 幼児教育「まいとプロジェクト」『4歳の発達 目標と目安』(2018/7/20)
- the0123アート子育て研究所『4歳』(2018/7/20)
- 『保育の引き出し ゲーム性のある遊び』(2018/7/20)
- 絵本ナビ『4歳から5歳におすすめの絵本 いろんな「きもち」と出会える絵本』(2018/7/20)
- ピコプレ『子供の成長の転機、4歳の壁を親子で乗り越えよう!』(2018/7/20)
- SHINGA FARM『4歳児は心が揺れている!「4歳の壁」の正しい対処法とは?』(2018/7/20)
- ベネッセ 教育情報サイト『どうする?!主張の増える4歳児!反抗期への対応方法』(2018/7/20)
- スクスクのっぽくん『4歳児の体(身長・体重)の成長・発達・発育・特徴について』(2018/7/20)








